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基礎化学1

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令和2年度以降入学者 基礎化学1
令和元年度以前入学者 基礎化学1
教員名 杉本隆之
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業による授業を行う。
Blackboard ID 20231479
授業概要 現代の生命科学において化学は重要な基盤である。生命科学を学ぶ上で必要不可欠である化学的な考え方を身につける。基礎化学1では物事の最小の単位である原子の性質や、分子の性質を理解する。さらに原子や分子が存在する空間の状態についても考える。
授業のねらい・到達目標 <知識>
生命を構成する物質の性質を理解できるようになる。
基礎化学1では原子・分子の性質、気体・液体の状態変化について理解できる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4およびカリキュラムポリシーCP3, 4に対応している。
・物事を理論的に説明することができる(DP3-1)。
・日常生活における減少に潜む科学的問題を見出すことができる(DP4-1)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・パワーポイントを使用して教科書の内容に沿って講義を行う。
・講義資料は毎週木曜日にBlackboardにおいて配信をする。授業日当日にはBlackboardの配信資料をB4サイズ1枚にまとめたモノクロプリントを配信する。カラー資料が必要な方は事前にBlackboard上で資料をダウンロードすること。
・授業最後に講義のまとめの課題を行う。課題の解答と解説はBlackboard上で行う。

※半期を通じて対面授業が参加できない場合(履修登録までに申請し許可した学生)
オンデマンドによる受講をする。課題はBlackboardで行う。授業内試験はBlackboardで行う。

※感染症関係で対面授業に参加できない場合など、個別の事案に関してはガイダンスで案内する。

詳しい説明は1回目のガイダンスで説明する。
授業計画
1 ガイダンス、化学について
一般的な化学とは何かについて学ぶ。
【事前学習】教科書p.1-2を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 有効数字(第1章)
単位・有効数字を考えて計算できるようにする。
【事前学習】教科書p.2-10を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 物質の状態、元素記号、原子量、分子量(第1章)周期表(第2章)
物質の状態や原子の構成について学ぶ。
【事前学習】教科書p.11-17を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 物質表し方と数え方、物質の変化(第1章)
物質を構成している原子や物質の表し方を学ぶ。
【事前学習】教科書p.11-17を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 クーロン力、電子のエネルギー(第2章)
原子を構成している原子核と電子の間の関係について学ぶ。
【事前学習】教科書p.22-28を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 電子配置(第2章)
原子殻の周りを動いている電子の軌道について学ぶ。各軌道に存在する電子状態について学ぶ。
【事前学習】教科書p.29-30を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 イオン結合、金属結合(第3章)
原子の結合について、イオン状態による結合、金属原子による結合を学ぶ。
【事前学習】教科書p.33-39を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 共有結合・分子軌道(第3章)
分子を構成するための結合やその軌道について学ぶ。
【事前学習】教科書p.39-45を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 分子軌道(第3章)
オクテット則を理解し、原子の結合による分子の状態を学ぶ。
【事前学習】教科書p.39-45を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 電気陰性度、分子間相互作用(第3章)
分子を構成するときに発生している極性や力について学ぶ。
【事前学習】教科書p.46-49を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 気体と圧力(第4章)
気体の運動などを学ぶために、物理学でもある速度・加速度・運動・エネルギー・熱量について学ぶ。
【事前学習】教科書p.51-56を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 気体の状態方程式(第4章)
ボイル・シャルルの法則を使用した気体の状態変化や気体の運動エネルギーについて学ぶ。
【事前学習】教科書p.56-61を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 溶液の性質(第4章)
物質が溶けた溶液について、モル濃度・質量パーセント濃度・溶解度について学ぶ。
【事前学習】教科書p.62-67を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 授業内試験・解説
各回で学んだ内容について説明および理解ができているかを確認する。
【事前学習】各回の講義内容を説明できるようにしておく (4時間)
【事後学習】講義の課題の解答及び解説の内容を理解する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ
試験の解説、全体の復習・解説を行い授業の理解を深める。
【事前学習】これまでの内容でわからなかった点を整理してくる。 (2時間)
【事後学習】各自の講義内容を確認し、内容の理解を深めておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 大月 穣 『基礎化学』 東京化学同人 2014年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:各回で学んだ内容について説明や理解ができているかどうかで、理論的・批判的な判断思考力(A-3)を評価する。(60%)、授業参画度:毎回リアクションペーパーを回収し、その内容を、問題発見・解決力(A-4)として評価する。リアクションペーパーについては,初回の講義で説明する。(40%)
授業内試験を感染症関係など病気で欠席された場合は、後日、追試を行う。

・半期を通じて対面授業が参加できない場合(履修登録までに申請し許可した学生)

Blackboardの配信による講義課題を行うことで出席及び授業参画度の評価を行う。ただし、指定した時間内に限る。また授業内試験に関しても、Blackboardで行う。この結果を授業内テストの評価とする。
オフィスアワー 授業後、もしくはメールでの問い合わせ。
メールでの問い合わせの場合、返信が翌日以降になる場合もあります。

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