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令和2年度以降入学者 | 数学講究1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 数学講究1 | ||||
教員名 | 山崎浩二 | ||||
単位数 | 3 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 数学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
Blackboard ID | 20231359 |
授業概要 | 主として次の3つのことを中心に授業を進める。 ①文献研究や調査研究等を通して、算数・数学に関する今日的な研究課題について考察する。 ②小・中・高等学校での授業実践等を通して、算数・数学の指導のあり方について考察する。 ③算数・数学の学習内容を深く考察し、授業設計の在り方について理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・本講義は、数学科所属学生のうち、数学教育学を専攻した学生が数学教育学を対象とした講座であり、数学教育の目的・方法・内容・評価の4つの視点から捉え直す。 ・小・中・高等学校での算数・数学の学習内容、学習指導について基本的な知識を身に付けるとともに、教育研究の仕方について理解する。 <到達目標> ・小・中・高等学校での算数・数学の学習内容、学習指導について基本的な知識を身につける。 ・数学的な見方や考え方を育てる指導、数学的活動を通した授業についての基礎的内容を理解し、説明できる。 ・主として文献研究、調査研究、授業研究などを通して、数学教育における研究方法を理解し、説明できる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシー DP1~8 及びカリキュラムポリシー CP1~8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理感に基づいて、数理科学の役割を説明することができる(A-1-2)。 ・現代社会における数理科学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。 ・数理科学に基づいて学んだ知識をもとに、物事の本質を論理的、客観的に捉えることができる(A-3-2)。 ・日常生活における現象に潜む数理科学的問題を発見し、内容を説明することができる(A-4-2)。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)。 ・親しい人々とコミュニケーションを取り、数理科学の専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 ・学修活動において、自分の役割分担を理解し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-2)。 ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる(A-8-2)。 |
授業の形式 | ゼミ、卒業論文・研究 |
授業の方法 | 原則として対面形式によるゼミナール形式で行う。また、必要に応じて小・中・高等学校で授業研究を行うこともあり、その際にも対面にて行う。レポートについては添削して指導する。 本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。 ただし、コミュニケーションの必要性から,原則として,ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
授業計画 | |
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1 |
第1回「数学指導の目標」ついて考察し,理解する。
【事前学習】事前に配布した「算数指導の目標」を読み,「数学の有用性」についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第1回講義内容(数学の有用性)のノートを整理し、第2回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
第2回「教育の目的」とその意義について考察し,理解する。
【事前学習】「算数指導の目標」を読み,「教育における自主独立の精神」についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回講義内容(教育における自主独立の精神)のノートを整理し、第3回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
第3回「数学の学習における直観の役割」について考察し理解する。
【事前学習】「算数指導の目標」を読み,「数学の学習における直観の役割」についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回講義内容(数学の学習における直観の役割)のノートを整理し、第4回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
第4回「数学の学習における直観と論理について考察し理解する。
【事前学習】「算数指導の目標」を読み,「直観と論理」についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回講義内容(直観と論理)のノートを整理し、第5回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
第5回「数学の学習における統合的・発展的に考察すること」について考察し理解する。
【事前学習】「算数指導の目標」を読み,「統合的・発展的に考察すること」についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回講義内容(統合的・発展的に考察すること)のノートを整理し、第1回から第5回までの内容を省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第6回「数学的な見方や考え方」について考察し、その指導の意義について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通し、ノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回講義内容(数学的な見方や考え方)のノートを整理し、第7回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第7回「数学的な見方や考え方」について考察し、その具体的な授業実践の内容について理解する。
【事前学習】配布資料に目を通し、ノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回講義内容(数学的な見方や考え方の実践)のノートを整理し、第8回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第8回「数学的な見方や考え方」について考察し、その授業実践を観察し、その意味と必要性について理解する。
【事前学習】事前配布の学習指導案を読み,授業内容等についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回講義内容(数学的な見方や考え方の実践)のノートを整理し、第9回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
第9回「数学の授業」について、第1学年「数と式」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回講義内容(第1学年「数と式」領域)のノートを整理し、第10回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
第10回「数学の授業」について、第1学年「図形」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回講義内容(第1学年「図形」領域)のノートを整理し、第6回から第10回までの内容を省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第11回「数学の授業」について、第1学年「関数」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回講義内容(第1学年「関数」領域)のノートを整理し、第12回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第12回「数学の授業」について、第1学年「データの活用」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第12回講義内容(第1学年「データの活用」領域)のノートを整理し、第13回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
第13回「数学の授業」について、第2学年「数と式」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第13回講義内容(第2学年「数と式」領域)のノートを整理し、第14回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第14回「数学の授業」について、第2学年「図形」領域の具体的な授業を考察し、その授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第14回講義内容(第2学年「図形」領域)のノートを整理し、第15回までに省察すること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
第15回「数学の授業」について、第2学年「図形」領域の具体的な授業を引き続き考察し、特に証明指導の授業実践の内容について理解する。
【事前学習】授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領などを読み、その指導内容等についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】「数学講究1」の内容についてノートに整理し、授業設計の在り方について整理する。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 相馬一彦・國宗進・二宮裕之編著 『数学の「よい授業」』 明治図書 2016年 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:ゼミでの発表を中心に行う。(50%)、授業参画度(50%) 【授業参画度についての評価】 ・・・ 50% ・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,小・中・高等学校での算数・数学の学習内容、学習指導について基本的な知識を身につけているかを評価する。 ・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,数学的な見方や考え方を育てる指導、数学的活動を通した授業についての基礎的内容について理解しているかを評価する。 ※授業参画度は毎回のZoom上でのレスポンスおよび宿題の提出状況なども含めて評価する。 【レポートについての評価】 ・・・ 50% ・文献研究、調査研究、授業研究などを通して、数学教育における研究方法を理解しているかを評価する。 遠隔参加でも対面参加と同様に評価する。 ※レポートや授業内での課題等については、提出・評価の後、可能な限りフィードバックし、必要に応じて再提出・再評価する。 【汎用的能力についての評価】 能力(A-1)から(A-8)の習熟度については、別途配布のチェック項目により評価する。 |
オフィスアワー | ・原則的にe-mailにてお願いします。来室の際には、事前に連絡をいただけると助かります。 |
備考 | 履修にあたっては数学科教育法1・2を履修していることが望ましい。 |