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令和2年度以降入学者 | 宗教史4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 宗教史4 | ||||
教員名 | 興津香織 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 基本的に遠隔対応はしません |
Blackboard ID | 20233511 |
授業概要 | インド思想の本流であるバラモン教系統の諸思想について、その流れと基本的な知識を学習する。宗教史4(本講義)ではバラモン教およびヒンドゥー教の思想史を扱う。それを批判する形で成立したインド仏教思想は宗教史3にて扱う。両者の対立を理解することが重要となるため、通年で受講することが望ましい。 |
授業のねらい・到達目標 | インド思想史について、歴史的変遷や影響関係などを含めた基本的な知識、哲学用語を習得できる。専門的な学習を進めていく上での基礎作りと、様々な思想・文化への相互理解に役立たせる。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1) この科目は文理学部の学士(文学)のDP及びCPの1,2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 配付資料に基づく講義。映像資料も使用する。授業後の復習を重視する。配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べ、調べがつかなければ次回以降の授業後などに質問すること。毎回の授業終了時に理解の度合いを把握するためにコメントペーパーを提出してもらう。課題については翌週に解説・全体講評を行う。 対面授業に出られない場合の記述はコロナが2類の場合のみにつき、5類への移行により削除しました。 |
授業計画 | |
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1 |
序説:授業の進め方などの詳細と概要 インド思想を知るための基本情報とインド医学入門 【事前学習】シラバスを読み、自分の関心がどこにあるのかを考えておく (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
インド思想の通史的な概説(A-2-1)
【事前学習】配付資料を読んで、インドの思想とはどのようなものか考えてみる。疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド思想の歴史的な流れを自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ヴェーダの思想Ⅰ:世界創造神話など(A-1-1)
【事前学習】配付資料を読んで、ヴェーダの概要に関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、ヴェーダの概要と世界創造神話について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ヴェーダの思想Ⅱ:ウパニシャッド(A-1-1)
【事前学習】配付資料を読んで、インド思想の最高峰であるウパニシャッドに関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、ウパニシャッドの重要思想について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ヴェーダの神々
【事前学習】配付資料を読んで、ヴェーダに出てくる神々に関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、ヴェーダの神々の特徴について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ヒンドゥー教の神々
【事前学習】配付資料を読んで、ヒンドゥー教の神々関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、ヒンドゥー教の神々とヴェーダの神々の違いについて自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
叙事詩に見られる思想
【事前学習】配付資料を読んで、インドの叙事詩に関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、仏教の基本的な教えと仏教教団の成立について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
正統バラモン系統の哲学Ⅰ:サーンキヤ学派とヨーガ学派(A-1-1)
【事前学習】配付資料を読んで、インド哲学とはどのようなものか考えてみる。疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド二元論について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
正統バラモン系統の哲学Ⅱ:ニヤーヤ学派とヴァイシェーシカ学派(A-1-1)
【事前学習】配付資料を読んで、インド多元論に関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド多元論と論理学について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
正統バラモン系統の哲学Ⅲ:ミーマーンサー学派とヴェーダーンタ学派(A-1-1)
【事前学習】配付資料を読んで、インド一元論関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド一元論について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
各派の発展および仏教との思想的対立
【事前学習】配付資料を読んで、インド哲学と仏教の関係性に関して疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド哲学学派の発展と仏教との思想的対立について自分でまとめてみる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
プラーナ文献に見られるヒンドゥー教の思想Ⅰ:ヴィシュヌ信仰とシヴァ信仰
【事前学習】配付資料を読んで、プラーナ文献とはどのようなものかについて疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、ヴィシュヌ信仰およびシヴァ信仰について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
プラーナ文献に見られるヒンドゥー教の思想Ⅱ:クリシュナ信仰
【事前学習】配付資料を読んで、クリシュナについて疑問点や不明点を明らかにし、調べてみる (2時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、クリシュナ信仰について自分でまとめてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括:これまでの復習・解説と映像資料により授業の理解を深める
【事前学習】これまでの配付資料とノートを読み返し、疑問点があれば改めて確認する (2時間) 【事後学習】第二回から第十三回の内容を復習し、学習した項目ごとに自分で説明できるようにまとめておく (4時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説
【事前学習】第二回から第十三回の内容を復習し、学習した項目ごとに自分で説明できるようにまとめておく (3時間) 【事後学習】これまでの学修を踏まえて、自分の関心がどう変化したか、どこを深めていきたいか考えてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 毎回授業資料を配付する。 |
参考書 | 中村元 『 インド思想史 (岩波全書)』 岩波書店 1968年 第2版 1968年 第2版 その他の参考書は授業時に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストは全講義内容の中から出題する論述形式(最終回実施)(50%)、授業参画度:授業参画度はコメントペーパーにより評価(50%) 授業内試験を受けられない場合、追試を行う。試験は対面のみ。 |
オフィスアワー | 授業終了時またはBlackboardやメールを通して質疑応答を行うが、必要に応じて研究室でも対応します。 |