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平成30年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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教員名 | 松浦隆信 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231199 |
授業概要 | 心理学の研究論文を読み込み、その内容を深く理解し分かりやすくプレゼンテーションを行う。また、プレゼンテーションされた内容を吟味し、疑問点を出し合い、新たな研究課題を見出す。 臨床心理学に関して他の講義では取り上げられない内容の話題提供を行い、心理学理論と臨床実践の繋がりを理解する。 講師の臨床心理士および公認心理師としての実務経験を踏まえてカウンセリングを体験学習し、その効果や限界を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 心理学が対象とする様々な研究・実践内容とその知見を知識レベルで習得できる。批判的な視点を養い、自らが取り組むべき課題を他者との意見交換を通じて創出できる。心理学の理論と臨床実践との繋がりを理解できる。 他者の意見を聴き取ることができる。(A-6-1) 集団の中で,他者と連携できる。(A-7-1) 自己を振り返ることができる。(A-8-1) 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる。(A-6-3) 集団の中で,他者と連携しながら,リーダーシップを発揮して,協働者の力を引き出すことができる。(A-7-3) 自己を振り返り,自らの資質について,心理学を活かしながら理解することができる。(A-8-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応しています。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 研究論文の講読およびプレゼンテーション、ディスカッションを行う。後半の授業回では基礎心理学の知識が臨床実践にどのように用いられているかを示す資料を配布し、読解後の感想コメントを求める。プレゼンテーションでは、関心のあるテーマに関して論文を検索・入手し、割り当てられた担当回に分かりやすくプレゼンできるように講読した内容をスライド資料、あるいはレジュメにまとめてくる。 授業計画に記載したテーマに関わらず、基本的には受講者の興味関心に即して授業を進める予定なので、第1回目のオリエンテーションの際に自由に希望を述べてほしい。 なお、日本に入国できない留学生、および新型コロナウイルスに関連する事由(感染、濃厚接触者指定、ワクチン副反応の3点)が証明可能な場合は、Zoomによる遠隔媒体を併用して対面参加している学生とのコミュニケーションが図れるように配慮し、対面授業同等の授業内容を担保する。また、その際の授業資料についてはBlackboard経由で手元に届くよう配慮する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安としますが、発表担当回に向けた資料作成にはさらに時間をかけて取り組んでください。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方に関するオリエンテーションを行う。特に、3回目以降の論文発表の担当割り振り、取り上げるテーマを決定する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】本授業でプレゼンを行いたい心理学に関するテーマを事前に考えてくる。 (2時間) 【事後学習】パワーポイントの使い方を復習(予習)しておき、実際に触っておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ゼミ生間の交流を図る目的で、自己紹介に関するグループワークを行う。(A-8-1)(A-8-3)
【事前学習】自己紹介の内容を予め考えておき、必要であればメモにまとめておく。通信環境を整えておく。 (2時間) 【事後学習】授業での体験をレポートしてまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
発表1回目:臨床心理学領域(不安症)の研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
発表2回目:臨床心理学領域(うつ病)に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
発表3回目:臨床心理学領域(パーソナリティ障害)に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
発表4回目:臨床心理学領域(統合失調症)に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
発表5回目:発達心理学領域に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
発表6回目:学習心理学領域に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
発表7回目:認知心理学領域に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
発表8回目:社会心理学領域に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
学習心理学と臨床心理学の接点:学習心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)
【事前学習】学習心理学の理論と行動療法の概要を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】心理支援に対する学習理論の応用可能性についてレポートをまとめてくる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
社会心理学と臨床心理学の接点:社会心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)
【事前学習】社会心理学の様々な理論を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】心理的問題を2つ取り上げ、それらが社会心理学的に同様に説明可能かを考え、まとめてくる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発達心理学と臨床心理学の接点:発達心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)
【事前学習】発達心理学の様々な理論を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】子どもの発達に重要な要素について、授業内容に基づきレポートをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
カウンセリング演習(1):カウンセリングの有効性や限界を、観察学習を通じて学ぶ。特に、今回は通常のカウンセリングでも重要となる受容、共感、傾聴の役割について理解を深める。(A-7-1)(A-7-3)
【事前学習】傾聴とは何かについて座学で学習可能な内容を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】授業の感想を文章にまとめて提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
カウンセリング演習(2):カウンセラー役とクライエント役を決めて、一定の話題に沿ってカウンセリングを行ってみる。その感想について意見交換し合う。(A-7-1)(A-7-3)
【事前学習】ロールプレイ時の役割設定を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】授業の感想を文章にまとめて提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:パワーポイントによる発表資料(50%)、授業参画度(50%) 3年生は発表担当回での発表資料の提出が単位取得に必須である。授業参画度は各回発表内容に対するコメントの内容、授業の感想などで評価する(A-6,A-7)。レポートについては各自に総評をフィードバックする(A-8)。 対面授業に参加できない場合の成績評価は、遠隔媒体の併用により対面授業と同等の質を担保するため、上記基準と同様に評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時に授業実施教室で対面にて実施する。対面授業に参加できない学生に対しては、事前にメールで予約の上、適宜Zoomで対応する。 |