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令和2年度以降入学者 | 特別研究2 | ||||
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教員名 | 岩本政明 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20234454 |
授業概要 | 原生生物に関する研究に各自が取り組み、その研究成果を研究発表および卒業論文としてまとめる。これを通して、自ら課題を見出だし、問題解決に取り組み、その結果を発信するという科学研究の一連の流れを経験し、理解するとともに、実践的な課題探求能力、問題解決能力、コミュニケーション能力、文章作成能力、プレゼンテーション能力を身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識・技能〉 ・遺伝子工学的手法の原理を理解し、遺伝子工学実験を実施できる。 ・光学顕微鏡の取り扱いに習熟し、細胞の構造と機能を観察できる。 ・世界における現在の研究動向を探査し、新たな研究課題を見出す課題探究能力を身につける。 ・構築した研究課題に取り組むことで、実践的な問題解決能力を身につける。 ・英語で書かれた論文を十分に理解することができる。 ・新たに得た情報・知識をプレゼンテーションの形で発信することができる。 ・新たに得た情報・知識を論文の形にまとめ、世の中に発信することができる。 〈能力〉 この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8およびカリキュラムポリシーCP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観を科学技術が直面する倫理的課題に適切に適用することができる(DP1-4)。 ・世界の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題に対し科学の視点からその解決策を提案できる(DP2-4)。 ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えた上で他者に説明することができる(DP3-4)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し、専門的知識に基づいて、独自性をもって解決することができる(DP4-4)。 ・与えられたどのような問題に対してもあきらめず、仲間と共にそれを解決するための必要な情報を収集・分析して考察することができる(DP5-4)。 ・本学のスケールメリットを生かし、さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(DP6-4)。 ・様々な集団活動において積極的にリーダーシップおよび指揮力を発揮し、他者と協働して作業に取り組むことができる(DP7-4)。 ・学修状況に関する自己分析の他、他者からの評価も謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる(DP8-4)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-1 (DP1・CP1): 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観 A-2 (DP2・CP2): 世界の現状を理解し,説明する力 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 A-5 (DP5・CP5): 挑戦力 A-6 (DP6・CP6): コミュニケーション力 A-7 (DP7・CP7): リーダーシップ・協働力 A-8 (DP8・CP8): 省察力 |
授業の形式 | ゼミ、卒業論文・研究 |
授業の方法 | 授業開講時間においては「特別研究1」同様、対面形式のセミナー(論文ゼミ、研究ゼミ)を行う。論文ゼミでは、分野の最新の学術論文を読みこなし、研究室のメンバーに対してその内容を発表する。研究ゼミでは、本人の研究の進捗状況を説明し、議論する。これらのセミナーでは、各回の決められた担当者が発表する。他の者は、議論に参加する。授業開講時間以外に、セミナーの準備として自身の研究課題に関連する分野の世界的状況を深く学ぶ。授業開講時間以外も、担当教員と随時質疑応答を行う。 指定されている授業開講時間以外の時間で、実際の研究活動(対面形式)を行う。この研究活動が本質的なものであり、授業開講時間で行う内容の補助ではないことに注意されたい。学期末に「特別研究1,2」における1年間の研究成果をまとめて研究発表を行い、卒業論文を作成する。 |
履修条件 | 学部要覧に記された履修条件を確認すること。「特別研究1」の単位を取得していることが必要である。 |
授業計画 | |
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1 |
『研究内容の再検討と解説』 前期の研究状況に基づいて、研究内容について担当教員と再検討する。 【事前学習】自身の研究分野について改めてよく調査し(A-1)、世界における研究動向も把握しておく(A-2)。前期の研究状況を見直し(A-8)、問題点を把握しておく(A-4)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討する(A-8)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『研究の実践①』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
『研究の実践②』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
『研究の実践③』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
『研究の実践④』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
『研究ゼミⅠ』 研究の進捗状況について、研究室のメンバーに説明する。自身の研究状況を的確に他者に伝え(A-6)、質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め、議論する(A-8)ことが望まれる。 【事前学習】自身の研究課題に関する内容について改めて学び(A-1)、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、それを他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間) 【事後学習】研究室のメンバーから受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
『論文ゼミⅢ』 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し、その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6)、質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め、討論する(A-8)ことが望まれる。 【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し、熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2)、示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3)、場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間) 【事後学習】紹介した論文の討論に対して、分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8)、回答を得ておく。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
『研究の実践⑤』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
『研究の実践⑥』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
『研究の実践⑦』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
『研究の実践⑧』 (実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる) 行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。 【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で、実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3)、その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4)、その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6)、必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間) 【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8)、研究を進める。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
『特別研究発表会の準備と説明』 「特別研究発表会」に向けて、発表内容と構成を検討する。必要に応じて研究室のメンバーに対して発表練習を行い、アドバイスをもらう。 【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1)、実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3)、その内容を踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして、それらの内容を他者に的確に伝えられる資料を作成する(A-6)。 (5時間) 【事後学習】発表資料へのアドバイスをもとに資料を修正する(A-8)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
『特別研究発表会と講評』 本科目の集大成として、1年間で得られた研究成果を発表する。自身の研究内容を的確に他者に伝え(A-6)、質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め、議論する(A-8)ことが望まれる。 【事前学習】発表資料を完成させておく。発表練習におけるアドバイスや質疑に対して、調べる内容があれば調べておく。 (5時間) 【事後学習】発表に対するコメントを受け止め、卒業論文の作成に活かす(A-8)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
『卒業論文の構成の検討と解説』 「卒業論文」の構成を担当教員とともに検討する。 【事前学習】1年間の研究成果を踏まえ、卒業論文の構成を自分なりに検討しておく。 (5時間) 【事後学習】担当教員からのコメントを参考にして、論文の構成を再検討する(A-8)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
『卒業論文の作成とフィードバック』 本科目の集大成として、1年間で得られた研究成果を「卒業論文」にまとめる。 【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1)、当該分野の世界における研究動向も調査する(A-2)。また、得られた実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3)、その内容を踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして、それらの内容を社会に的確に伝えられる論文を作成する(A-6)。 (5時間) 【事後学習】提出した論文に対する担当教員からのコメントを参考にして論文を修正し(A-8)、再提出する。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | Kathleen Collins, Tetrahymena thermophila:Methods in Cell Biology Vol.109, Elsevier, 2012 樋渡 宏一 『ゾウリムシの遺伝学』 東北大学出版会 1999年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(50%)、研究発表および卒業論文(50%) 「授業参画度」として普段の研究活動およびセミナーに対する姿勢を評価する。既存の知見を学ぶ姿勢(A-1)、世界的な動向を学び、取り入れる姿勢(A-2)、実験結果から情報を読み取る姿勢(A-3)、問題を解決する姿勢(A-4)、新たな実験に挑戦する姿勢(A-5)、研究室内外のメンバーと議論しながら(A-6)協働して研究を進める姿勢(A-7)、他者からのコメントを研究に反映させる姿勢(A-8)を評価する。 「研究発表および卒業論文」において、研究内容に対する理解と考察を評価する。当該研究分野の学んだ知識(A-1)、世界的な動向の把握力(A-2)、研究で解明しようとする内容の理解(A-4)、実験結果の読み取り(A-3)、新規な研究に対する挑戦(A-5)、研究内容・成果の発信力(A-6)、受けたコメントに対する対応(A-8)を評価する。 |
オフィスアワー | 随時 |
備考 | 上記「授業計画」に示している内容は、半年間で実施する内容の全体像を示したものである。必ずしも各週の授業開講時間に行う内容を示しているわけではない。「授業方法」で述べているように、授業開講時間にはもっぱらセミナーを行い、それ以外の時間で研究活動を行うので、この点に留意すること。 9月卒業予定の受講生については、本内容の「特別研究2」を、前期開講の「特別研究1」と同時並行で前期に実施する。 |