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地殻形成論

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令和2年度以降入学者 地殻形成論
令和元年度以前入学者 地球科学要論4
教員名 金丸龍夫
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
Blackboard ID 20231295
授業概要 地殻を構成する物質の成り立ちを理解するため、岩石学・岩石磁気学などを通した地殻物質の物質科学的特徴を概観し、それらの実践的な調査方法を学習する。
授業のねらい・到達目標 授業のねらい:
地球惑星を特徴づける地殻物質の発達史が理解できる。
岩石学・岩石磁気学の基礎的な内容の理解し、説明できる。

到達目標:
1.地殻の構成物質の特徴を理解できる(1,2,14,15)
1.岩石学・岩石磁気学の基礎的な理論を理解している(3-7,14,15)
2.岩石学・岩石磁気学的調査方法を理解している(8-14,15)
3.岩石学・岩石磁気学で得られるデータの図示ができる(9-15)

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6およびカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

令和元年度以前入学者
この科目は地球科学科ディプロマポリシー「(C)科学技術の素養を身につけている。」に対応しています。

学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(C)科学技術の素養を身につける」(1-15)に寄与します。
※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

日本大学憲章との関連
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
授業の形式 講義
授業の方法 岩石学・岩石磁気学の基礎を解説し,具体的な方法を受講者自ら演習的な作業を行うことで,理解を深められるような形式とします。
学習内容に関して毎回レポートを提出すること。毎回レポートに書かれた内容については次回以降にフィードバックします。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。

対面授業に参加できない場合は、別途課題を行うことで代替とする。
授業計画
1 授業の進め方、岩石学・岩石磁気学概説(A-3)
【事前学習】岩石学・岩石磁気学に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した古地磁気学・岩石磁気学に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
2 地殻の構成物質(A-3)
【事前学習】地殻の構成物質に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した磁場と磁化に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
3 玄武岩質マグマの成因(A-3)
【事前学習】玄武岩質マグマに関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した地球の磁場に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
4 安山岩マグマの成因(A-3)
【事前学習】安山岩マグマに関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した種々の磁性に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
5 花崗岩マグマの成因(A-3)
【事前学習】花崗岩マグマに関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した磁性鉱物に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
6 2成分相平衡図(A-3)
【事前学習】相平衡に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した熱残留磁化に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】オンデマンド型授業
7 3成分相平衡図(A-3)
【事前学習】相平衡化に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した堆積残留磁化に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
8 磁場と磁化、種々の磁性(A-3)
【事前学習】磁場と磁化に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した定方位試料採取法に関するこを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
9 磁性鉱物(A-3)
【事前学習】磁性鉱物に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習したデータの図示に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
10 地球の磁場と残留磁化(A-3)
【事前学習】地球の磁場に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習したステレオネットに関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
11 データの図示1(ザイダーベルト図)(A-3)
【事前学習】地球磁場の表示方法に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した古地磁気学を復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】オンデマンド型授業
12 データの図示2(ステレオネット)(A-3)
【事前学習】ステレオネットに関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した岩石磁気学に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】オンデマンド型授業
13 データの図示2(傾動補正)(A-3)
【事前学習】傾動補正に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習した環境磁気学に関することを復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】オンデマンド型授業
14 岩石学・岩石磁気学についてこれまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-3)
【事前学習】これまでの授業内容すべてに関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で学習したすべての内容を復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】対面授業
15 達成度の確認と解説(A-3)
【事前学習】自身の理解度を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業で解説された内容を復習しておくこと (2時間)
【担当教員】金丸
【授業形態】オンデマンド型授業
その他
教科書 なし
参考書 山本明彦 『地球ダイナミクス』 朝倉書店
小玉一人 『古地磁気学』 東京大学出版会
榎並正樹 『岩石学(現代地球科学入門シリーズ16)』 共立出版 2013年
成績評価の方法及び基準 授業内小テスト(オンライン)・授業内で課す課題(100%)
達成度評価基準は以下の事項について、地球システム学科の学生として必要な知識・理解度と問題意識・考察力を身につけているかを判断する。
・古地磁気学・岩石磁気学の基礎的な理論を理解している(20点)
・古地磁気学・岩石磁気学の具体的な方法を理解している(50点)
・古地磁気学・岩石磁気学で得られるデータの図示ができる(30点)
※括弧内の数字は授業計の講義番号
オフィスアワー 原則として,授業当日にオンラインチャット等での質問を受け付ける。方法は授業内で指示する。
備考 一部内容に、資料の印刷等が必要。

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