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フランス語3

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令和2年度以降入学者 フランス語3
令和元年度以前入学者 フランス語3
教員名 近藤美紀
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(遠隔で受講する学生に対してはzoomによる同時双方向型授業)。課題の指示は授業内で行いますが、必要に応じてBlackboardで課題の提示を行う場合もあります。
Blackboard ID 20230409
授業概要 フランス語を初めて学ぶ学生のための文法入門の授業。これまで英語を唯一の外国語として学んできた学生が、2つ目の外国語としてフランス語を学び始めるための導入の学習。基本的な発音、アルファベット、綴り字の読み方から始めて、平易なフランス語表現を通してフランス語の基本的な構造、文法規則を修得する。
授業のねらい・到達目標 まずは挨拶や自己紹介、綴り字と発音の規則から始めて、基礎を身につけていきます。日常的なやさしいフランス語のやり取りを、聞き、話し、読み書きできるようになることを目標とします。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部のDP及びCPの2、3、6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式:【講義】
①文法の説明・練習問題が組み合わさった教科書を使い、フランス語の基礎力を身につけていきます。例文の発音練習も行い、声に出すことで発音を身につけ、耳を鍛えていきます。文法は、練習問題をこなすことで定着を図ると同時に、自分がきちんと理解したかを確認しながら進めていきます。
②木曜5限に対面形式で授業を実施します。
対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生は、事前にメールで教員の許可を得た上でzoomでの参加を認めます。なお、許可を受けずにオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とします。
zoomでの参加を認める要件:
日本に入国できない留学生
基礎疾患があり、通学に不安を感じる学生
精神的な理由等により通学に不安を感じる学生
新型コロナウィルスの感染者・感染が疑われる者、及び濃厚接触者(ワクチンの副反応による体調不良は対象外)

※風邪や頭痛、腹痛などの一般的な体調不良、及びケガなどは、zoomでの参加要件を満たしません。

※オンラインで参加する学生も、当たった場合は、練習問題の回答を言ってもらったり発音をしてもらったりしますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。発言できない環境での視聴は、基本的に授業に参加しているとはみなしません。
③練習問題や動詞の活用練習などを課題として出します。練習問題については、次回の授業内で当てた人に答えてもらいます。
なお、オンラインで参加した学生に対する課題の内容や提出方法については、Blackboard上で指示・提出の受け付けをします。
④課題については授業内で解説・全体講評を行います。
⑤分からないことがあったら、授業内はもちろん、メールででもいいので気軽に質問してください。
⑥到達度を確認するため、学期末に授業内テストを実施します。また、期末テストだけでなく、必要に応じて動詞の活用や単語などの小テストも行います。対面参加の学生は教室で、遠隔での参加の学生はオンラインで行います。公正を期すため、両者の試験の内容や制限時間などの実施条件は異なるものとします。
履修条件 フランス語3(前期)・フランス語4(後期)は同一教員の授業を受講すること(再履修の場合は除く)。
当科目は50名までの履修者制限を設けます。初回授業の時点で登録者が50名を超えた場合は抽選を行います。抽選の方法は初回授業で周知します。
初回の授業に必ず出席してください。やむを得ない事情がある場合は除き、欠席した学生は抽選の対象外とします。
2回目の授業後に履修登録をした学生は抽選対象外とします。
授業計画
1 ガイダンス (フランスとフランス語の基礎知識) 簡単な挨拶をフランス語で言えるようにする。アルファベットの読み方を学ぶ(Leçon0)。(A-2-1)
【事前学習】フランス語がどこで(国、分野など)使われているか、フランス語由来の単語にはどんなものがあるかをネットなどで調べておく(A-2-1, A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】フランス語のアルファベットと挨拶の表現の発音を練習する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
2 綴り字と発音の関係を理解する(Leçon0)。(A-3-1)
【事前学習】挨拶で使われている語の読み方の規則性を考えておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】音声データも使いつつ教科書に出てきた単語を音読し、綴り字と発音の規則を復習する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
3 名詞の性・数と冠詞について学ぶ。1〜20まで数えられるようになる。(Leçon1)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】綴り字と発音の規則を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】3つの冠詞を、それぞれの用法の違いを意識しながら復習する。音声教材も活用しつつ、1〜20までの数詞を、発音しながら書く練習をする。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
4 様々な提示表現を使えるようになる。(Leçon1)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】名詞の性数を意識しながら、3種類の冠詞を名詞と組み合わせみる。(A-3-1, A-6-1) (0.5時間)
【事後学習】3種類の冠詞+名詞を提示表現と組み合わせて文章を作ってみる。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
5 主語人称代名詞と英語のbe動詞にあたる動詞êtreの現在形の活用を学ぶ。所有形容詞を学び、「誰々の〜」と言えるようにする。(Leçon2)。(A-6-1)
【事前学習】提示表現のうちの「これ(ら)は〜だ」の表現を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】人称主語代名詞と組み合わせて、êtreの活用を発音しながら書いて練習し、暗記する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
6 前置詞àとdeとその縮約形を学び、自分がいる場所や出身地を言えるようになる。21〜31までの数詞と月名を学び、日付を言えるようになる。(Leçon2)。(A-6-1)
【事前学習】所有形容詞を復習しておく。日本語化している「ア・ラ・〜」や「オ・〜」を使った単語や表現を探してみる。 (0.5時間)
【事後学習】前置詞àとdeとその縮約形を復習する。音声教材も活用しつつ、月名と21〜31までの数詞の綴りと発音を暗記する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
7 英語のhaveにあたる動詞avoirの現在形の活用と、それを使った様々な表現を学ぶ。年齢を言えるようになる。否定文について学ぶ(Leçon3)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】定冠詞とこれまで学んだ名詞を使って、前置詞àとdeの縮約形を作ってみる。 (0.5時間)
【事後学習】avoirの現在形の活用の綴りと発音を暗記する。êtreとavoirの活用を否定形で言ったり書いたりできるようにする。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
8 疑問文の作り方を学び、質問できるようになる。数量表現と、100までの数詞を学ぶ。(Leçon3)。(A-3-1)
【事前学習】これまで学んだ冠詞・数詞と名詞を使って「誰々は〜を持っている」という文章と、その否定形の文を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】数量表現と100までの数詞を暗記する。疑問文の作り方3パターンを見直しておく。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
9 形容詞とその性数一致について学ぶ。国籍を表す形容詞と国名を学び、自分や他者の国籍や出身国を言えるようになる(Leçon4)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】1つの疑問文を他の2パターンにも作り替えられるようにしておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】音声教材も活用しつつ、形容詞の性数一致の変化の仕方と、その綴り・発音を復習する。国籍を表す形容詞と国名を暗記する。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
10 指示形容詞について学ぶ。職業や身分を表す形容詞を学び、自分や他者の職業を言えるようになる(Leçon4)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】様々な人称代名詞+êtreに形容詞を組み合わせて文を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】自分や他者の国籍や職業を言えるようにしておく。(A-6-1) (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
11 er動詞と-ir動詞の活用規則について学び、住んでいる街や好きなことを言えるようになる(Leçon5)。(A-6-1)
【事前学習】指示形容詞を見直し、これまで学んだ名詞と組み合わせてみる。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】授業内で学んだ-er動詞の現在形の活用を暗記する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
12 序数詞について学ぶ。副詞について学び、程度の表現を含んだ文を作れるようになる(Leçon5)。(A-6-1)
【事前学習】今回学んだ動詞に、これまで学んだ冠詞+名詞を目的語として組み合わせて文を作ってみる。20までの数詞を見直しておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】これまでに学んだ動詞に副詞を組み合わせてみる。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
13 これまでに学んだことを復習する。
【事前学習】これまでの総復習をし、分からない点があれば、授業で質問できるようにまとめておく。 (1時間)
【事後学習】授業内容を踏まえたこれまでの総復習。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
14 授業内テストを実施する。前期の授業内容の総括をする。
【事前学習】これまでの復習。単語や動詞の活用の暗記をする。 (2時間)
【事後学習】テストで分からなかったところを教科書で見直す。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
15 前週の試験について解説を行う。
【事前学習】テスト内容や過去の授業を振り返って疑問点を列挙しておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内の解説を踏まえて、改めてこれまで学んだことを復習する。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
その他
教科書 倉方健作 『『ミニマル フランス語文法』』 朝日出版社 2021年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末の到達度確認の試験の結果で評価する(70%)、授業参画度:授業への参加状況、当てられた時にきちんと答えられるか、会話文を発音規則に則って読めているか、課題をきちんとやってきているかなどで評価する(30%)
文法メインの授業ではありますが、発音やヒアリングも行い、読む・書く・聞く・話す、の総合的なバランスを重視します。ただ出席するのではなく、積極的に発音することで、フランス語の音やリズムにも慣れるようにしてください。また、文法を学ぶ際には、とりわけ語の並び順や文の構造を意識しながら理解することを心掛けてください。
授業中でも授業後でもいいので、分からないことがあったらそのままにせずに質問をし、疑問点を解消した上で次の授業に臨めるようにしてください。
なお、遠隔で受講する学生に関しては、授業への参加状況はzoomの視聴状況と課題の提出によって評価します。また、授業中に当たった場合は、対面の学生同様に発言をしてもらいます。その内容も評価対象となりますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。授業内テストもオンラインで行いますが、問題や制限時間など、実施方法に関して対面の学生とは異なるやり方を取ります。
オフィスアワー 質問は授業内、あるいはメールで受け付けます。後者に対する回答は、直接返信するか、授業時間内で解説の時間を設けます。

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