文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 学問の扉
日本大学ロゴ

学問の扉

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 学問の扉
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎2
教員名 長綱啓典
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 原則的に遠隔対応はしません。
Blackboard ID 20233496
授業概要 前期の「自主創造の基礎」で学んだことを踏まえ、この授業では今後哲学科で学ぶための基礎的な技能を身に付けます。具体的には、①レポートを作成する方法、②問題を発見する方法、③情報を収集する方法、④情報を整理する方法、⑤パワーポイント資料を作成する方法、以上5つの技能を身に付けます。
授業のねらい・到達目標 ・学生は規定どおりの形式をもつレポートを作成することができる。(A-3-1)
・学生は自身の調査対象となる問題を見つけることができる。(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)
・学生は自身の調査対象となる問題に関連する情報を収集することができる。(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)
・学生は他者の質問や指摘を傾聴することができる。(A-6-1)
・学生は他者の意見を踏まえながら自分の意見を表明することができる。(A-6-1)(A-7-1)
・学生は授業内外で他の学生に学修上の助言をすることができる。(A-7-1)(A-8-1)
・学生は自身の学びについて振り返ったうえで今後の研究構想を立てることができる。(A-8-1)
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP及びカリキュラムポリシーCPの1,3~8に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】
上に述べたとおり、この授業ではレポート作成に収れんする基礎的な技能を身に付けます。
授業の各回はそのための練習に当てられますが、その練習は主にグループワークを通じてなされます。
また、この授業では数回に一度の割合でポートフォリオを作成します。
これによって、自分がいまどのようなことを身に付けようとしているのか、これから何をすべきなのか、こうしたことに対する自覚の度合いを高めていきましょう。
教員はすべての提出物(とくにポートフォリオ)に対してコメントを付しフィードバックし、レポート作成の手助けをします。
対面授業に参加できない場合、課題をBlackboardに提出してください。添削してフィードバックします。
授業計画
1 レポートの形式の復習【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】夏休み中にレポートを作成する。 (3時間)
【事後学習】他の学生からの指摘を踏まえて、レポートの形式を修正する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 問題発見の方法を身に付ける(KJ法)【対面】(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】現代日本における経済問題、社会問題、環境問題等をノートに列挙しておく。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて、諸問題を種類ごとに整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 問題発見の方法を身に付ける(二次元展開法)【対面】(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】前回授業で挙げられた諸問題の重要性の差について自分の考えをノートに書く。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて諸問題を関連付けたうえで、それぞれの重要度を評価する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 発表と振り返り【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)(A-8-1)
【事前学習】前回までのグループワークのプロダクトの内容について確認する。 (2時間)
【事後学習】ポートフォリオにこれまでの学びの振り返りとこれからの学びの構想を書く。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 自分の関心をより広い視野から位置づけなおす【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分のレポートのテーマとなる問題をSDGsのゴールのなかから探す。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて、自分の調査対象を決定する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 レポートのテーマの発表【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分がどうしてその問題をレポートのテーマとして選んだのか説明するため、レジュメを作成する。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて、レジュメを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 レポートのテーマに関する情報を収集する(新聞記事)【対面】(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分の調査対象に関する新聞記事を探す。 (2時間)
【事後学習】検索ツールを用いてさらに新聞記事を探す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 集めた情報を整理する【対面】(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分が集めた新聞記事を整理する。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて、再度新聞記事を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 問題が生じる原因について仮説を立てる【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)(A-8-1)
【事前学習】これまでの学びを踏まえて、自身がテーマとした問題がどうして生じるのか、考えられる原因をノートに列挙する。 (2時間)
【事後学習】これまでの調査を各自パワーポイント資料にまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 グループ別研究発表用のパワーポイント資料を作成する【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】これまでの調査を各自パワーポイント資料にまとめる。 (2時間)
【事後学習】グループ発表用のパワーポイント資料を改善する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 グループ別に研究発表する【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)(A-8-1)
【事前学習】グループ発表用のパワーポイント資料を改善する。 (2時間)
【事後学習】ポートフォリオにこれまでの学びの振り返りとこれからの学びの構想を書く。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 レポートのテーマに関する情報を収集する(図書)【対面】(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分の調査対象に関する図書を探す。 (2時間)
【事後学習】検索ツールを用いてさらに図書を探す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 引き続き、レポートのテーマに関する情報を収集する(図書)【対面】(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】自分の調査対象に関する図書を探す。 (2時間)
【事後学習】検索ツールを用いてさらに図書を探す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 レポートのアウトラインを発表する【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】レポートのアウトラインを作成する。 (2時間)
【事後学習】グループワークの結果を踏まえて、アウトラインを改善する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 レポートを発表する【対面】(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-5-1)(A-6-1)(A-7-1)(A-8-1)
【事前学習】レポートを完成させる。 (2時間)
【事後学習】ポートフォリオにこれまでの学びの振り返りとこれからの学びの構想を書く。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は指定しません。
参考書 参考書も指定しません。
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(30%)、ポートフォリオ(10%)
・「レポート」では、最終レポートだけではなく、毎回のワークのプロダクトも評価の対象とします。
・「授業参画度」では、毎回のグループワークへの貢献度を評価の対象とします。
・「ポートフォリオ」では、自身の学びの省察とそれにもとづく今後の学びに対する構想を評価の対象とします。
対面授業に参加できない方についても、Blackboardに提出された練習問題、復習テスト、期末試験の結果に基づいて評価します。
オフィスアワー 質問や相談のある方は、いつでもメールでその旨ご連絡ください。

このページのトップ