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令和2年度以降入学者 | 発達と学習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 発達と学習 | ||||
教員名 | 須永範明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20234543 |
授業概要 | 教師に求められる発達と学習の基礎的知識を獲得する。 |
授業のねらい・到達目標 | 児童・生徒になにかを学んでもらいたいと思うならば、人の学びとはどのようなものかわかっていなければならない。なんらかの能力を伸ばしてもらいたいと思うならば、そもそも人間の能力はどのように発達するのかを理解している必要がある。この授業では、人間の発達と学習について基礎的な知識を修得することを目的とする。到達目標は、発達と学習の代表的理論と重要な知見をいくつか説明できることとする。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応している。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 本授業では反転授業を行なう。すなわち、授業内容の学習は受講生ひとりひとりが主体的に進め、授業時には主に質疑応答と、理解度を確認する小テストを行なう。授業内容に関する資料、PowerPointで作成した授業動画、事前学習課題を授業の1週間前にBlackboardに掲載する。受講生は教科書の該当箇所を学び、資料をダウンロードして読み、授業動画を視聴したうえで、事前学習課題に取り組む。事前学習課題は事前学習を支援するための課題である。毎回の授業時に授業内小テストをBlackboard経由で実施し、学習内容の理解度を自己確認する。事前学習課題と授業内小テストの達成度はBlackboard上で即座にフィードバックされる。毎回の授業では、解説・質疑応答・授業内小テストの組み合わせを2セットないし3セット行なう。 やむを得ない事情により対面授業に参加できない場合は、次のいずれかの方法で参加できる。 ①Zoomでライブ配信される授業を視聴し、授業時あるいはその前後にメールやZoomのチャットを介して質疑応答を行ない、Blackboardで実施する授業内小テストに授業時間内に解答することで授業に参加する。 ②後日公開される授業の録画を視聴したうえで授業内小テストの追実施に取り組む。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 発達の概念と学習の概念について学ぶ。 【事前学習】シラバスを事前に読み、授業内容を確認すること。教科書第1章1節と2節を読み、発達および関連概念について理解に努めること。 (1時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
発達とは 発達に影響を与える要因および発達段階と発達課題について学ぶ。 【事前学習】教科書第1章を読み、発達に影響する要因および発達段階と発達課題について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
知性・認知の発達(1) ピアジェの認知発達理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第2章第1節と Blackboard 上の資料を読み、ピアジェの認知発達理論について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
知性・認知の発達(2) 言語の発達過程とその理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第2章第2節を読み、言語発達について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (1時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
社会性の発達 社会性という能力、愛着の発達、道徳性と向社会性の発達について学ぶ。 【事前学習】教科書第3章を読み、社会性の発達について理解に努める。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
青年期の発達 エリクソン(Erikson, E. H.)の理論に基づき、自我同一性の発達について学ぶ。 【事前学習】教科書第4章を読み、自我同一性とその発達について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
学習の理論 学習という概念、学習の種類、学習の諸理論について学ぶ。 【事前学習】教科書第5章を読み、学習の種類と理論について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
認知と学習 記憶の仕組み、記憶の種類と働き、メタ認知、記憶方略について学ぶ。 【事前学習】教科書第6章を読み、記憶の仕組みについて理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
学習に関する理論の教育への応用 学校という教育現場で用いられている学習形態について学ぶ。 【事前学習】教科書第7章を読み、学校における学習について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
動機づけ 動機づけの概念、種類、教育場面での働きについて学ぶ。 【事前学習】教科書第8章を読み、動機づけについて理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
知能 知能の概念、理論、測定と評価について学ぶ。 【事前学習】教科書第9章を読み、知能について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
教育評価 教育評価とはなにか、教育評価の方法、評価の際に考慮すべき影響について学ぶ。 【事前学習】教科書第第10章を読み、教育評価について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発達障がいの理解(1) 発達障がいという概念、自閉スペクトラム症について学ぶ。 【事前学習】教科書第第11章1節と2節を読み、発達障がいと自閉スペクトラム症について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
発達障がいの理解(2) 学習障がいと注意欠如多動症について学ぶ。 【事前学習】教科書第11章3節と4節を読み、学習障がいと注意欠如多動症について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (2時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
発達障がいへの教育支援 発達障がいをもつ生徒への支援について学ぶ。 【事前学習】教科書第12章節を読み、発達障がいをもつ生徒への支援について理解に努めること。疑問点や理解の及ばない点を特定すること。 (3時間) 【事後学習】ノートと教科書に基づいて復習すること。とくに疑問点と理解の及ばない点が解消されたか確認すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 内藤佳津雄・北村世都・鏡直子 『発達と学習 (Next 教科書シリーズ)』 弘⽂堂 2020年 第2版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト:毎回の授業で実施する授業内小テストの合計得点(30%)、第2回~第15回授業に向けた事前学習課題の合計得点(30%) 試験は授業内容全体の理解度を評価する。試験は定期試験期間に対面で実施する予定である。やむを得ない事情により試験を受けられない場合は、原則として追試験を受けることになる。追試験もやむを得ない事情で受けられない場合は、Blackboard上で実施する代替試験を受けることができ る。代替試験は遠隔実施であるため参照不可を担保できないことから、出題する問題数を対面実施の試験より1.5から2倍に増やす予定である(解答時間は対面実施の試験と同じ)。 試験と授業内小テストでA-3-4とA-4-4の達成度を評価する。 |
オフィスアワー | 質問等はメールで問い合わせていただきたい。 |