検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 地理学課題研究2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 地理学課題研究2 | ||||
教員名 | 関根智子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。 Blackboardを通じて学習資料や課題等を配信する。 対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。 |
Blackboard ID | 20234188 |
授業概要 | 地理情報技術を用いた地域研究の方法について、受講生自らが選択した課題に応じてGISの実習を交えながら講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 地理情報技術(GIS、GPS、RSなど)や統計処理を用いた地域研究の方法を理解し、各自が設定した課題にもとづいて研究を進める能力を養うことを目的とする。 この科目は、文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3~8及びカリキュラムポリシーCP3~8に対応している。 ・入手した客観的な情報を基に、論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察・検討して、問題を発見し、解決策を考案することができる。(A-4-3) ・地理学分野の課題の中から、自らが取り組むべき課題を見出し、その方法について考えることができる。(A-5-3) ・学内外の様々な人々と接する中で、他者を理解・尊重し、自分の考えを伝えることができる。(A-6-3) ・集団活動の中で連携しつつ、それぞれの役割について考え、効果的な協働の方法を実践することができる。(A-7-3) ・学修・研究状況を振り返り、自己分析することで、今後の課題について考察することができる。(A-8-3) なお、令和元年度以前の入学者では、この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、DP7及びカリキュラムポリシーCP3、CP4、CP7に対応している。 |
授業の形式 | 講義、演習、実習、研究、ゼミ |
授業の方法 | 学生が研究課題について、地理情報技術や統計処理を用いた分析を進めるとともに、進行状況や研究成果についての発表を行い、それにもとづく質疑応答や討論を通じて、今後の研究の進め方などを指導するゼミナール方式で行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安としている。 提出されたレポートは、添削して返却し、学生が確認後に回収する。 |
履修条件 | 「地理学課題研究1」を修得していること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業のテーマや到達目標及び方法について説明する。 夏季休業中の研究成果を発表する。(A-6-3) 【事前学習】シラバスを事前に準備すること。夏季休業中の研究成果についての発表の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】発表での質疑応答、指摘された点をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
夏季休業中の研究成果についての今後の分析方法の検討(A-5-3、A-7-3)
【事前学習】第1回の授業で検討した点を考慮して、今後の分析方法について考え、教員に説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で検討した分析方法についてまとめ、レポートを作成しておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
今後の分析方法の発表(A-4-3、A-5-3)
【事前学習】今後の分析方法についての発表の準備(パワーポイントの作成)をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】発表での質疑応答、指摘された点をまとめ、その解決方法を考えておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(1):階級区分図(A-3-3)
【事前学習】2年生の「地理情報システム(含実習)」の授業で配布したプリントの階級区分図の作成方法を読んで復習し、自分の研究ではどのようなデータで作成するのかを考えておくこと。必要なデータはダウンロードしておくこと。 (3時間) 【事後学習】作成した階級区分図について考察し、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(2):図形表現図(A-3-3)
【事前学習】2年生の「地理情報システム(含実習)」の授業で配布したプリントの図形表現図の作成方法を読んで復習し、自分の研究ではどのようなデータで作成するのかを考えておくこと。必要なデータはダウンロードしておくこと。 (3時間) 【事後学習】作成した図形表現図について考察し、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(3):カーネル密度分析(A-3-3)
【事前学習】参考書のカーネル密度について読んでまとめておくこと。必要なポイントデータを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】作成したカーネル密度の図について考察し、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(4):主題図の分布傾向の把握と考察(A-3-3)
【事前学習】教科書の第1章を読んでおくこと。第4回から第6回の【事後学習】で作成したレポートを発表できるように準備しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表での質疑応答、指摘された点をまとめて考察のレポートを完成させておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(5):道路ネットワーク分析(道路距離圏の生成)(A-3-3)
【事前学習】参考書の道路ネットワーク分析について読んでまとめておくこと。研究地域の道路ネットワークデータを作成しておくこと。 (1時間) 【事後学習】作成した道路距離圏の図について考察し、レポートを作成しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(6):面積按分(A-3-3)
【事前学習】2年生の「地理情報システム(含実習)」の授業で配布したプリントの面積按分の方法を読んで復習し、自分の研究ではどのようなデータで作成するのかを考えておくこと。必要なデータはダウンロードしておくこと。 (2時間) 【事後学習】作成した面積按分の図と結果について考察し、レポートを作成しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(7):空間検索(A-3-3)
【事前学習】2年生の「地理情報システム(含実習)」の授業で配布したプリントの空間検索の方法を読んで復習し、自分の研究ではどのようなデータで作成するのかを考えておくこと。必要なデータはダウンロードしておくこと。 (2時間) 【事後学習】作成した空間検索の図と結果について考察し、レポートを作成しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
研究課題についてGISによる主題図の作成と空間分析(8):道路ネットワーク分析(最寄り施設の検出)(A-3-3)
【事前学習】分析に必要な施設などのデータを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】作成した最寄り施設の検出の図と結果について考察し、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
研究成果の発表(A-6-3)
【事前学習】第4回から第11回の分析の研究成果について発表の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】発表での質疑応答、指摘された点をまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
研究成果の検討(A-6-3、A-7-3)
【事前学習】研究課題や第1回から第12回の授業についての質問事項などをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】検討事項についてまとめておくこと。必要に応じて再度、分析しておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
報告書(レポート)のまとめ方(A-8-3)
【事前学習】第1回から第13回までの授業を振り返り、【事後学習】で作成しておいたレポートをまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講義した形式で研究課題についてのレポートを作成しておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
研究課題の理解度・進展度・到達度の確認(A-8-3) レポートの提出 【事前学習】レポートの提出の準備をしておくこと。第1回から第14回の授業までの質問事項をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 高阪宏行・関根智子 『GISを利用した社会・経済の空間分析』 古今書院 2007年 第2版 受講生の研究課題に応じた参考書や文献を授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(50%)、地理情報技術の習得状況(20%) レポート、授業参画度、地理情報技術の習得状況などで総合的に評価する。 レポートは、授業計画に記載しているレポートで評価する。 授業参画度は、授業計画に記載している発表や、ディスカッション等で評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、第1回の授業で説明する。 |
備考 | 研究地域での調査、およびその計画については、状況などを考慮しながら、適宜、対応する。 |