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教育学演習2

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令和2年度以降入学者 教育学演習2
令和元年度以前入学者 教育学演習2
教員名 広田照幸
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業で、全体での報告・討論、グループでの報告・討論、及び個別の作業を組み合わせて進める。
Blackboard ID 20233995
授業概要 教育学の基本を理解しながら、アカデミック・スキルを学び、それを活用していく。
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学演習1」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。
 ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/Web-Catの利用/国会図書館の雑誌索引の利用/CiNiiの利用/インターライブラリーでの文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。
 具体的には、「戦前期の社会と青少年の立身出世」に関わるテーマを主題として取り上げて、文献購読や調査方法などのアカデミックスキルを身につけ、かつ他者との共同した学びを促進するスキルを身につける。
本科目の到達目標は以下のとおりである。
(1)与えられた条件のもと、他者にとってわかりやすいかどうかを十分に検討したうえで、理由と根拠に基づいた主張を展開できる(A-3-2)   
(2)自分なりの貢献の仕方を考えながら、一つの目標に向かって他者と力を合わせて行動することができる(A-7-2)
(3)教育学についての文献の収集・引用の仕方を理解している。
(4)論理的に適切なやり方で、教育学の特定の主題を体系的に議論できる。
この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの3,7に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 演習形式で、グループでの文献講読と教員から課せられた課題に取り組む。Blackboard上に資料を配信するので、事前に資料を読んでおくこと。授業外の時間に取り組む課題の成果物の一部は、「e-Learning(Blackboard)」の「課題の提出」欄から入力して提出してもらう。直接対面の講義形式で行うが、新型コロナウィルス問題の関係で入国できないなど、やむを得ない理由で恒常的に講義に出席できない人に対しては、代替のプログラムを用意している。
履修条件 同一教員の「教育学演習1」(前期)、「教育学演習2」(後期)を合わせて履修すること。
授業計画
1 ガイダンス――文献、データを集めてレポートを書く作業の過程を概観し、これから進める作業の意義と手順を理解する。
【事前学習】Blackboardにあるシラバス詳細版に目を通して、授業の流れを確認しておく。 (2時間)
【事後学習】本を入手してざっと目を通してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 知的な文章を書く1――書誌情報の書き方と適切な引用1 文献の書誌情報の適切な表記の仕方を学ぶ。
【事前学習】さまざまな文献での書誌情報の記述方法を確認してみる。 (2時間)
【事後学習】授業で学んだことを振り返り、今後への活かし方を確認する。 (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
3 文献講読とミニ講義1――少人数学級化の現状について理解する。
【事前学習】テキスト第1章・第2章を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で学んだことを振り返り、今後への活かし方をいろいろ考えてみる。 (2時間)
4 文献講読とミニ講義2――教員定数の仕組みと現状を理解する。
【事前学習】テキスト第3章を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 文献講読とミニ講義3――臨時教職員の現状と多忙化の現状を理解する。
【事前学習】テキスト第4章・第5章を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 文献講読とミニ講義4――義務教育費の財政の仕組みと現状を理解する。
【事前学習】テキスト第6章を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 文献講読とミニ講義5――教育予算の歴史的経緯と今後のあり方を考える。
【事前学習】テキスト第7章・終章を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 文献講読とミニ講義6――持ちコマ数削減の別の可能性を探る。
【事前学習】濱田論文・中嶋論文を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
9 文献講読とミニ講義7――持ちコマ数削減の別の可能性を探る。
【事前学習】広田・橋本論文、広田論文を読んでくる。 (2時間)
【事後学習】授業で出された論点を確認し、テキストを読み直してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 レポートのためのメモの検討1――数人の報告をもとに議論する。
【事前学習】レポート作成のためにメモや抜き書きを作り、全体のプロット案を作る。ておく。 (2時間)
【事後学習】自分の課題の文献を資料を集め、さらに読み進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 レポートのためのメモの検討2――数人の報告をもとに議論する。
【事前学習】レポート作成のためにメモや抜き書きを作り、全体のプロット案を作る。 (2時間)
【事後学習】自分の課題の文献を資料を集め、さらに読み進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 レポートのためのメモの検討3――数人の報告をもとに議論する。
【事前学習】レポート作成のためにメモや抜き書きを作り、全体のプロット案を作る。 (2時間)
【事後学習】メモや抜き書きを増やしつつ、自分のレポートのプロット案をバージョンアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 レポートのためのメモの検討4――数人の報告をもとに議論する。
【事前学習】レポート作成のためにメモや抜き書きを作り、全体のプロット案をバージョンアップする。 (2時間)
【事後学習】メモや抜き書きを増やしつつ、自分のレポートのプロット案をバージョンアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 各自の作業と個別相談
【事前学習】レポート作成に向けた個別作業と疑問点の洗い出しをする。 (2時間)
【事後学習】メモや抜き書きを増やしつつ、レポート作成に向けた個別作業 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 各自の作業と個別相談
【事前学習】レポート作成に向けた個別作業と疑問点の洗い出しをする。 (2時間)
【事後学習】レポート完成に向けた個別作業と執筆 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 山﨑洋介・ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会 『いま学校に必要なのは人と予算―少人数学級を考える』 新日本出版社 2017年
参考書 藤森毅 『教師増員論――学校超多忙化の源をさかのぼる』 新日本出版社 2021年
内田良他 『先生がいなくなる (PHP新書)』 PHP研究所 2023年
氏岡真弓 『先生が足りない』 岩波書店 2023年
授業時に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度:グループ作業への取り組み(30%)、各回に個別に作成したメモや資料(10%)
オフィスアワー 月曜日12:15から13:00、またメールでの相談には随時対応する。

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