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教育・学校心理学

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令和2年度以降入学者 教育・学校心理学
令和元年度以前入学者 教育・学校心理学
教員名 狩野武道
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 主たる授業形態は対面授業であり,一部遠隔授業を実施する予定。

各回の授業形態は,以下の3つを予定している。
①オンデマンド型授業(授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む):第1回目授業
②対面授業+課題研究型授業(事前課題に取り組んだ上で,対面授業を実施):第2~14回目授業
③対面授業:第15回目授業
Blackboard ID 20231181
授業概要 ①教育現場において生じる問題およびその背景,②教育現場における心理社会的課題および必要な支援,の2点について学ぶ。授業者の公認心理師,臨床心理士としての実務経験を利用し,教育現場や支援に関する学習指導等を行う。
授業のねらい・到達目標 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】
教育現場において生じる問題およびその背景について理解し,説明することができる。
教育現場における心理社会的課題および必要な支援について理解し,説明することができる。

この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応している。
既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3)
資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3)
授業の形式 講義
授業の方法 第1回目授業はオンデマンド型授業であり,事前にBlackboardを通じて配信された授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む。

第2~14回目授業は対面授業を主とし,以下の①~③で構成する予定である。
①対面授業前までに,指定された教科書の当該箇所を読み,また当該回の授業テーマを調べて,疑問点を整理した上Blackboardで事前課題を提出する。
②対面授業にて講義形式の授業や,受講者同士での話し合い,発表,質疑応答等を行う(感染症予防の観点から話し合い等が実施できない状況であった場合は変更する可能性あり)。
③対面授業にて説明された課題を,指定された期日までにBlackboardにて提出する。
※遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。

第15回目授業は対面授業で,授業全体にかかる課題を授業内で実施する。

課題の提出はBlackboard上(第15回目課題のみ別途提出方法を指示する),課題のフィードバックはBlackboard上ないし対面授業内にて実施する。
遠隔授業の詳細や,授業計画が変更される場合等は,Blackboardあるいは事前の対面授業等を使用して周知する。

※第2~14回目授業について,以下5点の条件を満たす学生はZoomにて授業参加することを認める(個別の許可申請は不要)。この条件が守られていない学生がZoomで授業参加していた場合,欠席として扱う可能性がある。
①Zoomの参加名を「学生証番号+氏名」とし,他の名前で参加していた場合欠席扱いとなる可能性を了承できること
②画面を常にONの状態で参加すること
③インターネット環境や機材を整えて安定してZoom授業に参加できるようにすること
④授業中,Zoomによって受講・話し合い・発表ができる環境を整えられること
⑤途中入室の場合しばらく待機室で待つことになる可能性(授業中盤以降の遅刻参加は認めない)を了承できること

※第15回目授業について対面授業に参加できない学生は,理由も含め事前にBlackboardのメール等にて授業者に連絡すること。その理由が本人の責めに帰さないものと授業者が判断した上,先に挙げた5つの条件を満たしていれば,Zoomによる授業参加を許可する。
履修条件 心理学科以外で本科目の受講を希望する学生は,Blackboardでコース登録をした上,Blackboardのメール機能を使用して授業者に第1回授業日前日までに連絡し,受講が認められるか否かの確認をすること。
心理学科以外で授業者に確認を取らずにBlackboardコース登録をしている学生は,第1回授業日より順次Blackboardコース登録の削除を授業者が実施する。

心理学科以外の学科に在籍していて,科目「教育相談」を受講した学生(あるいは受講する予定のある学生)は,本科目は受講不可とする。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法等についての説明(A-3,A-4)
【事前学習】シラバスならびに教科書の目次を読み,授業の概要について理解を深め,本授業で学びたいことを整理する。 (3時間)
【事後学習】配信された資料の内容を整理し,理解を深める。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
2 学校組織,教育制度,チーム学校,教育課程(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
3 生徒指導,教育相談,特別支援教育(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 心理支援者の基本的態度(他者理解,共感的理解,傾聴,相談者との関係性)(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 良いコミュニケーションとアサーション(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 学校における心理的アセスメント(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 カウンセリング(カウンセリング,心理療法,クライエント中心療法,相談の構造,認知行動療法,ブリーフセラピー)(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 コンサルテーション,連携と協働(コラボレーション)(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
9 子どもの精神障がい,知的障がい,発達障がい(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 不登校(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 いじめ(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 非行(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 自傷,自死(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 家族,虐待(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて,教科書等を使用して事前に調べて理解を深める。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 授業全体の振り返りと理解の深化(A-3,A-4)
【事前学習】これまでの授業・課題研究の内容について復習をする。 (3時間)
【事後学習】課題研究の内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 津川律子・山口義枝・北村世都 『Next教科書シリーズ 教育相談 [第2版]』 弘文堂 2023年 第2版
日本学校心理学会 『学校心理学ハンドブック 第2版 「チーム」学校の充実をめざして』 教育出版 2016年 第2版
第2回目授業より教科書が必須となるため,遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。この二つの教科書の中から指定された当該箇所を事前に読んで,課題や対面授業に臨むこととなる。指定箇所は,対面授業あるいはBlackboard等で周知する。
参考書 授業中に,必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は,発表,発言,話し合いへの取り組み,課題の提出・内容等で評価する。
A-3,4の達成度は発表,発言,話し合いへの取り組み,課題の提出・内容等にて確認する。
なお,上記内容は対面による授業参加,Zoomによる授業参加どちらも共通とする。
オフィスアワー 授業後教室にて。Blackboardを介したメールにて。

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