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心理学ゼミ2・心理学ゼミ4

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平成30年度以降入学者 心理学ゼミ2・心理学ゼミ4
教員名 望月正哉
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234155
授業概要 言語・コミュニケーションの心理学研究を実践する
授業のねらい・到達目標 心理学ゼミ1から4を通じ,人の言語・コミュニケーションを心理学の視点から研究を実施できるようになる。具体的な到達目標として,グループでの研究を実施し,(1)文献研究を行い研究の背景の理解できる,(2)特に心理学ゼミ2の受講生では,研究計画を企画したうえで,予備調査を実施し,最終的な計画の決定ができる指摘した問題に基づいて適切に研究計画を立てられる,(3)計画に基づき実験・調査を実施できる。(4)特に心理学ゼミ4の受講生では,得られたデータに対して適切な分析を実施し,それを報告できるようにする(A-6-2, A-6-4, A-7-2, A-7-4,A-8-2,A-8-4)。
この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応している。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 対面とオンラインツールを組み合わせ,演習・実習形式で行うこととする。受講者はグループとなり,各グループで設定したテーマに沿って独自の研究計画を企画する。その計画にしたがい,実験・調査の実施や,報告・討議を行う。上級生は下級生に対し,計画の策定や実験・調査の実施について助言を与える。報告を担当する際には報告前に資料を完成させ,事前に共有すること。自身が担当した報告に対しては討議内容をまとめること。本授業に関わる作業は主に授業外となり,授業では報告討議が中心になることに留意する。なお,本授業の事前・事後学習は,それぞれ1-3時間程度を目安とするが,テーマや授業中の作業により,それよりも多い時間が必要となることがある。
本授業は対面授業で進めるが,新型コロナウィルスの感染者状況等を鑑みて,Zoom,Teamsに変更する可能性もある。授業は週1回のペースで進めるが,随時相談を行うことも可能である。なお,課題の提出,フィードバックはTeamsを利用して行う。対面授業において対面参加が困難な場合は,教員の許可を受けて,Zoom,Teamsにてオンライン参加ができる。ただし,ゼミ内活動における連携においては各自で調整する必要がある。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標,授業方法の説明(A-6-2,A-6-4)
【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する (1時間)
【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ,作業計画を立てる (3時間)
【授業形態】対面授業
2 研究計画の完成(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】前期立案の計画に対し,改めて関連資料を収集する (2時間)
【事後学習】討議や指摘された内容を踏まえ,計画を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 研究計画の発表と討議(⾔語心理学・心理言語学分野)(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表担当者は選択した自身の研究計画をまとめ,発表日までに共有しておく (1時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,計画を改善する (3時間)
【授業形態】対面授業
4 研究計画の発表と討議(社会⾔語学・コミュニケーション⼼理学分野)(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表担当者は選択した自身の研究計画をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,計画を改善する (1時間)
【授業形態】対面授業
5 実験・調査の準備(刺激の作成)(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】決定した研究計画を踏まえ,刺激の作成・収集方法を確認する (3時間)
【事後学習】討議や指摘された内容を踏まえ,研究内容を改善する (1時間)
【授業形態】対面授業
6 実験・調査の準備(実験プログラム・調査フォームの作成)(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】決定した研究計画を踏まえ,刺激の作成・収集方法を確認する (3時間)
【事後学習】討議や指摘された内容を踏まえ,研究内容を改善する (1時間)
【授業形態】対面授業
7 実験・調査の準備(参加者の募集)(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】必要なサンプルサイズを確認し,募集方法を策定する (2時間)
【事後学習】この時点で確保が難しい場合に,追加の募集方法を策定する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 実験・調査の実施確認(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】前週までに準備が完了しなかった点について準備をする (2時間)
【事後学習】実施した研究のデータを分析にかけられるよう整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 実験・調査の実施(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】前週までに修正が必要であった点について準備をする (2時間)
【事後学習】実施した研究のデータを分析にかけられるよう整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 実験・調査データの分析方針の議論(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】計画している分析⽅法について,関連する教科書を読み,分析⽅法を確認する (2時間)
【事後学習】授業内で出した結果をもとに,内容をどのように報告するか討議する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 実験・調査データの分析(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】データを分析可能な状態に整理する (2時間)
【事後学習】当初の方針以外で興味深い点について探索的分析を実施する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 実験・調査データの結果に関する議論(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)
【事前学習】共有した結果を見て,各人が解釈を出す (2時間)
【事後学習】授業内で出した結果をもとに,内容をどのように報告するか討議する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 研究発表の準備(序論・方法のまとめ)(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】実施した研究のまとめ,課題となる点を明らかにする (2時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,ポスターの作成を始める (2時間)
【授業形態】対面授業
14 研究発表の準備(結果・考察のまとめ)(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】実施した研究のまとめを進め,課題となる点を明らかにする (2時間)
【事後学習】研究発表のためのポスターを完成させる (2時間)
【授業形態】対面授業
15 研究発表(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】研究発表に必要な資料を作成し,メンバー間で共有する (3時間)
【事後学習】発表で出された質問に対し,回答を作成する (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
レポートは,授業内で発表する際に必要な資料(計画発表,ポスター発表)を評価する。授業参画度は,到達目標に書いた観点に基づき,授業内での発表およびディスカッションへの参加,研究実施への関与度を評価する。対面授業において対面参加できない場合,オンライン参加を求めるが評価方法に相違な点はない。
オフィスアワー Teamsで随時受け付ける。

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