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特別研究2

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令和2年度以降入学者 特別研究2
教員名 末永敦
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234456
授業概要 生体高分子の構造と機能の関連性について、生体情報学および計算化学的手法を用いて研究に自ら取り組むことにより,実践的な課題探究能力・問題解決能力を身につける。主に生体高分子の動態、計算化学的手法を用いた高機能性分子設計をテーマとし,世界における現在の研究動向を学び,新たな研究課題を見出し,それに取り組むことで,生命科学に新たな知識をもたらすことを目指す。最終的に,研究発表および論文の形にまとめ,新たに得た情報・知識を世界に発信する能力を身につける。研究機関で研究経験のある教員がその経験を活かして、最先端の技術の指導を行う。
授業のねらい・到達目標 最終的に学士(理学)にふさわしい知識と能力を身につける。
<知識・技能>
・世界における現在の研究動向を探査し,新たな研究課題を見出す課題探究能力を身につける。
・構築した研究課題に取り組むことで,実践的な問題解説能力を身につける。
・英語で書かれた論文を十分に理解することができる。
・新たに得た情報・知識をプレゼンテーションの形で発信することができる。
・新たに得た情報・知識を論文の形にまとめ,世の中に発信することができる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1、2、3、4、5、6、7、8およびカリキュラムポリシーCP1、2、3、4、5、6、7、8に対応している。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を科学技術が直面する倫理的課題に適切に適用することができる(DP1-4)。
・世界の歴史,経済,文化,政治などの背景を理解し,国際社会が直面している問題に対し科学の視点からその解決策を提案できる(DP2-4)。
・物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し,その本質を捉えた上で他者に説明することができる(DP3-4)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて,独自性をもって解決することができる(DP4-4)。
・与えられたどのような問題に対してもあきらめず,仲間と共にそれを解決するための必要な情報を収集・分析して考察することができる(DP5-4)。
・本学のスケールメリットを生かし,さまざまな人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる(DP6-4)。
・様々な集団活動において積極的にリーダーシップおよび指揮力を発揮し,他者と協働して作業に取り組むことができる(DP7-4)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して、日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-1(DP1・CP1):豊かな知識・教養に基づく高い倫理観
A-2(DP2・CP2):世界の現状を理解し、説明する能力
A-3(DP3・CP3):論理的・批判的思考力
A-4(DP4・CP4):問題発見・解決力
A-5(DP5・CP5):挑戦力
A-6(DP6・CP6):コミュニケーション力
A-7(DP7・CP7):リーダシップ・協働力
A-8(DP8・CP8):省察力
授業の形式 卒業論文・研究
授業の方法 研究課題に関連する分野の世界的状況を深く学ぶために論文を読み、その内容についてセミナー形式で発表・討論を行う(論文ゼミ・研究ゼミ)。論文ゼミでは、当分野の最新の論文を読みこなし、研究室のメンバーに対して発表・討論する。研究ゼミでは,本人の研究の進捗状況を説明し、発表・討論する。これらのセミナーでは、各回の決められた担当者が発表する。他の者は、討論に参加する。
 指定されている授業開講時間(セミナー)以外の時間で、実際の研究活動を行う。この研究活動が本質的なものであり、授業開講時間で行う内容の補助ではないことに注意されたい。学期末には特別研究1を含めた1年間の研究成果をまとめて研究発表を行い,論文を作成する。

対面授業に参加できない場合
(1) 学期を通じて参加できない場合、セミナーはリモートで参加する。また、研究テーマはコンピュータ解析など自宅で行えるものを検討する。
(2) 感染症罹患などで一時的に参加できない場合は、出来るだけ早く担当教員に連絡すること。セミナーはリモートで参加する。当該研究分野における世界的な進捗状況や、自ら行っている研究の振り返りや今後の進展を見据えた調査を行い、回復したのちに研究を再開する。
(3) (1)、(2)ともに「卒業論文発表会」は、状況によりリモートで行う。
履修条件 学部要覧に記された履修条件を確認すること。
授業計画
1 ガイダンス,『研究内容の再検討』
特別研究1の研究状況に基づいて研究内容について,担当教員と再検討する。
【事前学習】自身の研究分野について改めてよく調査し(A-1),世界における研究動向も把握しておく(A-2)。前期の研究状況を見直し(A-8),問題点を把握しておく(A-4)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討する(A-8)。 (5時間)
【授業形態】対面授業
2 『研究の実践①』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
3 『研究の実践②』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
4 『研究の実践③』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
5 『研究の実践④』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
6 『研究ゼミ①』
研究の進捗状況について,研究室のメンバーに説明する。自身の研究状況を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,議論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】自身の研究課題に関する内容について改めて学び(A-1),実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),それを他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】研究室のメンバーから受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】対面授業
7 『論文ゼミ①』
国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (5時間)
【授業形態】対面授業
8 『研究の実践⑤』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
9 『研究の実践⑥』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
10 『研究の実践⑦』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
11 『研究の実践⑧』
(実際の内容は各人の研究課題および進捗状況によって異なる)
行なった研究内容と実験結果について担当教員とともに検討する(A-8)。必要があれば新しい実験手法を学び挑戦する(A-5)。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (5時間)
【授業形態】課題研究
12 『特別研究発表会の準備』
「特別研究発表会」に向けて,発表内容と構成を検討する。必要に応じて研究室のメンバーに対して発表練習を行い,アドバイスをもらう。
【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1),実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3),その内容踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして,それらの内容を他者に的確に伝えられる資料を作成する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】発表資料へのアドバイスをもとに資料を修正する(A-8)。 (5時間)
【授業形態】対面授業
13 『特別研究発表会』と講評
本科目の集大成として,1年間で得られた研究成果を発表する。自身の研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,議論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】発表資料を完成させておく。発表練習におけるアドバイスや質疑に対して,調べる内容があれば調べておく。 (5時間)
【事後学習】発表に対するコメントを受け止め,卒業論文の作成に活かす(A-8)。 (5時間)
【授業形態】対面授業
14 『卒業論文の構成の検討』
「卒業論文」の構成を担当教員とともに検討する。
【事前学習】特別研究1を含めた1年間の研究成果を踏まえ,卒業論文の構成を自分なりに検討しておく。 (5時間)
【事後学習】担当教員からのコメントを参考にして,論文の構成を再検討する(A-8)。 (5時間)
【授業形態】対面授業
15 『卒業論文の作成』とフィードバック
本科目の集大成として,特別研究1を含めた1年間で得られた研究成果を「卒業論文」にまとめる。(課題研究)
【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1),当該分野の世界における研究動向も調査する(A-2)。また,得られた実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3),その内容踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして,それらの内容を社会に的確に伝えられる論文を作成する(A-6)。 (5時間)
【担当教員】提出した論文に対する担当教員からのコメントを参考にして,論文を修正し(A-8),再提出する。
【授業形態】課題研究
その他
教科書 使用せず。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、研究発表および卒業論文(50%)
・「授業参画度」として普段の研究活動およびセミナーに対する姿勢を評価する。既存の知見を学ぶ姿勢(A-1)、世界的な動向を学び取り入れる姿勢(A-2)、実験結果から情報を読み取る姿勢(A-3)、問題を解決する姿勢(A-4)、新たな実験に挑戦する姿勢(A-5)、研究室内外のメンバーと議論しながら(A-6)協働して研究をすすめる姿勢(A-7)、他者からのコメントを研究に反映させる姿勢(A-8)を評価する。
・「研究発表および卒業論文」において,研究内容に対する理解と考察を評価する。当該研究分野の学んだ知識(A-1)、世界的な動向の把握力(A-2)、研究で解明しようとする内容の理解(A-4)、実験結果の読み取り(A-3)、新規な研究に対する挑戦(A-5)、研究内容・成果の発信力(A-6)、受けたコメントに対する対応(A-8)を評価する。
・対面授業に参加できない学生についても、上記のような本科目に対する取り組みを総合的に評価する。
オフィスアワー 本館5F(502)。随時(事前にアポイントをとること。アポイントのとりかたについては、第一回のガイダンス時に説明する)。
Blackboardを介したメールでの質問も随時受け付ける。
備考 上記「授業計画」に示している内容は,半年間で実施する内容の全体像を示したものである。必ずしも各週の授業開講時間に行う内容を示しているわけではない。「授業方法」で述べているように,授業開講時間にはもっぱらセミナーを行い,それ以外の時間で研究活動を行うので注意すること。
9月卒業の対象者は「特別研究1」と「特別研究2」の内容を入れ替える

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