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心理学的支援法A

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令和2年度以降入学者 心理学的支援法A
令和元年度以前入学者 心理学的支援法A
教員名 狩野武道
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 主たる授業形態は対面授業であり,一部遠隔授業を実施する予定。

各回の授業形態は,以下の3つを予定している。
①オンデマンド型授業(授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む):第1回目授業
②対面授業+課題研究型授業(事前課題に取り組んだ上で,対面授業を実施):第2~13回目授業
③オンデマンド型授業(授業動画を視聴後課題に取り組む):第14,15回目授業

※上記③の授業は,対面授業に変更となる可能性あり。
※対面授業において,別途遠隔授業対応は行わない。
Blackboard ID 20234172
授業概要 心理学的支援法について,また心理学的支援法を行う者に必須の知識,態度等について学ぶ。
授業者の公認心理師,臨床心理士としての実務経験を利用し,心理学的支援法に関する講義,演習指導,課題の指示を行う。
授業のねらい・到達目標 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】
①代表的な心理療法並びにカウンセリングの歴史、概念、意義、適応及び限界
②訪問による支援や地域支援の意義
③良好な人間関係を築くためのコミュニケーションの方法
④プライバシーへの配慮
⑤心理に関する支援を要する者の関係者に対する支援
⑥心の健康教育
以上①~⑥について理解し,説明することができる。
また,心理学的支援法についての学習・演習を通じて,自己理解や他者理解を深めるための力や,コミュニケーション力を養う。

この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応している。
既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3)
資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3)
授業の形式 講義
授業の方法 第1回目授業はオンデマンド型授業であり,事前にBlackboardを通じて配信された授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む。

第2~13回目授業は対面授業を主とし,以下の①~③で構成する(第13回目のみ,下記②・③の内容は若干変更する予定)。
①Blackboardにて課題が配信され,それに事前に取り組み,提出をする。(教科書の指定箇所を読んで課題に取り組む)
②対面授業で,①で提出した課題内容についてグループによる話し合いを行う。
③対面授業で,話し合いの発表と授業者との質疑応答を行う。
※遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。

第14,15回目授業はオンデマンド型授業であり,事前にBlackboardを通じて配信された授業動画を視聴後課題に取り組む(ただし,状況によって対面授業に変更となる可能性あり)。

課題の提出はBlackboard上,課題のフィードバックはBlackboard上ないし対面授業内にて実施する。
遠隔授業の詳細や,授業計画が変更される場合等は,Blackboardあるいは事前の対面授業等を使用して周知する。

※対面授業では,学生同士でグループを組み話し合いを実施する関係上,対面以外での授業参加を不可とする。
※本授業の対面授業ではスプレッドシート(グーグルが提供している,インターネット上で使用できるエクセルのようなもの)を使用するので,使用できるよう事前に準備をしておくこと。
履修条件 公認心理師コース受講許可(3年次)を得ている者のみ受講可

※初回授業に参加できなかった場合も,初回授業にて課された課題は必ず実施,提出すること。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法等についての説明 (A-3,A-4)
【事前学習】シラバスならびに教科書等心理学的支援法関連本の目次を読み,授業の概要について理解を深め,本授業で学びたいことを整理する。 (3時間)
【事後学習】配信された資料の内容を整理し,理解を深める。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
2 心理学的支援法とは(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第1章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
3 心理学的支援法の特質,効果,限界(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第2章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
4 心理学的支援法の対象(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第3章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
5 代表的な心理療法並びにカウンセリングの歴史,概念,意義,適応及び限界(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第4章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
6 心理学的支援法の発展と,さまざまな理論・方法(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第5章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
7 心理学的支援法の基礎としてのパーソンセンタードセラピー,良好な人間関係を築くためのコミュニケーションの方法①(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第6章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
8 パーソンセンタードセラピーの発展的方法とヒューマニスティックセラピー,良好な人間関係を築くためのコミュニケーションの方法②(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第7章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
9 精神分析と精神力動的セラピー(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第8章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
10 認知行動療法(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第9章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
11 パーソンセンタード,精神力動的,認知行動的なセラピー以外の理論と方法(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第10章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
12 心理学的支援法のプロセスと実際(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第11章を読み,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
13 心理学的支援法をさらに学ぶために(A-3,A-4)
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。教科書第12章を読み,疑問点を整理する。第2~12回目授業を内容を振り返り,理解を深める。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
14 心理学的支援法としての地域支援,心理に関する支援を要する者の関係者に対する支援(A-3,A-4)
[遠隔授業を予定しているが,状況により対面授業に変更となる可能性あり]
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。第14回授業用動画を視聴し,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
15 訪問相談,心の健康教育,情報・秘密の取り扱い,プライバシーへの配慮情報,心理に関する支援を要する者の関係者に対する支援(A-3,A-4)
[遠隔授業を予定しているが,状況により対面授業に変更となる可能性あり]
【事前学習】今回の授業テーマについて調べる。第15回授業用動画を視聴し,疑問点を整理する。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
その他
教科書 末武康弘 『心理学的支援法 カウンセリングと心理療法の基礎』 誠信書房 2018年
第2回目授業より教科書が必須となるため,遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。
参考書 授業中に,必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は,発表,発言,話し合いへの取り組み,課題の提出・内容等で評価する。
A-3,4の達成度は,発表,発言,話し合いへの取り組み,課題の提出・内容等にて確認する。
オフィスアワー 授業後教室にて。Blackboardを介したメールにて。

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