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令和2年度以降入学者 | 倫理学課題研究2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 倫理学課題研究2 | ||||
教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233526 |
授業概要 | プラトンの『プロタゴラス』と『メノン』を講読する。 講読の外にも、各自が選んだテーマに関して、研究発表と討議を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | プラトンの初期対話篇の中でも傑作とされる『プロタゴラス』と『メノン』を精読し考察することで、プラトン哲学への理解を深めるとともに、哲学・倫理学の根本問題を考究することをねらいとする。また、各自が興味をもった倫理学・哲学の課題について独自の研究を深め、その成果を発表し、ディスカッションによって、倫理的・哲学的に思考力を養成する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,5,6,7,8およびカリキュラムポリシーCP3,5,6,7,8に対応する。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して、既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。 ・さまざまな人とコミュニケーションをとり、傾聴力と発表力に基づいて、合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。 ・さまざまな集団活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験を振り返り分析して、今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 少人数ゼミ形式で,プラトンの『プロタゴラス』と『メノン』を精読し、それぞれの個所の解釈上の問題と哲学的問題を解説・討議する。また、各自が選んだテーマに関して、研究発表と討議を行う。 特段の事情により対面授業に参加できない学生に対しては、Zoomでの参加を認める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方と留意事項)、『プロタゴラス』『メノン』に関する概説
【事前学習】プラトンの初期対話篇に関する基礎的な事項を予習してくること。 (1時間) 【事後学習】『プロタゴラス』の訳書の解説を読んでおくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『プロタゴラス』プロローグ~第2章前半の講読と討議(A-3-3)
【事前学習】『プロタゴラス』プロローグ~第2章前半を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
『プロタゴラス』第2章前半~第3章前半の講読と討議(A-5-3)
【事前学習】『プロタゴラス』第2章前半~第3章前半を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
『プロタゴラス』第3章後半~第4章の講読と討議(A-6-3)
【事前学習】『プロタゴラス』第3章後半~第4章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
『プロタゴラス』第5章~第6章前半の講読と討議(A-3-3)
【事前学習】『プロタゴラス』第5章~第6章前半を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
『プロタゴラス』第6章後半~第7章前半(A-5-3)
【事前学習】『プロタゴラス』第6章後半~第7章前半を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
『プロタゴラス』第7章後半~エピローグの講読と討議(A-6-3)
【事前学習】『国家』第9巻第7章~第11章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】『プロタゴラス』全体の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
『メノン』第1章の講読と討議(A-7-3,A-8-3)
【事前学習】『メノン』第1章の講読と討議を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
『メノン』第2章の講読と討議の講読と討議(A-3-3)
【事前学習】『メノン』第2章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
個人研究発表1(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
個人研究発表2(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
12 |
個人研究発表3(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】各自の選んだテーマに関する発表の準備をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業での討議・批評を踏まえて、各自の発表内容を整理すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
『メノン』第3章の講読と討議(A-5-3)
【事前学習】『メノン』第3章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
『メノン』第4章の講読と討議(A-6-3)
【事前学習】『メノン』第4章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で講読した個所の内容を整理・復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
『メノン』第5章の講読と討議。(A-7-3,A-8-3)【対面】
【事前学習】『メノン』第5章を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】『メノン』全体の内容を復習し整理すること。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | プラトン(中澤務訳) 『 プロタゴラス』 光文社古典新訳文庫 2010年 プラトン(渡辺邦夫訳) 『メノン』 光文社古典新訳文庫 2012年 |
参考書 | 参考書は授業内で適宜紹介し,必要に応じてプリントを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は毎回の講読と討議、研究発表とディスカッションにより、論理的・批判的思考力(A-3-3)、挑戦力(A-5-3)、コミュニケーション力(A-6-3)、リーダーシップ・協働力(A-7-3)、省察力(A-8-3)を評価する。語学力や哲学史的知識よりも、積極的な取り組みと努力を評価する。Zoomでの参加が認められた学生に対しては、上記の事項を対面授業の出席者と同等に評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので、初講時に知らせするメールで連絡すること。 |