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日本史料研究2

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令和2年度以降入学者 日本史料研究2
令和元年度以前入学者 日本史料研究2
教員名 下川雅弘
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20233588
授業概要 中世の主要な文献史料の中からいくつかの事例を取り上げ、それらの解題と講読を通じて、中世史料の読み方とそこから歴史を復元する方法を講義する。
授業のねらい・到達目標 ・中世史料に関する知識と読解力を身につけ、史料を根拠として中世社会を理解したり、研究上の問題を解決することができる。(A-3-3、A-4-3)
・中世史料の講読を通じて、その成果を専門的に発言したり、議論することができる。(A-6-3)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3,4,6に対応している。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 史料の講読を中心に授業を展開し、最後に次回講読する史料の簡単な解題を行う。テキストとしては、『言継卿記』『上杉家文書』などの中から、適宜、史料読解力の養成に有益な記事を取り上げる。なお、受講生には毎回必ず積極的な発言を求めるので、できる限りの予習をして授業に臨むこと。
履修条件 なし
授業計画
1 史料について/古記録を読むための基礎
【事前学習】シラバスの概要を確認するとともに、古記録とは何かについて調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】中世の古記録の読解方法について、要点を整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 史料講読①:『勘仲記』弘安4年閏7月1日条等の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント1~2頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント1~2頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 史料講読②:『満済准后日記』永享4年5月20日条の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント3~4頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント3~4頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 史料講読③:『十輪院内府記』『蔭凉軒日録』『後法興院記』文明17年8月9日条の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント5~6頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント5~6頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 史料講読④:『言国卿記』明応2年1月10日条等の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント7~8頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント7~8頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 史料講読⑤:『後法興院記』明応9年6月7日条等の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント9~10頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント9~10頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 史料講読⑥:『言継卿記』天文19年7月14日条の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント11~12頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント11~12頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 史料講読⑦:『言経卿記』文禄5年閏7月13-17日条の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント13~14頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント13~14頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 古文書を読むための基礎
【事前学習】古文書とは何かについて調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】中世の古文書の読解方法について、要点を整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 史料講読⑧:『上杉家文書』北条氏綱書状 大永5年3月10日の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント15~16頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント15~16頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 史料講読⑨:『東寺百合文書』藤岡直綱書状 永禄元年5月7日の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント17~18頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント17~18頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 史料講読⑩:『歴代古案』安見宗房書状 永禄8年6月24日の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント19~20頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント19~20頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 史料講読⑪:『東福寺文書』室町幕府奉行人連署奉書案 文明9年12月9日の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント21~22頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント21~22頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 史料講読⑫:『島津家文書』豊臣秀吉判物 天正15年3月6日等の解題と講読・解説(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】初回授業時に配付したプリント23~24頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして望むこと。 (2時間)
【事後学習】初回授業時に配付したプリント23~24頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等を授業内容を踏まえて適宜修正するとともに、史料から中世社会のどのような側面が読み取れたかについて整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内テストによる学習内容の確認とその解説
【事前学習】授業で取り扱った史料の書き下しおよび現代語訳等を再確認し、授業内テストの準備をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内テストの解説を踏まえて、問題点を修正すること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 初回授業時にプリントを配付する。
参考書 授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第15回の授業内で実施する(60%)、授業参画度:毎回の予習課題や発言等により評価する(40%)
初回授業時に成績評価の詳細について説明する。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行う。
備考 理由なく初回の授業を欠席した者は、履修を認めない場合があるので注意すること。

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