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令和2年度以降入学者 | 教育学演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育学演習1 | ||||
教員名 | 佐藤晴雄 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 今期の授業は対面式を原則としつつも、Blackboardを併用して実施することとします。対面式授業の日程については受講者決定後に各自に連絡する。なお、対面式授業に出席できない者に対しては、資料等を配布するか、授業の様子を動画で配信することを予定している。授業はテキスト通りに進めますが、適宜課題提出を求めます。 ※Blackboard ID:20202318 |
Blackboard ID | 20231032 |
授業概要 | テーマは「学校と地域社会の連携-コミュニティ・スクール-」とする。 近年、教育改革の中で注目されている学校と地域社会の連携をテーマにして、保護者・地域住民による学校運営参画制度であるコミュニティ・スクール(学校運営協議会を設置する学校)を中心に取り上げ、その制度の意義と実態について考え、教育制度や学校経営を理解する一助としたい。 なお、担当者は教育委員会の実務経験並びに中央教育審議会専門委員としてコミュニティ・スクール導入の努力義務化に関わった。この経験を授業では生かしていくことする。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、「教育学基礎論1・2」で学んだことを基本として、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。 ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/英文HPの検索と閲覧/「国立国会図書館サーチ」(NDL Search)の活用法/CiNii及びJ-STAGEの利用/図書館間相互貸借(ILL)での文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。 本科目の到達目標は以下のとおりである。 (1)与えられた条件のもと、他者にとってわかりやすいかどうかを十分に検討したうえで、理由と根拠に基づいた主張を展開できる(A3-2) (2)自分なりの貢献の仕方を考えながら、一つの目標に向かって他者と力を合わせて行動することができる(A7-2) (3)パワーポイントや統計ソフトの活用法の基礎を身につける。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 対面を原則とする。毎回、教育関係資料収集の仕方・データ解釈など研究の基礎的事項について解説するとともに、教育改革の動向について演習し、担当者が要点を解説する。また、グループを編成し、各グループが担当した章のパワーポイントファイルを作成し、プレゼンを行い、その評価を相互に実施する形で、アクティブラーニングの要素を持たせることとする。なお、グループ編成はこちらで行い、グルーブ内で役割分担等を決めてもらうことを予定している。ただ、事情にっょてはグループ編成せずに、各自でプレゼン資料等を作成し、提出する形式を取る |
履修条件 | 同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること 事前にテキストを読み、コミュニティ・スクールに関するある程度の理解に努めるようにして欲しい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス-授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する-
【事前学習】テーマや授業の目標について理解しておく。 (1時間) 【事後学習】課題に関する復習を行う。 (1時間) |
2 |
コミュニティ・スクールと学校・地域連携
【事前学習】テキストの目次と各章を照らして、おおよその内容を把握しておく。 (1時間) 【事後学習】学校と地域の連携の現況を理解する (1時間) |
3 |
学校と地域社会の連携を巡る最近の動向
【事前学習】文部科学省HPから「地域とともにある学校づくり」を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容を復習する。 (1時間) |
4 |
コミュニティ・スクールに関する情報の収集法
【事前学習】地方教育委員会のHPを検索しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ手法を再度試してみる。 (1時間) |
5 |
コミュニティ・スクールをめぐるディスカッション(遠隔方式を用いる予定)
【事前学習】論文内容を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】ディスカッション内容を復習する。 (1時間) |
6 |
インターネットの効果的な使い方と論文・レジュメの書き方
【事前学習】「コミュニティ・スクール」をGoogle等で検索しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ手法を再度試してみる。 (1時間) |
7 |
図書館利用法-コミュニティ・スクール文献の検索-
【事前学習】CiNiiで関係論文を検索しておく。 (2時間) 【事後学習】検索した論文を1点読み込む。 (1時間) |
8 |
パワーポイントの作成①
【事前学習】パワーポイントを使ってみる (2時間) 【事後学習】授業で学んだ手法を復習する。 (1時間) |
9 |
パワーポイントの作成②
【事前学習】アニメーション機能を試しておく。 (2時間) 【事後学習】パワーポイント活用法に習熟するよう努める。 (1時間) |
10 |
プレゼンテーションと議論①
【事前学習】パワーポイントによるスライド作成担当箇所を読み込んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだことを復習する。 (1時間) |
11 |
プレゼンテーションと議論②
【事前学習】プレゼン資料(スライドとレジュメ)を作成しておく。 (2時間) 【事後学習】他グループの資料等の理解を深める。 (1時間) |
12 |
学校・地域連携に関する要点整理とまとめ
【事前学習】プレゼン資料からテキストの全体を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】学んだことを復習する。 (1時間) |
13 |
データ分析-クロス集計-
【事前学習】統計とは何かをおおよそ理解しておく。 (1時間) 【事後学習】学んだことを復習する。 (1時間) |
14 |
データ分析-平均の比較-
【事前学習】クロス集計と「平均値」の違いを理解できるようにする。 (2時間) 【事後学習】テキスト中のデータを改めて読み込む (2時間) |
15 |
演習授業の振り返りと確認
【事前学習】これまでの学習内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】学んだことをこれからの学習にどう活かすかを考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 佐藤晴雄 『コミュニティ・スクール-増補改訂版-』 エイデル研究所 2019年 第増補改2版 教科書は必ず入手し、毎回持参すること。 |
参考書 | 佐藤晴雄 『現代教育概論-第五次改訂版』 学陽書房 2021年 第5版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:プレゼンテーション資料(PowerPoint)(20%)、授業内テスト:最終日に簡単な論述式で行う(10%)、授業参画度:各回の課題に臨む姿勢を重視する(70%) グループ単位で法規関係の問題を解いてもらいます。毎回、グループ代表が解答を発表する。 |
オフィスアワー | 本館4階(水・木)。Eメールの場合は、hasato2007@gmail.com に連絡してください。 |