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令和2年度以降入学者 | 行動心理学実験・実習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 行動心理学実験・実習 | ||||
教員名 | 畦地良平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 指定感染症(COVID-19、インフルエンザ等を含む)に罹患もしくは罹患を否定できない状況にあり、学内への入構が許可されない者以外の遠隔授業参加は原則認めない。 本授業はグループワークにより進行する。 |
Blackboard ID | 20231223 |
授業概要 | 卒業後の社会生活や職業生活上,様々な条件によりどのようにパフォーマンスに違いがあるかを比較する必要がある場面は多々ある。 本授業では,行動心理学に基づき,単一事例実験や日誌法による調査,介入実験の実施と効果評価,心理テストを用いた実験における刺激条件の違いによるパフォーマンスの違いなどについて学修する。 |
授業のねらい・到達目標 | (1) 授業のねらい 様々に条件設定を行い,データを取得し比較することで,心理学的な実験を含む研究デザインの方法を身に着ける。 実験室実験ではない日常生活におけるデータ比較や介入効果の比較を行う方法を身に着ける。 (2) 到達目標 時間的変化を伴う対応のあるデータの収集,比較を行うことができる。 介入効果について適切に比較することができる。 条件によるパフォーマンスの違いについて体験的に理解できる。 <ディプロマポリシーとの関係性> この科目は次の文理学部(学士(心理学)のDP及びCP A-5-3,A-6-3 に対応しています。 心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3) 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3) |
授業の形式 | 実験、実習 |
授業の方法 | 授業の形式:【実験,実習】 ①授業は基本的に複数名のグループを組み,実験実習,討論,結果発表を行う。 ②学生は原則として教室にて対面授業を受ける。 ③指定感染症の問題にて対面授業に参加できない場合には、事前連絡の上オンライン授業を含め別途代替課題,提出期限の指示を受け,指定期日までに提出する。 ④授業時間外にデータを蓄積したり,レポートを作成する時間をとる必要がある。 ⑤学生は授業内発表や質問について都度、教員からのフィードバックを受ける。また、レポート課題についてはBlackboard等を通じて別途教員からのコメントを受け、次回以降のレポートに反映させる。 |
授業計画 | |
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1 |
授業方法のオリエンテーション,実験デザインや調査手法の講義 (A-5-3) 本授業にて学ぶ実験手法,調査研究手法について概説する。またグループ学習を進めるためのグループ決めを行う。 【事前学習】調査実験デザインについて予習してくる 【事後学習】授業内で扱った手法や器材等について復習する 【授業形態】対面授業 |
2 |
実験条件によるデータの違いと解釈(1)(A-5-3) 指定した心理検査を用いて複数条件におけるデータを取得し,結果の整理を行う。 【事前学習】必要物品等を調べ,扱う心理検査について予習しておく 【事後学習】結果の整理法について復習する 【授業形態】対面授業 |
3 |
実験条件によるデータの違いと解釈(2)(A-5-3) 前回取得した結果を標準データと比較解釈し,レポートを作成する。 【事前学習】心理検査の解釈に必要な文献について調べる 【事後学習】レポートの作成を続け,完成度を高める 【授業形態】対面授業 |
4 |
実験条件によるデータの違いと解釈(3)(A-5-3,A-6-3) 作成したレポートをもとに結果の発表を行い,ディスカッションを行う。 【事前学習】発表資料の準備を行う 【事後学習】ディカッションの結果をまとめる 【授業形態】対面授業 |
5 |
単一事例実験(1)(A-5-3) 単一事例実験の手法について学修し,テーマを選択して実験計画を作成する。 【事前学習】単一事例実験の手法について予習しておく 【事後学習】実験データを収集する 【授業形態】対面授業 |
6 |
単一事例実験(2)(A-5-3) データ収集の結果について整理を行い,中間報告をする。 【事前学習】収集したデータを入力しておく 【事後学習】実験データを継続して収集し,個別にレポートを作成する 【授業形態】対面授業 |
7 |
単一事例実験(3)(A-5-3,A-6-3) 結果として得られたデータを元にレポートを完成させ,グループで発表を行う。 【事前学習】レポートを作成し,発表準備を行う 【事後学習】他グループの発表の仕方を取り入れ,復習する 【授業形態】対面授業 |
8 |
日誌法による調査(1)(A-5-3,A-6-3) グループごとに日誌法について先行研究を調べ,調査研究計画を立てる。 【事前学習】日誌法について予習を行う 【事後学習】調査研究計画をまとめ,日誌の作成をする 【授業形態】対面授業 |
9 |
日誌法による調査(2)(A-5-3) グループで日誌を作成・完成させ,データ収集の準備をする。 【事前学習】各自日誌の作成を行い,グループ内検討に備える 【事後学習】データ収集を始める 【授業形態】対面授業 |
10 |
日誌法による調査(3)(A-5-3) データの入力,整理の作業をすすめ,分析に備える。 【事前学習】各自データの入力を行っておく 【事後学習】データ収集を継続する 【授業形態】対面授業 |
11 |
日誌法による調査(4)(A-5-3) データ収集結果を分析して個別にレポートを作成する。 【事前学習】分析方法について予習しておく 【事後学習】レポートを完成させる 【授業形態】対面授業 |
12 |
介入実験と効果測定(1)(A-5-3,A-6-3) これまで学んだ手法を活かし,健康感等の指標を向上させるための介入計画と割り付け等効果測定の計画をたてる。効果測定の準備を行う。 【事前学習】これまでに学んだ手法の復習と他の方法を調べておく 【事後学習】介入および測定の計画を完成させ,データ収集を開始する 【授業形態】対面授業 |
13 |
介入実験と効果測定(2)(A-5-3) 前回に引き続き効果測定の準備,条件等の変更,もしくは測定結果をまとめる準備等,グループ内で中間報告と必要な作業を行う。 【事前学習】各自データを入力しておく 【事後学習】データ収集を継続する 【授業形態】対面授業 |
14 |
介入実験と効果測定(3)(A-5-3) 実験結果について分析してまとめ,各自レポートを作成する。 【事前学習】入力データを整理し,分析方法について調べておく 【事後学習】レポートを完成させる 【授業形態】対面授業 |
15 |
介入実験と効果測定(4),授業のまとめ (A-5-3,A-6-3) 各自のレポートを元にグループごとに発表を行う。授業全体の振りかえりとまとめを行う。 【事前学習】発表資料を作成しておく 【事後学習】授業全体の復習をする 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定しない。適宜資料を配布する。 |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポート,結果発表の出来栄え,わかりやすさ,科学性や論理性を評価する。(60%)、授業参画度:グループにて作業を進めることが多いため,発言や提案,質問の積極性やコミュニケーション能力(A-6-3)等を評価する。(20%)、振り返りシートへの入力内容,提出状況を評価する。(20%) 指定感染症(COVID-19、インフルエンザを含む)の問題にて対面授業に参加できなかった学生については,指示のあった代替課題の提出によって評価する。 グループ発表の内容にて、グループに所属する学生個人の評価は行わない。しかし,グループ内他者への協力姿勢や,他グループ発表への質疑等の積極性については評価対象となりえる。 課題提出等の〆切については原則一切の遅延を認めない。例え、未完成であったとしても提出し、部分点を獲得すること。 |
オフィスアワー | 授業終了後。また随時メール等にて質疑応答を受け付ける。 |