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令和2年度以降入学者 | ゼミナール3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ゼミナール3 | ||||
教員名 | 立道信吾 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業を基本にオンライン授業(ZOOM)を必要に応じて組み合わせて実施する。 |
Blackboard ID | 20230965 |
授業概要 | ①就職活動における学歴社会の実態、②経済格差の就職活動への影響、③社会関係資源(人脈)の就職活動への影響など、現代日本における様々な問題について、大学生の関心が高い就職活動をテーマに、産業社会学の観点から受講生が14チームに分かれて研究を進める。担当教員は、厚生労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方、研究プロジェクトの進め方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識・技能〉社会調査の企画・立案、実施、分析等を通じて、実証的な社会学の手法を身につける。「経営に資する人材とは何か」を就職活動の社会学的分析を通じて理解する。①就職活動をテーマにした、複数のサブプロジェクトからなる総合研究プロジェクトに受講生が参加することで、社会学を学ぶ者によって必須な、調査の実務、研究成果のとりまとめ方やプレゼンの技法などを身につける。①研究テーマ別に分けられたサブプロジェクト毎に、文化祭での研究のポスター展示、②研究発表会での発表、③研究報告書の作成など、研究とその成果の普及を一通り学ぶ。3年生と4年生のゼミナール受講者が共同作業を行うことで、社会に出た時に必要な組織人としての役割遂行について学ぶ。 〈能力〉 上記の〈知識〉〈技能〉を経て、以下の〈能力を育むことが目標である。 ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。 (A-5-4: 挑戦力) ・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。 (A-6-4: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。 (A-7-4: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。 (A-8-4: 省察力) *この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 受講生を複数のチームに分け、チーム毎に個別の研究テーマに取り組むとともに、他のチームとの共同研究を通じて、知識を深めていくProject Based Learningによって授業を進める。就職活動を産業社会学の観点から分析することを目的に、先行研究を整理したり、2011年度から11回にわたって実施した「東日本大震災以降の大学生の就職活動に関する調査」で得られたデータを統計的に分析することで、最近の就職活動の実態について考察していく。この作業を通じて、統計学の基本的な知識や多変量解析等の高度な手法について学ぶ。 なお、当ゼミは86名が受講生となるが、グループワークの際は、申請があれば、ZOOMでのミーティングを許可する場合がある(毎回自動的にZOOMを用いるという方法は許可できない。申請はグループ単位で行い、感染防止など必要性がある場合にのみ許可する)。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | ゼミナール1,2,3,4の受講者であること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 授業の進め方(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】 立道ゼミナールが過去に発行した研究報告書を熟読しておく。 (1時間) 【事後学習】 研究に関わる自分の問題関心を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
チーム分けと各チーム毎の研究テーマ決定についてのディスカッション(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Project Based Learnigについてインターネットで検索し、本科目の意義を理解しておく。 (1時間) 【事後学習】議論を振り返り、研究テーマの詳細設計について考えておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
アンケート調査データに追加する検索作業①大学の入学難易度・大学定員・大学の専攻のコード化(A-7-4)(A-8-4) 【遠隔授業 ZOOMミーティング】 【事前学習】エクセルの基本的な入力操作について確認しておく。 (1時間) 【事後学習】入力されたデータに間違いが無いか再チェックをする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
アンケート調査データに追加する検索作業②資格のコード化(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】コード化の対象となる資格についてインターネットで検索し、基本的な知識を身につける。 (1時間) 【事後学習】入力されたデータに間違いが無いか再チェックをする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
アンケート調査データに追加する検索作業③企業業績の検索と入力(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】売上高、経常利益などの経営業績の見方についてインターネットで検索し、基本的な知識を身につけておく。 (1時間) 【事後学習】入力されたデータに間違いが無いか再チェックをする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
統計ソフトSPSS入門(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】SPSSのアウトラインについてプロバイダのサイトで知識を得ておく。 (1時間) 【事後学習】SPSSの基本的な操作を復習する。 (1時間) |
7 |
多変量解析入門 帰分析とは(A-7-4)(A-8-4) 【遠隔授業 オンデマンド授業】 【事前学習】回帰分析とは何かについてインターネットで検索しておく。 (1時間) 【事後学習】回帰分析のSPSSでの具体的な操作について復習する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
チーム毎の研究テーマでアンケート調査データの分析を進める①先行研究に基づく作業仮説の設定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自分たちのチームの研究テーマの先行研究を整理しておく (1時間) 【事後学習】作業仮説の妥当性を再検討しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
チーム毎の研究テーマでアンケート調査データの分析を進める①先行研究に基づく作業仮説の設定(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自分たちのチームの研究テーマの先行研究を整理しておく (1時間) 【事後学習】作業仮説の妥当性を再検討しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
チーム毎の研究テーマでアンケート調査データの分析を進める②統計分析の実施(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】仮説検証に必要な統計分析についてリストアップしておく。 (1時間) 【事後学習】統計分析について手続きや各種統計量等の結果の検証。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
チーム毎の研究テーマでアンケート調査データの分析を進める③研究結果のまとめ(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】テーマと密接に関わる統計分析結果をリストアップし、チームメンバーとの議論に備える。 (1時間) 【事後学習】【事前学習】 作業分担に基づき、自分が担当する研究発表の部分について資料を作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
チーム毎の研究の中間報告会①(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自分の担当する研究発表部分のオーラル原稿を作成する。 (1時間) 【事後学習】自らのチームの研究成果についてのコメント、批判等に基づき研究結果を修正する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
チーム毎の研究の中間報告会②(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自分の担当する研究発表部分のオーラル原稿を作成する。 (1時間) 【事後学習】自らのチームの研究成果についてのコメント、批判等に基づき研究結果を修正する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
チーム毎の研究の中間報告会③(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】自分の担当する研究発表部分のオーラル原稿を作成する。 (1時間) 【事後学習】自分の担当する研究発表部分のオーラル原稿を作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
学園祭での研究発表に向けた課題や問題点についての議論(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】学園祭での研究発表内容を整理する。 (1時間) 【事後学習】授業内の議論での決定事項に基づき、研究発表に向けて各自がやらなければならない作業に取り組む。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:課題を誠実に実行したか、チームで成果を出すことに貢献したかなどを総合的に勘案して評価します(100%) 結果も重視しますが、課題に真剣に取り組んだかどうか結果を出すまでのプロセスも評価します。ゼミ生全員で取り組む共同研究なので、チームワークを重視します。組織人として適切な振る舞いを学ぶ場でもありますので、それができない学生には、注意を与えます。毎回の授業に出席し、上記の点が実行されているかどうかを確認して評価します。 能力(A-5-4~A-8-4)の習熟度については別途配布のチェック項目に基づいて評価する。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | BLACKBOARDのメールまたはLINE(受講生全員がLINEに登録済み)で随時受け付けます。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 |