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令和2年度以降入学者 | 資源化学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 分析化学5 | ||||
教員名 | 木屋幸蔵 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 毎回(全15回)の【講義】(対面授業とBlackboard上での【レポート・リアクションペーパー】の提出) |
Blackboard ID | 20231548 |
授業概要 | エネルギー資源問題と地球環境問題両者への取り組み方を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 惑星としての地球の起源を踏まえ、炭素循環などの面から現在の地球環境の成り立ちを理解する。その上で石炭、石油、天然ガスなどの在来型資源の他、非在来型石油資源・天然ガス資源の成因、存在、化学的性質、利用技術などについて国際動向を含め学ぶ。特にそれらの生産技術や発電等のエネルギー変換技術に重点を置き、電源構成や産業構造などの理解を通してエネルギー面から見た国内・国際社会の成り立ちについて考える。また水素エネルギー・燃料電池を中心とした新技術や工業製品、バイオマスや太陽光・太陽熱・風力・地熱・水力などの再生可能エネルギーや、温暖化など気圏を中心とした地球環境問題にも言及する。併せて、循環型社会におけるライフサイクルアセスメント(LCA)等の手法も紹介する。そしてこれらの学習を通じ、様々な統計データ・情報を収集・分析する能力を修得するとともに(A-2-3)、エネルギー社会全体の特徴や問題点を正確に捉え、実生活においても地球環境問題に対する正しい考え方・取り組み方を身に着ける。(A-3-3、A-4-3、A-8-3) なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。 ・高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる。(A-3-3) ・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる。(A-4-3) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | (1)毎回の授業3日前までに、Blackboard上でパワーポイントのスライドを公開するので、授業該当日までに参照すること。また授業はそのスライドを解説・補足説明する形で進行する。 (2)毎回、Blackboard上でその回のレポートまたはリアクションペーパーの指示をする。それらの提出もBlackboard上で行い、その提出期限は該当する授業翌日の火曜日午後9時00分とする。※レポートは授業で用いた資料に加え、自分で調べたデータ、統計資料、論文等を元にした客観的な分析や考察を中心とする。リアクションペーパーは、自分の意見(主観中心でも構わない)や考え・感想等を記入する。 |
履修条件 | 新年度、第1回授業までにBlackboardのコース登録をすること。また第1回授業において成績評価・授業の出席の仕方・毎回の学習方法を説明するので必ず参加すること。 |
授業計画 | |
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1 |
惑星としての地球 炭素循環と地球環境の成り立ち 二酸化炭素排出量
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
2 |
資源・エネルギーから見た地球史、産業技術史 一次エネルギー・二次エネルギー 一次エネルギー国内供給構成 エネルギー自給率
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
3 |
主要国の一次エネルギー構成(化石燃料依存度)と消費量 電源構成
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
4 |
電力と(発電)電力量 主要国の電源構成 発電技術 発電コスト 国内電力問題(原子力発電 その他)
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
5 |
化石燃料(在来型資源)の起源と地球化学的考察 石炭と石油(産業史、成因、埋蔵量、産出、化学的性質) 石炭の利用技術:コークス化・ガス化・液化・火力発電=石炭コンバインドサイクル発電 石油の利用技術:石油精製と石油化学工業 ※【『授業内中間試験』対策課題】配付予定
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
6 |
在来型天然ガス資源・LPガス(成因、埋蔵量、産出、化学的性質、輸送、利用技術・発電技術)
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
7 |
授業内中間試験とその解説および全体的な振り返り
【事前学習】『授業内中間試験』対策課題を学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】解答できなかった問題をもう一度調べ直す。 (2時間) |
8 |
非在来型資源(成因、在来型資源との比較、生産技術、利用技術、国際動向) 非在来型石油資源(シェールオイル・オイルサンド・オイルシェール)
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
9 |
非在来型天然ガス資源(シェールガス・タイトサンドガス・コールベッドメタン・メタンハイドレート)再生可能資源と枯渇性資源 再生可能エネルギー カーボンニュートラルとカーボンネガティブ バイオマス バイオエタノール バイオディーゼル燃料 メタン発酵
【事前学習】この回のスライドを参照し、明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
10 |
再生可能エネルギー:太陽光・太陽熱・風力・地熱・水力など(発電技術を中心に:発電コスト、エネルギー変換効率、設備容量、発電電力量、設備利用率)
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
11 |
再生可能エネルギー導入の国際比較 再生可能エネルギーを巡る様々な視点
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
12 |
水素エネルギー、燃料電池などの新技術とそれを応用した工業製品(水素燃料電池自動車、エネファームなど) コジェネレーションシステム 水素エネルギー社会 地球環境諸問題:大気汚染・PM2.5、酸性雨、オゾン層破壊など(気圏を中心に)
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】レポート、リアクションペーパーを作成しBlackboard上で提出する。(A-3,A-4) (2時間) |
13 |
温室効果ガスと地球温暖化(気象と気候変動、気候モデル、太陽活動、氷期、IPCC、COP、パリ協定) CO₂排出に関連する新しい取り組み 地球温暖化の現実と新しい捉え方 ※『授業内期末試験』対策課題】配付予定
【事前学習】この回のスライドを参照し、不明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】Blackboardで資料を確認 (2時間) |
14 |
循環型社会 カーボンリサイクル アンモニアの利用 LCAという考え方 サスティナブルケミストリーという考え方 SDGsの考え方とエネルギー資源との関連
【事前学習】この回のスライド不を参照し、明な用語等を調べ学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】Blackboardで資料を確認 (2時間) |
15 |
授業内試験とその解説および全体的な振り返り
【事前学習】『授業内試験』対策課題を学修する。(A-2,A-3,A-4,A-8) (2時間) 【事後学習】解答できなかった問題をもう一度調べ直す。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 『なし』 |
参考書 | 経済産業省 『エネルギー白書2022』 一般財団法人 経済産業調査会 2022年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回のレポート・リアクションペーパーの提出状況および内容評価(40%)、授業内テスト(50%)、授業参画度:授業への参加状況(10%) 以下の場合は原則として成績の査定は行わない。(1)授業への参加回数・レポート・リアクションペーパーの提出回数が全授業回数の3/5に満たない場合 (2)毎回のレポートやリアクションペーパーの内容レベルに著しく問題がある場合(剽窃・その他不正行為を含む) |
オフィスアワー | Blackboard上またはメールで質問等に対応します。 |