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令和2年度以降入学者 | 自然地理学特別講義2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自然地理学特別講義2 | ||||
教員名 | 梶山貴弘 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20231277 |
授業概要 | 氷河地形と周氷河地形は,日本ではあまり身近な地形ではないが,世界においては陸地の約30%を占める普遍的で身近な地形である。またこの地形の形成には,気候環境が密接に関連するため,その分布や形態の変化は,気候変化の指標としても重要な意味をもっている。そこで本授業では,氷河地形と周氷河地形の形成プロセスや変化について学修する。 |
授業のねらい・到達目標 | 氷河の形成プロセスについて説明することができる。氷河侵食地形と氷河堆積地形の形成プロセスについて説明することができる。氷河変化の実態と地域差について説明することができる。周氷河地形の形成プロセスについて説明することができる。 この科目は文理学部の学士(地理学)のDP及びCPの1,2に対応しています. ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,地理学的視点に基づいて説明することができる。(A-2-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | スライドを用いて授業をおこなう。授業中は配布資料を基に,適宜メモを取りながら学修する。授業の中盤または最後に練習問題を解いて提出する。その採点結果は即時返却されるので,それを基に授業内容の復習をおこなう。小レポートに対するフィードバックは,次回の授業またはBlackboardでおこなう。 対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けてオンライン参加を認める場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の概要・到達目標・計画・評価方法,氷河と周氷河
【事前学習】シラバスを読むとともに,氷河・周氷河地形について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河・周氷河地形について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
氷河の分類と分布
【事前学習】氷河の分類方法と世界の分布について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河の分類方法と世界の分布について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
氷河の質量収支と流動
【事前学習】氷河の質量収支と流動システムについて文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河の質量収支と流動システムについて配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
氷河の構造と形態
【事前学習】氷河の内部構造と表面形態の種類について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河の内部構造と表面形態の種類について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
氷河侵食プロセスと氷河侵食地形
【事前学習】氷河侵食地形の地形種について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河侵食地形の地形種について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
氷河堆積・運搬プロセスと氷河堆積地形
【事前学習】氷河堆積地形の地形種について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した氷河堆積地形の地形種について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第四紀における氷期と間氷期
【事前学習】第四紀における氷期・間氷期と酸素同位体比変動について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した第四紀における氷期・間氷期と酸素同位体比変動について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第四紀の氷河変動
【事前学習】第四紀の氷河変動の地域差について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した第四紀の氷河変動の地域差について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
近年の世界の氷河変化
【事前学習】近年の世界の氷河変化の実態と地域差について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した近年の世界の氷河変化の実態と地域差について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
近年のアジア内陸部の氷河変化
【事前学習】アジア内陸部の氷河分布と変化の地域差について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修したアジア内陸部の氷河分布と変化の地域差について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
周氷河環境と永久凍土および積雪
【事前学習】周氷河環境と永久凍土の分布について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した周氷河環境と永久凍土の分布について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
凍結融解作用と周氷河地形
【事前学習】周氷河地形の地形種について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した周氷河地形の地形種について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
永久凍土の作用と周氷河地形
【事前学習】周氷河地形の地形種について文献やインターネットなどで調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した周氷河地形の地形種について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
まとめ,補足事項
【事前学習】これまでの学修内容を整理して,不明な点を質問できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業で学修した内容について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験とその解説
【事前学習】これまでの授業で学修した内容について配布資料やメモなどを整理し,各自または受講者間で確認して理解を深める。 (2時間) 【事後学習】授業内試験で分からなかったところは,これまでの学修内容を再確認するとともに,不明な点を質問する。また,今後の発展的な学修計画について考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 岩田修二 『氷河地形学』 東京大学出版会 2011年 貝塚爽平編 『世界の地形』 東京大学出版会 1997年 貝塚爽平編 『写真と図でみる地形学 増補新装版』 東京大学出版会 2019年 亀田貴雄・高橋修平 『雪氷学』 古今書院 2017年 日本雪氷学会監修 『新装版 雪と氷の事典』 朝倉書店 2018年 日本雪氷学会編 『新版 雪氷事典』 古今書院 2014年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:小レポートの内容で評価する(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度:授業中の練習問題の提出状況で評価する(20%) |
オフィスアワー | 授業後またはメールで受け付けます。 Eメール:kajiyama.takahiro☆nihon-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください。) |