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令和2年度以降入学者 | 卒業論文 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 卒業論文 | ||||
教員名 | 武井紀子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期集中 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業にて行う。 各人の研究課題に合わせた課題研究型授業を基本とする。 |
Blackboard ID | 20233614 |
授業概要 | これまで学んできたことの集大成として、自分の力で研究課題を設定して、研究史を踏まえ、史料に基づいて論文を作成する。 |
授業のねらい・到達目標 | 自分で研究課題を設定し、研究史を踏まえたうえで、適切な研究史整理およびその問題点と課題を見いだし、これまで培ってきた史料を読む力・調べる力・考察する力を駆使して、卒業研究をまとめる。 史料に基づきながら実証的に論述する方法を学び、説得力があり、学位論文にふさわしい論文の作成をめざす。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1~4、6、8及びカリキュラムポリシーCP1~4、6、8に対応しています。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の高い倫理観を人文学・歴史学が直面する倫理的課題に適切に適用することができる。(A−1−4) ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学的に解決する方法を提案することができる。(A−2−4) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えた上で他社に説明することができる。(A−3−4) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に加えて独自性を持って、解決することができる。(A−4−4) ・本学部のスケールメリットを生かし、どのような状況においても多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、自分の専門的知識を正しく分りやすく提供することができる。(A−6−4) ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に活かすことができる。(A−8−4) |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
授業の方法 | 授業の形式: 卒業論文は史学科での4年間の学習の集大成であり、自らの力でテーマを設定して研究に取り組む姿勢が求められる。また、適宜教員のアドバイスやゼミ内での学生同士の情報交換を行うことによって、自分では気づけなかった視点や不足している点などを補いながら、論文をブラッシュアップしていく。学生は研究状況の進捗や執筆を進めるなかでの疑問や問題点を報告し、毎回、指導された内容に応じて、十分な準備をして指導を受ける必要がある。 ゼミ内で前期2回、後期3回の進捗報告を行い、互いに議論しながら論文作成を進めていく。 なお、本授業の事前・事後学習は、各8時間の学習を目安とする。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。 *オンデマンドでの事後動画配信は原則しない。 *対面授業に参加できない要件を満たした場合は、Zoomでの参加を認める。必ず事前に教員に申し出ること。 |
履修条件 | 担当教員のゼミ1~3を履修し、かつ同じ教員のゼミ4を履修すること |
授業計画 | |
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1 |
研究課題の設定と問題点の明確化
【事前学習】参考文献一覧を作成する。 (8時間) 【事後学習】参考文献の不足を補い、一覧に加える。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
先行研究の整理 ①
【事前学習】先行研究を読み、内容を整理してまとめる。 (8時間) 【事後学習】先行研究をさらにに読みこむ。先行研究で扱われている関連史料を蒐集する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
先行研究の整理②
【事前学習】先行研究をまとめ、関連分野の研究の到達点を知る。問題点を明確化する。 (8時間) 【事後学習】先行研究を再度見直し、関連史料・参考文献をさらに蒐集する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
個別の疑問点に関する史料の検討
【事前学習】関連史料の解釈を試みる。 (8時間) 【事後学習】研究者による史料解釈や位置づけ方の違いを探る。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
先行研究の再整理と疑問点に関するレポートの作成。
【事前学習】論文で扱うテーマの問題点を明確にし、レポートにまとめる。 (8時間) 【事後学習】レポートの不備を修正し、新たな課題を見つける。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
新たな疑問点の検討
【事前学習】さらに研究論文を蒐集・検討する。 (8時間) 【事後学習】研究論文での解釈をまとめる。関連史料の解釈を試みる。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
疑問点に関する史料の検討。新たな史料の探索。
【事前学習】史料の探索 (8時間) 【事後学習】史料解釈の検討 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
疑問点に関するレポートの作成。
【事前学習】ここまでの内容を、論文形式でレポートにまとめる。 (8時間) 【事後学習】レポートの不備の修正 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
論文の全体構想を検討する。
【事前学習】論文全体の骨子をまとめる。 (8時間) 【事後学習】今後の検討課題を設定し、構成に沿って考察を進めていく。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
さらなる検討課題の探索と追究①
【事前学習】関連する先行研究の内容をまとめ、史料を整理しておく。 (8時間) 【事後学習】史料解釈の検討。検討結果について論述する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
さらなる検討課題の探索と追究②
【事前学習】論述したものを見直し、論旨の不足や必要な史料・先行研究の不足分を補う。 (8時間) 【事後学習】蒐集した史料をもとに論文の構成を見直しつつ、次の検討課題に進む。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
論文草案の作成
【事前学習】論文を文章にしてまとめる 。 (8時間) 【事後学習】全体を見直し、論旨に一貫性があるか、無理な論述や解釈をしていないか見直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
論文草案の修正
【事前学習】草案を修正し、不足分を補って再度見直す。 (8時間) 【事後学習】参考文献や注を整理する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
論文の完成
【事前学習】論文の内容を見直し、修正・追加をする。 (8時間) 【事後学習】残された課題を明確にする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
論文の提出と、口頭諮問への準備
【事前学習】提出論文を読み直し、校正作業を入念に行う。 (8時間) 【事後学習】論文を自己評価する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 論文と口述試問(100%) |
オフィスアワー | メールにて随時受け付ける。 |