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令和2年度以降入学者 | 考古学実地研究1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 考古学実地研究1 | ||||
教員名 | 小池聡 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業です。(感染症の状況により学部からの指示で同時双方向型授業(Zoom)を行う場合があります。その場合はBlackboardで授業案内・資料配布・課題回答を行いますので、受講生は登録期間中にBlackboardに必ず登録してください。) 実習を主体とする講座ですので、対面授業の実施を基本とします。しかし、対面授業への参加が困難な学生(学部が認めた者、体調不良者、担当教員が認めた者)を対象に、講義主体授業回はオンデマンド型授業(毎回授業実施時に視聴し出題課題を回答する)を配信します。実習授業回は、実習用課題を出題します。 |
Blackboard ID | 20230673 |
授業概要 | 考古学研究と遺跡調査理論・方法、考古学と埋蔵文化財・埋蔵文化財保護行政、埋蔵文化財保護・活用について講義します。遺跡調査から構築される考古学研究法を考察します。 考古学研究に必要な遺跡調査理論、方法を具体的に学び、特に遺跡調査実技を実習体験して習得します。 考古資料に実際に触れ観察し、その表現方法を学びます。 9月初旬頃(実施予定)考古学実習として遺跡学術調査を実施し、参加します。遺跡学術調査参加の準備を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | 考古学研究と埋蔵文化財、埋蔵文化財行政、埋蔵文化財保護・活用について学ぶことができます。遺跡調査から構築される考古学研究法を学ぶことができます。 遺跡調査に必要な理論・方法について学び、遺跡調査記録に係る実技を授業内で実際に体験して習得することができます。 実際の遺跡発掘学術調査に参加し、発掘調査を体験することができます。 多くの考古資料に実際に触れ観察し、表現することを学ぶことができます。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~7及びカリキュラムポリシーCP4~7に対応しています。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。(A-4-3) ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3) ・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3) ・学修活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-3) |
授業の形式 | 講義、実習 |
授業の方法 | 対面授業、実習:パワーポイントや資料を用いて講義します。発掘調査機材を実際に用いて、遺跡記録作業の実技を学びます。前期授業成果の実践として、夏季休暇中(9月初旬で約10日間の予定)に実施する遺跡学術発掘調査に参加し、遺跡発掘調査を体験します。各回リアクション課題を出題して、それぞれが考え表現することを学びます。学習資料を毎回配布し、受講参考、受講後学習資料とします。 実習科目であるので、対面受講を原則とします。感染症罹患などの場合や教員が認めた欠席については、講義主体授業回はオンデマンド授業を配信(YouTube動画3本でリンクを配信、必ず教員にメールで連絡ください。)します。授業視聴後課題を提出し、習熟度を評価します。実習授業回については実習内容に合わせた課題を設定し、課題レポートの内容を確認して評価します。 遠隔双方向型:感染症の状況によりオンライン授業実施となった場合にZoomで授業を実施します。授業告知、資料配布、課題回答をBlackboard、メールで行います。 9月初旬頃(予定)に実施計画している考古学実習に、感染症罹患などの理由により参加できない場合は考古学実習用課題を用意し、提出課題の内容を評価します。 受講者への連絡はBlackboardの連絡事項欄に掲示し、メールでも通知します。受講生は必ず登録期間中にBlackboardに登録してください。連絡事項・メールは随時確認してください。 対面授業に参加困難な場合は、メールで相談してください。 |
履修条件 | 史学科学生に限ります。(但し、学芸員コース履修生の受講は認めます。) 夏季休暇中(9月初旬頃予定)に実施する考古学実習に参加できること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 考古学研究と遺跡調査
【事前学習】遺跡とはどのようなところか考えておく。 (1時間) 【事後学習】考古学研究と遺跡、遺跡調査の意義をまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
考古学と埋蔵文化財
【事前学習】遺跡と埋蔵文化財の関係をしらべてみる。 (1時間) 【事後学習】考古学と埋蔵文化財の関係をまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
埋蔵文化財保護行政と埋蔵文化財保護・活用
【事前学習】文化財「保護と活用」の具体例を考えてみる。 (1時間) 【事後学習】埋蔵文化財保護・活用の意義をまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
遺跡調査の種類と記録方法 遺跡・遺構測量方法
【事前学習】過去を知る方法には何があるか。遺跡調査とはどのようなことか考えてみる。 (1時間) 【事後学習】遺跡調査の種類・方法と意義、発掘調査がどのように実施されているかをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
遺跡・遺構測量法の実技①平板測量実技1
【事前学習】第4回講義で学んだ遺跡測量法を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
遺跡・遺構測量法の実技①平板測量実技2
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (2時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
遺跡・遺構測量法の実技①平板測量実技3
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
遺跡・遺構測量法の実技②標高とレベル操作実技1
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
遺跡・遺構測量法の実技②標高とレベル操作実技2
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
遺跡・遺構測量法の実技②標高とレベル操作実技3
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
遺跡・遺構測量法の実技③断面実測技術と実技1
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
遺跡・遺構測量法の実技③断面実測技術と実技2
【事前学習】前回実習の反省点、実技の改善点など考える。 (1時間) 【事後学習】測量実技での注意点や自己実技の改善点などをまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
遺跡・遺構測量法の実技④遺跡測量 トータルステーション 考古学実習への準備1 【事前学習】コンピュータの考古学への応用には何があるか考えてみる。 (1時間) 【事後学習】コンピュータ機器と特性・欠点をまとめる。課題レポート作成の準備を行う。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
考古学実習への準備2 実習遺跡の研究1
【事前学習】これまでの授業の復習をしておく。 (1時間) 【事後学習】実習遺跡の地形、周辺遺跡を調べまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
考古学実習への準備3 実習遺跡の研究2 発掘調査の心得
【事前学習】実習遺跡の既往調査、層序などを調べまとめる。 (3時間) 【事後学習】実技実習で学んだ手順を復習し夏季実習参加の準備をしておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 第1回ガイダンスで授業資料として提示します。また、各回授業で必要に応じて参考文献を示します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第13回授業時にレ―ポート課題を出題します。(50%)、授業参画度:適宜実施するリアクション課題などを参照します。(50%) 適宜実施するリアクション課題と第13回出題のレポート課題で評価します。 |
オフィスアワー | 実施します。授業時に申し出てください。またはBlackboard、メールで事前に連絡ください。 オンデマンド型授業の場合は、リアクション課題に記載してBlackboardで連絡ください。すべてフィードバックします。また、メールでも対応します。 |
備考 | 実習に係る費用は自己負担です。(例年8,000円程度かかっています。) |