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化学の情報技術

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令和2年度以降入学者 化学の情報技術
教員名 小林貴之
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 原則として対面授業 (社会状況により一部オンデマンド型授業・課題研究を含む)
Blackboard ID 20234491
授業概要 化学の学修活動に必要なコンピュータやインターネットなどの利活用について講義するとともに演習(個別・グループ)も行う。
授業のねらい・到達目標 インターネットや図書館を利用して、「化学物質の基本データ」、「化学物質調査」および「文献調査」などの化学情報収集が出来るようになること。 
コンピュータを活用した実験データなどの解析方法の初歩について理解出来、活用できるようになること。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2,6 及びカリキュラムポリシーCP2,6 に対応しています。
・化学に関係する基礎的な情報源,文献資料や書籍にあたり,物質文明社会を支えている多様な化学を説明することができる。(A-2-2)
・周りの人々と専門知識を共有し,互いに理解を深めながら議論することができる。(A-6-2)
授業の形式 講義
授業の方法 学内共通LMS(学習管理システム)であるBlackboard(以下Bbと略)を利用して,授業資料・オンデマンド教材提示,課題提出や復習テストなどを行う。
補助教材としてBb以外の別途e-Learning教材も使用するが利用方法はガイダンス等で指示する。
資料等は事前にBbに掲載するので授業期間内はこまめに確認すること。特に連絡事項がないか確認すること。質問等掲示板経由で行うので、掲示板も確認すること。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。
Blackboardのコースカタログで検索して自己登録すること。
履修条件 コンピュータ・情報リテラシーを受講済み、または同等以上の知識があること。
受講人数調整を行う可能性があるのでBlackboardに自己登録を行い、連絡事項を確認すること。
また第1回目の授業には必ず出席すること。
授業計画
1 ガイダンス
 授業の概要と進め方について
 化学におけるコンピュータの利活用について(A-2-2)
 文理学部内の情報環境と情報端末の活用について(A-2-2)
【事前学習】シラバスの内容を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】ガイダンス時に説明したLMSの利用法を確認し、授業時に指示した操作を完了しておくこと (3時間)
【授業形態】対面授業
2 文理学部図書館の利活用
 日本大学図書館文理学部分館の書誌や電子データについて(A-2-2)
 OPACや書誌情報の検索方法について(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (3時間)
【授業形態】対面授業
3 化学文献調査と管理
 文献調査と文献情報の管理と活用(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】指定されたプログラムをインストールしておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
4 化学物質と法律 国内や世界における科学に関する法律
 物質管理や廃棄・運搬等について(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】小テストに回答し復習すること (2時間)
【授業形態】対面授業
5 化学におけるコンピュータの活用
 Excel、Mathematica、ChemSketch、WebEndnoteなどのプログラム利用の基本について(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (3時間)
【授業形態】対面授業
6 化学物質(1) 化学物質情報と分子構造
 異性体とChemSketchの利用(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
7 化学物質(2) 化学データベースの活用
 CAS-RNやSDSについて(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】指定されたグループワークを行うこと (3時間)
【授業形態】対面授業
8 化学物質(3) 高圧ガスと危険物
 危険な物質の取り扱いについて (A-6-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
9 化学物質(4) 化学反応
 化学反応データの取り扱い (A-6-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】小テストに回答し復習すること (2時間)
【授業形態】対面授業
10 化学物質(5) 生活の中の化学物質
 食品添加物や農薬 (A-6-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
11 化学実験データ取り扱い(1)
 実験データの取り扱い(A-2-2)
【事前学習】指定された課題を事前に行っておくこと (3時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (1時間)
【授業形態】課題研究
12 化学データの取り扱い(2)
 統計処理と検定(A-2-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
13 化学データの取り扱い(3)
 機械学習(A-6-2)
【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
14 学習理解度の確認とフィードバック
【事前学習】これまでの授業内容を復習しておくこと (3時間)
【事後学習】フィードバックを確認すること (1時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめとこれからの情報と化学
 授業の振り返りと今後の学修について(A-2-2)
【事前学習】これまでの授業内容を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 『なし』
e-Learning上の教材を利用するので、教科書は指定しない。
参考書 化学同人編集部 『実験を安全に行うために』 化学同人 2017年 第8版
泉 美治 他 『化学文献の調べ方』 化学同人 1995年 第4版
化学同人編集部 『実験データを正しく扱うために』 化学同人 2007年
宗森 信 訳 『データのとり方とまとめ方』 共立出版 1991年
他の資料については授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(25%)、授業内テスト:学習理解度確認テストと小テスト(60%)、授業参画度:グループワーク(15%)
オフィスアワー 授業終了時、またはBbからメールで連絡、日程調整の上実施。
備考 受講希望者数が想定人数を超えた場合、人数調整を行う。


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