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ドイツ文学演習1

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令和2年度以降入学者 ドイツ文学演習1
令和元年度以前入学者 ドイツ文学演習1
教員名 森田悟
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 遠隔授業(同時双方向型)
授業の形態 同時双方型のオンライン授業。
授業開始までにBlackboardに登録して、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。
Blackboard ID 20230862
授業概要 シャミッソーの「ペーター・シュレミールの不思議な物語」を読む。シャミッソー(1781-1838)の作品ですが原典と比べると読みやすい文章。内容的に作品の半分程度までの内容。丁寧に読み進むので、授業に参加するみなさんも事前の準備をしっかりしておくこと。
授業のねらい・到達目標 主人公のシュレミールは資産を持たない青年。彼は長い船旅の末、ある港町に到着する。この町で紹介状を頼りに仕事を見つけようというのである。港に到着後宿屋を訪ねるといきなり屋根裏部屋に案内される。フランスの貴族の家系の出身でありながらフランス革命の嵐の中でドイツに移り住み、その後ドイツ語でこの作品を書くに至ったシャミッソーはこの物語の主人公の不思議な体験を通して何を訴えかけているのかを考えてみたい。この作品を読み解くことによってドイツの18世紀末から19世紀の理解を深めることができ、それはまた現代のわたしたちが置かれている問題についての解決への糸口を見つけることができる。過去の時代の出来事は現代の時代にも生きる知恵を与えることが理解できる(A-3-3,Aー4-3)この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーのCP3,CP4に対応。
授業の形式 演習
授業の方法 演習形式で進める。毎回、指示された受講生にドイツ語を訳してもらう、その際、単に日本語に訳すだけでなくなぜそのように訳したのかを十分説明できるようにしてほしい。ドイツ語の基礎理解と同時に作品の時代背景や作品の文学的な特質についても理解を深める。授業内で購読内容に関して質問や意見を求めることがあるが適切に回答すること。
履修条件 学科の履修規定による
授業計画
1 授業のテーマ、到達目標、授業の方法について説明する
【事前学習】シラバスを確認し、授業の内容と流れについて把握する (0.5時間)
【事後学習】授業で学習した内容を復習し、問題意識を形成する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
2 シャミッソーと作品の冒頭部分を読む(7ページ)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
3 シャミッソーの作品の8〜9ページを読む(ヨーンの庭)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
4 シャミッソーの作品の10~11ページを読む(灰色の男)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
5 シャミッソーの作品の12ページを読む(不気味な出来事)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
6 シャミッソーの作品の13ページを読む(不気味な男からの逃亡)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
7 シャミッソーの作品の14〜15ページを読む(不思議な男との契約)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
8 シャミッソーの作品の16~17ページを読む(気づき)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
9 シャミッソーの作品の18〜19ページを読む(逃亡)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
10 シャミッソーの作品の19~20ページを読む(おそれ、不安)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
11 シャミッソーの作品の20~21ページを読む(ベンデル)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
12 シャミッソーの作品の21〜22ページを読む(不安)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
13 シャミッソーの作品の22~23ページを読む(夜)
【事前学習】作品を読み、理解の難しい点を明確にしておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
14 まとめ(これまでに読み進んだ箇所について振り返り、授業内容について理解を深める)
【事前学習】これまで読んだ内容について復習しておく (0.5時間)
【事後学習】注意すべき点を振り返り、学習事項を確認する (0.5時間)
【授業形態】同時双方向型授業
15 読み進んだ内容についての確認を行う
【事前学習】理解しにくい箇所や内容について十分複数すること (0.5時間)
【事後学習】再度学習内容について復習すること (0.5時間)
その他
教科書 白崎 『シャミッソー:影をなくした男』 郁文堂
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:課題について解答すること(50%)、授業参画度:授業内で発言を求められたり、訳を求められたりを総合的に評価(50%)
オフィスアワー 授業開始前、ないしは授業後、ただし事前に申し出ることが望ましい

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