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令和2年度以降入学者 | 古典語・古典学2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 古典語・古典学2 | ||||
教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 遠隔での受講は原則として認めない。 |
Blackboard ID | 20233513 |
授業概要 | 古典のギリシア語の初級文法を学ぶ。文法の説明に加えて,言語の背景となる古代ギリシアの社会・歴史・文化などについても出来る限り解説したい。短期間で古典ギリシア語の基礎知識を習得しようとするのだから,受講生には自発的で持続的な努力が要求される。文法が苦手な人には向かない。ギリシア哲学だけでなく,広く古典古代とヨーロッパ文化に関心のある多くの学生の参加を期待する。 |
授業のねらい・到達目標 | 古典ギリシア語は西洋文明の誕生の地,古代ギリシアにおいて用いられた言語であり,古典ギリシア語の知識は,ヨーロッパの学問と文化を深く理解しようとするとき不可欠である。授業では,古典ギリシア語文法の基礎知識を習得して,最終的には辞書を引きながら古典ギリシア語で書かれた原典を独力で読めるようになることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,4およびカリキュラムポリシーCP1,4に対応している。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて,人間と社会の倫理的な課題を理解し,説明することができる(A-1-2)。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて,あるいは,現代の思想的状況を注意深く考察することによって,哲学的問題を発見することができる(A-4-2)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 前期「古典語・古典学1」に引き続き,古典ギリシア語の基本的な文法を教科書に沿って解説する。教科書の練習問題を毎回宿題とするので,翌週までに解答を用意しておくこと。練習問題の答え合わせと解説をしたうえで、次の課の内容を学習する。 |
履修条件 | 「古典語・古典学1」を履修済みか,もしくはそれと同等の古典ギリシア語に関する知識があること。 |
授業計画 | |
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1 |
前期のおさらい。形容詞および副詞の比較(A-1-2, A-4-2)
【事前学習】前期「古典語・古典学1」で学んだことを復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】形容詞および副詞の比較をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
練習問題の答え合わせと解説。母音融合動詞(A-4-2)
【事前学習】第13課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】母音融合動詞の変化をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
練習問題の答え合わせと解説。流音・鼻音幹動詞の未来,人称代名詞(A-4-2)
【事前学習】第14課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】流音・鼻音幹動詞の未来,人称代名詞をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
練習問題の答え合わせと解説。-ύς型,-ής型形容詞,πᾶς,μέγας,πολύςの変化(A-4-2)
【事前学習】第15課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】-ύς型,-ής型形容詞,πᾶς,μέγας,πολύςの変化をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
練習問題の答え合わせと解説。μι動詞の変化(A-4-2)
【事前学習】第16、17課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】μι動詞の変化をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
練習問題の答え合わせと解説。μι動詞の変化(つづき)(A-4-2)
【事前学習】第18課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】μι動詞の変化(つづき)をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
練習問題の答え合わせと解説。ω動詞の分詞,分詞の用法(A-4-2)
【事前学習】第19課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】ω動詞の分詞,分詞の用法をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
練習問題の答え合わせと解説。ω動詞及びμι動詞のアオリストの分詞(A-4-2)
【事前学習】第20課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】ω動詞及びμι動詞のアオリストの分詞をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
練習問題の答え合わせと解説。接続法及びその用法(A-4-2)
【事前学習】第21課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】接続法及びその用法をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
練習問題の答え合わせと解説。希求法及びその用法(A-4-2)
【事前学習】第22課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】希求法及びその用法をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
練習問題の答え合わせと解説。希求法を用いた条件文(A-4-2)
【事前学習】第23課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】希求法を用いた条件文をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
練習問題の答え合わせと解説。直説法中・受動相現在と未来,能動相欠如動詞(A-4-2)
【事前学習】第24課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】直説法中・受動相現在と未来,能動相欠如動詞をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
練習問題の答え合わせと解説。直説法中・受動相未完了過去,第2アオリスト(A-4-2)
【事前学習】第25課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】直説法中・受動相未完了過去,第2アオリストをよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
練習問題の答え合わせと解説。直説法中動相アオリスト,事実に反する条件文(A-4-2)
【事前学習】第26課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】直説法中動相アオリスト,事実に反する条件文をよく復習すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説(A-1-2, A-4-2)
【事前学習】第27課まで事項をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまで学んだ事項をよく復習して、整理すること。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 水谷智洋 『古典ギリシア語初歩』 岩波書店 1990年 |
参考書 | 授業で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は毎回の練習問題への解答等により,問題発見・解決力(A-4-2)を評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので,初講時に知らせするメールで連絡すること。 |