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令和2年度以降入学者 | 英米文学演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 英米文学演習1 | ||||
教員名 | 高橋利明 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。 英米文学演習1(高橋利明・前・水4) *(CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardでこの科目の登録をしておくこと |
Blackboard ID | 20230801 |
授業概要 | 『ホーソーン文学への誘い――ロマンスの磁場と平衡感覚』をテクストとして用いながら、引用原文の精読・読解を通じてホーソーン文学の全体像とその本質について考察を深める。学生は学修内容を通じて、アメリカ文学の中のホーソーン文学の意義と価値を理解できるようになる。 |
授業のねらい・到達目標 | 学生はこの授業を通じて各自の作品論を小論文としてまとめるための力を涵養することができる。 そのために学生には毎回の事前・事後学習、そして授業でのディスカッションによって キーワード・キーセンテンスを把握する力が求められる。 (A-3-2, A-4-2, A-5-2) A-3-2既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。 A-4-2英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。 A-5-2新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 作品解釈についての理解を深めるために輪読による読解を中心に授業を進め、引用原文の精読に基づいて提起された問題点などを議論したい。また、原文の音読にも注意を払い、適宜、ビデオ鑑賞等によってさらなる解釈の深化も目指す。(なお、授業進度は予定である。) 各回、学生は事前に教員が用意した課題(引用原文)に対して、口頭発表する。その後、発表者の解釈をめぐって議論を展開していく。フィードバックは適宜行う。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、『緋文字』解説ビデオ鑑賞及び、アメリカ文学の中のホーソーンの存在意義についての解説。
【事前学習】『緋文字』 の翻訳を出来るだけ通読しておくこと。 (1時間) 【事後学習】解説ビデオを反芻しながら、作品のテーマに思いをめぐらし、メモ等を取ること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『緋文字』映画ビデオ鑑賞(1) 白黒映画ではあるが、作品の理解の助けになるものである。ただ、映画と原作は異なるところがあるので説明していく。 【事前学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 (1時間) 【事後学習】映画のストーリーを整理し、まとめておくこと。テクストの予習に着手すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
序章 ロマンスの磁場と「土地の霊」 テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
第一章 「雪人形」の生命の庭の磁場(1) テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
第一章 「雪人形」の生命の庭の磁場(2) テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第二章 「処刑台」の磁場――『緋文字』の「周縁」的想像力 (1) テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第二章 「処刑台」の磁場――『緋文字』の「周縁」的想像力 (2) テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第二章 「処刑台」の磁場――『緋文字』の「周縁」的想像力 (3) テクストの音読と引用原文の精読と議論
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
第三章 「七破風の屋敷」の磁場――「炉辺」と「鉄道」の楕円幻想 (1) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
第三章 「七破風の屋敷」の磁場――「炉辺」と「鉄道」の楕円幻想 (2) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第三章 「七破風の屋敷」の磁場――「炉辺」と「鉄道」の楕円幻想 (3) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
「ブライズデイル」の磁場(一)――カヴァデイルの「ナンセンス」の功罪をめぐって (1) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
「ブライズデイル」の磁場(一)――カヴァデイルの「ナンセンス」の功罪をめぐって (2) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
「ブライズデイル」の磁場(一)――カヴァデイルの「ナンセンス」の功罪をめぐって (3) テクストの音読と引用原文の精読と議論 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード、キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 (1時間) 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認をし、理解を深めること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説
【事前学習】第1回から第14回の内容を復習すること (A-8) (1時間) 【事後学習】学修内容の整理をし、アメリカ文学の中のホーソーン文学の意義と価値を再確認すること (A-1, A-8) (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 高橋利明 『ホーソーン文学への誘い――ロマンスの磁場と平衡感覚』 開文社出版 2022年 |
参考書 | 適宜、授業内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:英文解釈など(50%)、授業参画度:課題への回答及び議論(50%) 授業内テストは、学期末に授業内で行う試験で評価する。 |
オフィスアワー | メールや Blackboard を用いて質疑応答を行います。 |
備考 | 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと、学生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握してゆくことが求められる。 復習では、音読訓練を繰り返し、原文の英語の意味と音との親和性を高める努力を惜しまないこと。 |