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令和2年度以降入学者 | 健康・医療心理学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 健康・医療心理学 | ||||
教員名 | 依田麻子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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Blackboard ID | 20234171 |
授業概要 | 心身の健康には,人の行動が大きくかかわっている。それはまた,多くの疾病と関連を持つ。そこで,①ストレスと心身の疾病について,②医療現場における心理社会的課題と支援,③保健活動が行われている現場における心理社会的課題および必要な支援,④災害時等に必要な心理的支援を中心に,人の行動,疾病,支援について理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 健康心理学・医療心理学の領域において,既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。A-3-3 健康心理学・医療心理学の領域において,資料やそこで起きている事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。A-4-3 この科目は文理学部 学士(心理学)のDP及びCP3・4に対応しています。 大学院に進学し公認心理師受験資格取得のための学修に必要な学部レベルでの知識の獲得を目指します。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 前日までに感染症等の罹患の申し出があった場合にはZoomによるライブ中継により授業に出席することが可能です。 Covie-19の感染状況によっては,対面授業から遠隔授業に切り替える可能性もあります。 13回・14回・15回はZoomによる遠隔授業となります。13回までの授業で得た知識をもとに、心理士としての関わりなどについての議論や調べ内容の報告を行ってもらいます。コミュニケーションの必要上、カメラやマイクをオンにする必要がある場合があります。カメラやマイクをオンにできる環境で授業に出席する準備をしておいてください。 質疑やフィードバック等については、Blackboardの連絡機能,掲示板,Eメール機能の使用およびオフィスアワーなどを用い,随時可能です。 |
履修条件 | 公認心理師コース受講許可(3年次)を得ている者のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
健康・医療心理学で扱う内容の全体像の理解 (A-3-3)
【事前学習】公認心理師の役割と健康・医療心理学についてインターネットなどで調べる。 (2時間) 【事後学習】健康・医療心理学についてのビジョンを明確にする。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ストレスについての基礎的理解 (A-3-3)
【事前学習】ストレスの心理・生理学的側面を調べる。 (2時間) 【事後学習】ストレスのモデルをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ストレスについての発展的理解(A-4-3)
【事前学習】ストレスのマネジメント法を調べる。 (2時間) 【事後学習】ストレスのマネジメント法の特徴をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
保健活動と健康支援活動(A-3-3)
【事前学習】保健活動について調べる。 (2時間) 【事後学習】保健活動と保健支援活動についてまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
医療場面における法律・制度・倫理(A-3-3)
【事前学習】医療場面における法律調べる。 (2時間) 【事後学習】重要な法制度をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
医療領域全般におけるにおける心理職(A-4-3)
【事前学習】医療領域における心理職の現状を調べる。 (2時間) 【事後学習】医療領域における心理職の基本的態度・チーム医療をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
小児・思春期を対象とした医療領域における心理職(A-4-3)
【事前学習】小児・思春期の世代にみられる精神疾患や障害を調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
成人期・高齢期を対象とした医療領域における心理職(A-4-3)
【事前学習】成人期・高齢期にみられる精神疾患や障害を調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
心身症と心療内科の領域における心理職(A-4-3)
【事前学習】心身症・ストレス性疾患を調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
小児科・母子保健領域における心理職(A-4-3)
【事前学習】小児科・母子保健について調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
神経科・リハビリテーションにおける心理職(A-4-3)
【事前学習】神経科リハビリテーションについて調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
医療観察法指定医療機関における心理職(A-4-3)
【事前学習】医療観察法指定医療機関について調べる。 (2時間) 【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。社会復帰調整官とは (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
災害時に必要な心理支援(A-4-3) と 興味ある分野を調べ報告する。
【事前学習】サイコロジカル・ファーストエイドについて調べる。 (2時間) 【事後学習】災害時に心理職が果たせる役割や支援の在り方をまとめる。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
14 |
13回の授業で取り上げた内容について,興味のある分野を調べ報告する。(A-4-3)
【事前学習】興味ある分野のキーワードを作成し、調べる。 (2時間) 【事後学習】他のメンバーの報告を聞き、調べた内容を深める。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
15 |
14回の授業で取り上げた内容について、心理士としての役割、支援の可能性を議論する。(A-4-3)
【事前学習】14回までの授業を踏まえ心理士の役割について調べる。 (2時間) 【事後学習】健康・医療心理学の側面から心理士の役割を考える。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 鈴木伸一 『医療心理学の新展開』 北大路書房 2008年 第1版 日本健康心理学会の学会誌である「健康心理学研究」から,ストレスに関する多くの知見を得ることができる。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:2回の提出されたレポートの内容,提出状況により評価する。(40%)、授業内テスト:各回の課題によって評価する。(30%)、授業参画度:報告や議論に対する関与の程度によって評価する。(30%) 感染症等による出席停止の場合,前日までに申し出があれはZoomによる出席が可能である。 対面授業とZoomによる出席の成績評価基準は同一である。 |
オフィスアワー | Blackboard を用いての質問は随時可能である。 |