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令和2年度以降入学者 | 宗教学特殊講義4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 宗教学特殊講義4 | ||||
教員名 | 久保隆司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | *遠隔対応をしない |
Blackboard ID | 20233539 |
授業概要 | 「神道」は日本、固有の宗教であり、多くの人が初詣に出向き、身近なところにある神社にお参りしている人も多い。とても身近な存在でありながら、戦前の「国家神道」の負のイメージをひきづっている人やメディアも存在し、時には遠くにも感じる。このようなさまざまな感覚にも直面しながら、指定テキストをたたき台として、あらためて「神道」の歴史や思想に親しむことで、自分なりの神道観を築く基盤の形成を試みる。 *宗教学特殊講義3とは連続性はなく、後期のみで完結する。 |
授業のねらい・到達目標 | 1)神道史が概観できる。 2)神道とはどのようなものかの理解を深める。 3)神道が日本人もしくは自分達にとって、どのような意味を持つものなのかを知ることができる。 4)神道と日本社会に関わる問題意識を深める。 5)テキストの内容を鵜呑みにするのではなく、批判的な視点からも考察する力を育てる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCP1,2,4に対応しています。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づい て、人間と社会の倫理的な課題を理解し、説明することができる(A-1-3)。 ・思想・芸術・宗教の観点から、世界の現状をその歴史的背景とともに理解するこ とができる(A-2-3)。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見することができる(A-4-3)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 指定テキストをもとに、解説を加えていく。受講生は、事前に毎回の対象箇所を読み、同意点や疑問点を整理しておくことが要求される。授業内でも適時質問を受け付ける。授業外ではメールやBlackboardの機能を使って質問等すること。2回の小テストを実施予定。学期末にレポート(1500字程度)作成を行う。期末レポートの詳細は授業中にも伝える。受講者数やその他諸事情によって、適時、内容や進行速度などの調整や変更行うことがある。 小テストについては、翌週に解説・全体講評をする。 |
履修条件 | 授業中は進行の邪魔になるので私語等厳禁だが、質問や意見を求められたときには積極的に発言すること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 神道学の基礎知識の解説1 【事前学習】特になし 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
神道学の基礎知識の解説2
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
第1部 第1章:神道の起源を考える。 【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
第2章:「神仏分離の前と後」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
第3章:「伊勢神宮と八幡神」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第1部 まとめと発展1:小テスト1
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第2部 第4章:「天津神と国津神」の理解を深める。 【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第5章:「神仏習合の広まり」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
第6章:「中世から近世への転換」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (22時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 【授業形態】対面授業 |
10 |
第2部:まとめと発展2
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第3部 第7章:「江戸時代の神道興隆」の理解を深める。 【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第8章:「国家神道の時代の神道」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
第9章:「近現代の神道集団」の理解を深める。
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第3部:まとめと発展3:小テスト2
【事前学習】指定の章を通読した上で、疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体のまとめ:これまでの振り返りと全範囲のQ&A、できれば参加学生のフィードバックのシェアなどの時間も設けたい。
【事前学習】これまでの疑問点/不明点や意見をまとめておく。 (3時間) 【事後学習】授業を振り返り、考え方を確認し、自分でも調べ、理解をさらに深める。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 島薗進 『教養としての神道 (東洋経済新報社)』 2022年 第1版 |
参考書 | 岡田荘司、小林宣彦 『日本神道史(増補新版)』 吉川弘文館 2021年 第1版 國學院大學日本文化研究所 『神道事典(縮刷版)』 弘文堂 1999年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(40%)、授業内テスト(20%)、授業参画度:授業内での発言やリアクションペーパーなどを評価する。(40%) |
オフィスアワー | メールやBlackboardにて対応。 |