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令和2年度以降入学者 | 哲学基礎講読2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 哲学基礎講読2 | ||||
教員名 | 鈴木生郎 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 原則として対面で授業を行う予定です。 |
Blackboard ID | 20233504 |
授業概要 | 本授業では、哲学に関する文献を精読し、内容をまとめ発表するための基本的な訓練を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、哲学書を精読することで、次の能力を養成することを目指します。 (1) 資料を正確に読み、まとめることができる。(A-4-1、A-6-1) (2) わからない部分について、調査することができる(A-5-1) (3) 内容について、自分の意見を述べることができる。(A-7-1, A-8-1) この科目は文理学部(学士文学)のDP及びCP4, 5, 6, 7, 8, に対応しています。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて,哲学の代表的な問題を理解し,説明することができる。(A-4-1) ・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直す意欲を持つことができる。(A-5-1) ・他人の意見が自分の意見とは異なっていても,それを尊重しながら聞く姿勢を示すことができる。(A-6-1) ・学修活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重しながら協働することができる。(A-7-1) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 演習形式の授業です。後期の授業では、三木那由多『会話を哲学する:コミュニケーションとマニピュレーション』を教科書として使用します。 授業は次のように進めます。 (1) 本書のまとまったパートごとに担当者を割り当て、レジュメを作成してOnedriveにアップロードしていただきます。 (2) 次回に内容について発表していただき、ディスカッションをします。 (3) 学期の最後には、本書の議論の一部をまとめた上で、自身の考えを述べるレポートを作成していただきます。 本書は、様々な文学作品や映画、漫画を題材に、「会話」について非常に興味深い見方を与えてくれる本です。(実際、言語哲学的にもとても新しい試みがなされています。)。コミュニケーションのあり方に興味がある方は、ぜひ積極的に参加してください。一点注意として、本書は扱われる作品についてのかなり重要なネタバレを含みます(とりわけ、アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』など)。そのため、ネタバレを避けたい方は、取り上げられる作品を事前に読む(観る)ことをお勧めします(教科書の巻末に、取り上げられる作品の一覧があります)。 また、特別な事情があり、事前に申請があった場合にZoomでの同時双方向形式での参加を認めます。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の進め方、教科書について。レジュメの担当箇所の決定。
【事前学習】教科書に目を通し、全体の感じを掴んでおくこと (2時間) 【事後学習】配布したプリントを確認し、授業の受け方について復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
レジュメの作り方の確認。
【事前学習】教科書第1章の前半を題材とするので、事前に読んでくること (2時間) 【事後学習】レジュメの作り方、リサーチの方法についてまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
第1章 コミュニケーションとマニピュレーション (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
第2章 わかり切ったことをそれでも言う (1)(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
第2章 わかり切ったことをそれでも言う (2) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第3章 間違っているとわかっていても (1) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第3章 間違っているとわかっていても (2) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第4章 伝わらないからこそ言えること (1) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
第4章 伝わらないからこそ言えること (2) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
第5章 すれ違うコミュニケーション (1)(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第5章 すれ違うコミュニケーション (2)(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第6章 本心を潜ませる (1) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
第6章 本心を潜ませる (2) (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第7章 操るための言葉 (A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し提出、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること (2時間) 【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
これまでまとめとレポートの準備
【事前学習】これまでの内容を確認するとともに、レポートの書き方の本を読む。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、レポートを作成する (6時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 三木那由他 『会話を哲学する:コミュニケーションとマニピュレーション』 光文社新書 2022年 第1版 教科書は必ず購入してください。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は、対面授業におけるレジュメ作成とその発表(40点)と、毎回のリアクションペーパー(20点)によって評価します。 |
オフィスアワー | 授業後ないしメールでアポイントメントをとってください。 |