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スペイン語5

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令和2年度以降入学者 スペイン語5
令和元年度以前入学者 スペイン語5
教員名 有田美保
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業


土曜2限
Blackboard ID 20230472
授業概要 スペイン語1,2で学習した文法項目を柱に、初級段階で網羅できなかった事項や表現を体系的に学び、隙のない文法力と言語学的洞察力を習得していく。いよいよラテン語系特有の文構造が導入される段階となり、言語学的知見を深めるようになっていく。
授業のねらい・到達目標 既習の文法事項を俯瞰的に確認しつつ、より高度な表現を身に着けるとともに語彙力を確実なものにして、学生生活や自分の思いをスムーズに表現できることを目指す。講読を通してスペイン語圏の文化や習慣にも馴染み、スペイン語話者と出会った際に、相手の話を傾聴しスペイン語で共感・同調できるようになることを到達目標とする。

世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状及び相互関係を、自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2)
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
この科目は文理学部のDP及びCP2,3に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】


●教科書に沿って教員が解説し、受講生は授業中に練習を重ねることで身につけていく。
●各講義内で提示される課題(文書・音声)を審査する(直接返却またはBlackboardを用いてフィードバック)。
●講義理解度を確認するために、<講義ノート>および<テキスト書き込み>両方の撮影画像を求める場合がある。
●レベルに見合う語彙力を示すために、<単語自習帳作成(手書き)>を毎回の講義の事前学習として課し、その撮影画像を求める場合がある。(※『新出単語リスト』(要ダウンロード(無償))の毎回の指定範囲の全単語を、順番を崩さずに手書きでノートに書き写したものとする。)
●スペイン語独自のアルファベット等の入力方法に関しては、Blackboardにマニュアルを置く。講義内のアナウンスを参考にした簡便的な表記方法も認めている。


■対面授業に参加できない学生の代替方法、要件■
期を通じて対面授業に参加できない学生は、遠隔授業の方法をとってもらう。
(留学生において入国についての情勢、診断書のある基礎疾患等、正当な理由によるものに限る)
学期開始前に教員宛てにメール連絡をし、zoomによる個別面談の上で事前に申請のこと。

期の途中で対面授業に参加できない回が生じた者についても、上記の手続きにより申請するものとする。
履修条件 大学の方針により、履修希望者多数の場合に初回授業において抽選を行う(スペイン語7同時履修者や4年生等を優先させる。
抽選を行なった場合には、それ以降履修希望者があっても受講許可はしない。

原則的に聴講を認めない。
授業計画
1 オリエンテーション、スペイン語2の語彙を用いたアクティビティ(A-2-2)
【事前学習】本シラバスの全体の確認・教科書および配布資料の準備(ダウンロードや印刷の必要なものは完了させておく) (1時間)
【事後学習】第1回講義ノート整理・第1回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 第9課 gustar型動詞【解説】 (A-3-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第9課gustar→invitar) (1時間)
【事後学習】第2回講義ノート整理・第2回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
3 第9課 gustar型動詞【演習】 (A-3-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第9課fruta→jugar) (1時間)
【事後学習】第3回講義ノート整理・第3回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 第9課に関するグループ・ワーク(A-5-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第9課amor→Copa del Mundo) (1時間)
【事後学習】第4回講義ノート整理・第4回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 第9課に関する会話アクティビティ(A-2-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第9課moda→venda) (1時間)
【事後学習】第5回講義ノート整理・第5回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 第10課 再帰構造1【解説】 (A-5-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第10課me→peinarse) (1時間)
【事後学習】第6回講義ノート整理・第6回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 第10課 再帰構造1【演習】 (A-5-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第10課arregularse→graduarse) (1時間)
【事後学習】第7回講義ノート整理・第7回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 視聴覚教材で学ぶスペイン語圏の文化・生活
【事前学習】単語自習帳づくり(第10課dentro de poco→perderse) (1時間)
【事後学習】第8回講義ノート整理・第8回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
9 第10課に関するグループ・ワーク(A-5-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第10課zapato→nota) (1時間)
【事後学習】第9回講義ノート整理・第9回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 第10課に関する会話アクティビティ(A-2-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第10課¿eh?→Dios mío) (1時間)
【事後学習】第10回講義ノート整理・第10回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 第11課 再帰構造2【解説】 (A-5-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第11課irse→eclipse) (1時間)
【事後学習】第11回講義ノート整理・第11回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 第11課 再帰構造2【演習】 (A-5-1)
【事前学習】単語自習帳づくり(第11課dormir→litro) (1時間)
【事後学習】第12回講義ノート整理・第12回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 第11課に関するグループ・ワーク(A-5-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第11課hoy en día→cariño) (1時間)
【事後学習】第13回講義ノート整理・第13回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 第11課に関する会話アクティビティ(A-2-2)
【事前学習】単語自習帳づくり(第11課tercero→desarrollo) (1時間)
【事後学習】第14回講義ノート整理・第14回課題作成 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内試験と解説
【事前学習】本コースを通じた単語力の自己診断テスト実施 (1時間)
【事後学習】試験自主採点および復習 (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 有田美保 『Paso Doble~Primer Paso』 弘学社 2022年
旧版は内容が全く異なるので、学内販売ルート外で購入しないこと(現行版を新規購入してもらうことになってしまうため)

●スペイン語1→2→5→6と引き続き履修することでテキスト一冊の学習が仕上がるようになっている。これをもってスペイン語技能試験5級受験が可能となり、必要とされる1000~1200語を上回る語彙数(約1400語)を獲得することができる。
●シリーズ続本「Paso Doble~Segundo Paso」に進むと、スペイン語のすべての文法項目を一貫性をもったかたちで習得できるように構成してある。
●テキスト準拠の「新出単語リスト」およびテキスト掲載単語をaーz順に整理した「掲載全単語一覧(通称「ミニ辞書」)を活用することにより、辞書なしで当座の学習ができるようにしてある。
●ネイティブ話者によって録音された、テキスト準拠の無償ダウンロード音声資料が用意されている。
参考書 有田美保 『Paso Doble~Segundo Paso』 弘学社 2022年
成績評価の方法及び基準 試験の得点(小テストと期末試験の合計得点を100点換算したもの)から,宿題・欠席のフォローアップ未遂行・態度不良,教科書(本体)を持参しない受講,貧困な内容の提出物などに対し減点(最大30点),積極的な質問,優秀な提出物などに対し加点(最大10点)したうえで最終評価を出す。(100%)
※遠隔授業にて受講の者は以下の方法にて評価する。
毎回の授業課題40%
講義ノートおよびテキスト書き込み画像30%
単語自習帳30%

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単語自習帳が評点化される場合には、以下を基準とする。
S評価  各単語を正しい発音(読み方)を添えながら10回以上書き連ねて練習してある提出物 
A評価  各単語を正しい発音(読み方)を添えながら5回~9回書き連ねて練習してある提出物
B評価  何度か書き連ねて練習してあるが発音の記載はない等、C評価とA評価の中間と考えられる提出物
C評価  『リスト』をただノートにひととおり書き写してあるのみで、発音(読み方)の記載もない提出物
D評価  上記①~④に抵触している、不備課題、日本語ースペイン語(またはスペイン語ー日本語)の体裁が整っていない、 JPEG方式以外のフォーマットやzipファイルにまとめられた提出、他者からの借用・転用(画像解析ソフトで検証)等
書き連ねの回数や取り組み方が一貫していない場合には、下位ランクに合わせて評点化する。(例: 「何度か書き連ねて練習してある」回もあれば、「 『リスト』をただノートにひととおり書き写してある」回もある場合には、C評価内で評点化する。 )
本課題は本来であれば期末試験で評価するところの単語力を確認するものであるゆえ、練習量と正しい発音の定着を「客観的に」確認しうる課題に高評価を付与するようにしている。
よって、リング式単語カード方式や、色下敷きを挟んで一部を隠す、あるいはページを折り返して一部を隠すなどしての目視での暗記自習方法は、その労力や自習時間が視覚的に伝わらないので本課題の仕様から外すこととする。
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〇欠席した場合の次回参加は各人で授業内容(含 宿題)をフォローアップしていることを前提とする。
○再試験・単位授与のためのレポート等は認めない。
○板書の撮影,講義の録音・録画等,教員が許可しない電子機器の使用を禁じ,違反を減点する。
〇遅延課題や指示仕様と異なる提出物・不備課題は審査することができない。
〇メール添付によって差し出された遅延課題は受理していない(破棄の連絡もしない)。
〇翻訳ソフトを使った課題、他者の課題(画像を含む)や辞書・参考書内の例文の流用を禁じる。該当した課題は審査の対象から外している。
〇テキスト本体を使用しない者の受講は固くお断りする。
オフィスアワー ※Blackboard使用に伴う問題や履修登録・単位認定等の質問等は、学内のご担当部署に問い合わせのこと。)

土曜日二限後(昼休み時間)
備考 教科書書き込み・講義ノート・単語自習帳の三点に関して、必要に応じた提出を遂行できることを確認して履修登録のこと。


スペイン語が諸君にとって,スペイン・ラテンアメリカという広大な地域に飛び立つ際の目に見えない翼となり,また他者と違った個性を発揮するための強力なツール・発信法となってくれることを願います。

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