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西洋史研究実習2

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令和2年度以降入学者 西洋史研究実習2
教員名 山本興一郎
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業と課題研究(Blackboardを通じた実習課題の提出)を組み合わせた授業となる。
*受講人数により、教育効果を高めるため形態を若干修正することがある。
Blackboard ID 20233585
授業概要 西洋前近代史に関する英訳史料・英語文献の講読実習
授業のねらい・到達目標 西洋前近代史、特に古代ローマ史に関連した英訳史料・英語文献を講読することで、古代ローマ史等の前近代史の卒業論文執筆に必要な英語による史資料・研究文献を読み解き、英語読解能力(訳文の作成、専門用語の知識、英文の構造把握、等)を獲得する。以上の目的意識をもって参加することで、卒業論文の執筆に役立てる能力を身につけることを目的とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP5,6,8及びカリキュラムポリシーCP5,6,8に対応しています。
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。
・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。
・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。
授業の形式 実習
授業の方法 (1)授業の方法:【対面授業】
予め指定するテキスト(古代ローマ史関連の英訳史資料・英語文献・コメンタリー)を受講者全体で読み進め、適宜教員が修正、補足する形で行う。教員は訳出以外に文法および古代ローマ史関連用語・概念・制度等の当該テキストが扱う時代背景について解説する。授業において、資料の配信、課題の提出等は全てBlackboard内で行う。各回の授業は以下の手順で行う。

【手順】
1:予め指定した英語テキストを各自で読み進め、各回指定範囲の訳文(予習課題)を、授業日(木曜)の二日前(火曜)までにBlackboardを通じて全員に提出してもらう。そして授業当日は、教員が指名した受講者に翻訳・発表してもらう。
2:翻訳・発表してもらった訳文に対して、適宜教員が修正、補足する形で講評する。教員は、訳出以外に文法、文章内容の時代背景・用語・概念・制度についても指摘する。
*受講者多くに共通する講評内容などは、授業中(或いはBlackboard内)で情報共有できるようにする。また、必要に応じてBlackboard内の掲示板にて、質疑応答を行う。
*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。

(2)特別な配慮事由により対面授業参加ができない学生対応
・特別な配慮事由により対面参加ができない学生は、必ず初回授業日の二日前(火曜)までに、Blackboardを通じて担当教員に連絡し相談すること。
・相談の上、教員が許可した学生には、Zoomでの参加を認める。
・授業参加方法は、対面参加学生と同じく、上記の授業手順1で予習課題を事前提出してもらい、当日はZoomにて授業手順2に参加してもらう。
*急な体調不良により特定授業回のみ参加困難な学生はその都度相談して決める。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス:授業テーマや到達目標について、また授業の進め方や事前学習・事後学習の方法について、評価の方針について説明する。
【事前学習】シラバスを一通り読んで授業全体の流れを理解しておくこと (1時間)
【事後学習】配布資料を読み、テキストの時代背景を学んでおくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
2 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
3 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
4 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
5 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
6 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
7 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
8 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
9 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
10 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
11 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
12 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
13 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
14 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】授業で読んだ範囲をまとめておくこと (1時間)
【授業形態】対面授業
15 指定テキスト講読(A-5-3)・(A-6-3)・(A-8-3)
【事前学習】指定テキストを読み、テキスト中の用語等についても調べ、訳文を作成しておくこと (3時間)
【事後学習】半期に亘り授業で読んだテキスト全体内容・時代背景・文法等についてまとめておくこと (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 綿貫陽ほか  『ロイヤル英文法―徹底例解 』 旺文社 2000年
教科書として指定するのは授業で読み進める英語文献ではなく、事前・事後学習および毎回の授業で英語の文章を正確に読み進めるためのガイドとして利用する英文法の参考書となる。指定テキストについては、初回ガイダンス時に配布する。
*上記教科書はkindle版利用も可とする。
*英和辞書については、特定の辞書を指定はしないが、中辞典相当の辞書を前提とする。詳しくは初回授業にて指示する。
参考書 長谷川岳男 『 背景からスッキリわかる「ローマ史」集中講義 』 パンダ・パブリッシング 2019年 第3版
長谷川岳男ほか 『はじめて学ぶ西洋古代史』 ミネルヴァ書房 2022年
*上記「参考書」はあくまで任意である。初回授業時に説明するので、初回授業時までに入手しておく必要はない。
*長谷川岳男『背景からスッキリわかる「ローマ史」集中講義』パンダ・パブリッシング,2019年,第3版にはkindle版もある。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
【授業参画度】
各回の授業参画度は、授業の目的に適しているか、授業前に提出されたテキスト訳文(予習課題)と授業中の口頭発表で評価し、特に以下の点を重視する。
1:各回で指定されたテキスト和訳(予習課題)を期日までに提出しているか
2:和訳において、英文の構造を理解できているか、英文の構造に則った訳文となっているか(英文の構造と著しく矛盾する訳文は評価しない)
3:教員による文法や時代背景・用語・概念・制度解説を踏まえて、次回以降の和訳時、より適切に訳出できているか
なお、各回の授業参加確認は、期日までの予習課題提出と、授業時の出欠確認の両方によって行う。
*予習課題は全回提出することが評価の前提となる。正当な理由なく、予習課題全14回のうち3回未提出の場合は、不合格評価とする。

*対面授業参加ができない学生対応
特別な配慮事由により対面参加ができない学生がZoomで授業参加した場合、対面学生と同様に、上記評価基準にて成績評価をする。
オフィスアワー eメール、あるいはBlackboard内の掲示板などで対応予定。

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