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中国古典文学演習2

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令和2年度以降入学者 中国古典文学演習2
令和元年度以前入学者 中国古典文学演習2
教員名 渡邉登紀
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業で行う。
Blackboard ID 20233709
授業概要 陶淵明の詩文を読む
授業のねらい・到達目標 本授業のねらい・到達目標は以下の①〜④となります。
①書き下し文を正しい字音・字訓で読むことができる。
②標準的な書き下し文をしっかり読解することができる。
③基礎的な書き下し文を復文することができる。
④陶淵明の文学とその時代背景について説明することができる。
資料や事象を注意深く観察することによって問題を発見し、適切な方法を用いて考察することによって問題解決策を提案することができる(A-4-4)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの4に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 Blackboardを通して資料と課題を配布します。課題は必ず期限までに提出して下さい。提出された課題を添削し説明するというかたちで基本的に授業を進めていきます。本授業の事前学習・事後学習の時間は合計1時間となりますが、特に事前学習に重心をおいて学習を進めてください。
授業計画
1 ガイダンス:授業の進め方や予習の仕方について
【事前学習】高校・大学で学んだ漢文について復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】中国の王朝名をすべて言えるようにしておく。 (0.5時間)
2 陶淵明に関わる図書を探してみる①:図書館探索
【事前学習】文理学部図書館OPACを用いて、陶淵明に関わる文献リストを作成しておく (0.5時間)
【事後学習】授業内の説明をもとに、文献リストを修正しておく (0.5時間)
3 陶淵明に関わる図書を探してみる②:各種『陶淵明集』の比較
【事前学習】清代以前に出版された『陶淵明集』について調べておく (0.5時間)
【事後学習】『陶淵明集』の版本について、要点を整理しておく (0.5時間)
4 陶淵明の伝記① :『宋書』隠逸伝
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
5 陶淵明の伝記②:「五柳先生伝」
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
6 陶淵明の伝記③:語られてきた陶淵明像
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
7 陶淵明の文①:「帰去来兮辞」
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
8 陶淵明の文②:「桃花源記」
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく
9 陶淵明の文③:「帰去来兮辞」と「桃花源記」を比較
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
10 陶淵明の詩①:「飲酒その5」
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
11 陶淵明の詩②:「飲酒その5」に関する論文(前半)
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
12 陶淵明の詩③:「飲酒その5」に関する論文(後半)
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
13 同時代の文学:陶淵明と同時代の文学
【事前学習】作品中の意味の分からない字や語について『漢辞海』で意味調べをしておく (0.5時間)
【事後学習】授業で扱った作品を3回音読し、作品の特徴を口頭で説明できるようにしておく (0.5時間)
14 総復習①:第2回〜第13回までの内容を振り返る
【事前学習】第2回〜第13回までに習った内容の中でよく理解できていない点を整理しておく (0.5時間)
【事後学習】事前学習で出てきた疑問を整理し、その答えを書き出しておく (0.5時間)
15 総復習②:学習到達度の確認とフィードバック(A-4-4)
【事前学習】これまで学習した内容をふりかえり、要点をまとめておく (0.5時間)
【事後学習】分からなかった点を整理し、それに対する答えを書き出しておく (0.5時間)
その他
教科書 戸川芳郎 『全訳漢辞海』 三省堂 2016年 第4版
授業のなかでプリントを配布します。
参考書 参考図書は、授業のなかで逐次紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(30%)、授業参画度(70%)
授業参画度は課題の提出状況やその内容によって判断する。
オフィスアワー 授業終了時、あるいは月曜4限。

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