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データ収集・分析法入門

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令和２年度以降入学者 データ収集・分析法入門
令和元年度以前入学者 データ収集・分析法入門
教員名 小川豊武
単位数    2 学年 1～4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業（一部遠隔授業）
授業の形態 対面授業（一部オンデマンドの遠隔授業あり）
Blackboard ID 20233866
授業概要 現代において、私たちが生きている社会の姿や人々のものの考え方を把握するために、社会調査はなくてはならないものになりつつある。調査結果のデータは社会学の研究だけでなく、企業の経営判断や国の政策立案などの場面で、ますます重視されるようになっている。この授業では、調査の企画・設計からデータの収集、データの整理、集計、分析、そして結果のまとめと公表に至るまでの一連の流れを解説するとともに、実践的な課題を通じて社会調査のプロセスを体験する。担当教員は、日本の若者の生活と意識に関する量的調査への参加経験があることから、その経験を踏まえて、若者文化とコミュニケーションに関するトピックを交えて解説をしていく。＜社会調査士コースのB科目に対応＞
授業のねらい・到達目標 ＜知識＞＜技能＞
この授業では、社会調査のうち質問紙調査を中心にして、調査の基礎的な知識・技術の習得をめざします。その上で、現代社会に対する批判的な思考力を身につけ、問題解決のための様々な手段を習得することを目指す。
＜能力＞
上記の＜知識＞＜技能＞の習得を経て、以下の＜能力＞を育むことが到達目標である。
目に見えない社会事象や問題の性質を可視化する道具としての社会学理論や社会調査の重要性を説明することができる。（A-3-1: 論理的・批判的思考力）
多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について，社会学理論や社会調査を用いて発見することができる。（A-4-1: 問題発見・解決力）
この科目は文理学部（学士（社会学））のディプロマポリシーDP３、DP４及びカリキュラムポリシーCP３、CP４に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 ・教科書の基本事項を説明し、配布する資料や映像も活用しながら、講義を進めていく。毎回の授業ではリアクションペーパーや小レポート等の課題を提示する。授業内で課題（リアクションペーパー、レポート、試験等）に対するフィードバックを行う。
・一部の回にZoomミーティングを使った同時双方向型の遠隔授業を実施することがある。初回の授業までにBlackboardのコース登録をしておくこと。また、Zoomのソフトをインストールして、Zoomミーティングに参加できるようにしておくこと。
授業計画
1 ガイダンス／授業の進め方と成績評価の説明　データ分析の重要性（A-3-1）
【事前学習】教科書の第4章1節を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
2 調査テーマの具体化（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
3 調査票調査の様々な方法（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
4 概念と操作的定義（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
5 変数と仮説（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
6 質問文の基本ルール（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
7 質問文の良し悪し（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
8 サンプリングの理論と標本誤差（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
9 サンプリングの実際と調査の実施（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
10 データの整理、エディティング、コーディング（A-3-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
11 基礎統計量と検定（A-4-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
12 データ分析の基本、単純集計、クロス集計（A-4-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
13 質的データの整理と分析（A-4-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
14 報告書の作成、分析と解釈（A-4-1）
【事前学習】教科書の該当章を読み、内容のポイントを把握したうえで疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】授業内容を振り返り、関連文献や資料を参照して理解を深める。 （2時間）
【授業形態】対面授業
15 期末試験と解説、全体の授業内容のまとめと振り返り（A-3-1）
【事前学習】試験範囲の授業内容を重点的に復習しておく。 （2時間）
【事後学習】全15回の授業で得られた知識を自分なりに整理し、わかりやすくまとめておく。 （2時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 大谷信介・後藤範章・小松洋・木下栄二 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年
参考書 授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度:毎回の授業で出す課題（リアクションペーパーや発表）(50%)
課題に対するフィードバックは、授業時の他、Blackboardを使って行います。課題の解答を総合して、A-3-1（論理的・批判的思考力）、A-4-1（問題発見・解決力）の修得状況を評価します。対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明します。
オフィスアワー 毎週木曜日　9：00～10：30　本館研究室
※授業についての質問は、授業時間内の他、メールもしくはBlackboardで対応します。

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