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令和2年度以降入学者 | 教職実践演習(中・高) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教職実践演習(中・高) | ||||
教員名 | 杉森知也 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業とオンデマンド教材・課題研究・Zoomによる遠隔授業を組み合わせて実施する。 |
Blackboard ID | 20234586 |
授業概要 | 教育実習および学生生活を省察し、自らの教職への志向を再確認する。教員、学校関係者評価委員長・学校協議員の経験をもとに、学校教育の課題や教師の成長という観点を踏まえて授業をおこなう。 |
授業のねらい・到達目標 | 1. 学生時代の振り返りを通して、今後の自己成長に必要なことを見出すことができる。 2. 個人ワークやグループディスカッションを通して、教育実習等の経験の振り返りをおこない、それぞれの経験を共有化することができる。 3. 以上の活動を通して、自己の教職観を再確認・修正することができる。 ※この授業は、卒業に必要な単位に算入されない科目です。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | (1)具体的な授業の方法 対面授業を基本に、適宜、オンデマンド教材や課題研究、Zoomを利用した同時双方向型授業を組み合わせて実施する。 学生時代の振り返り・研究授業の省察に関する個人ワーク(対面授業や課題研究、オンデマンド)、学級運営方針などについてのプレゼンテーションとディスカッション、ハイフレックス型の模擬授業を組み合わせる。音声付きPowerPointによるオンデマンド教材では、確認テストやレポート課題を実施する回もある。 (2)フィードバックの方法 課題の提示・回収は、すべてBlackboardでおこなう。フィードバックは課題により個別または全体に対してBb連絡事項を通してフィードバックする。 (3)対面に参加できない学生の代替方法 ・保健室に申し出たのち、正式に認められた場合は遠隔での参加を認める。一部の回については、戦略的に一部の学生に遠隔参加を求めることもある。 ・対面授業に参加できない場合は、Bbの連絡事項にZoomのURLを掲載するので、そこから参加すること。遠隔での参加について、成績には影響しない。 |
履修条件 | 教育実習ⅠまたはⅡを履修していること |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス: 本講の目的と概要
【事前学習】教職履修カルテを読み返す。教科書・プリントなど教育実習で使用した教材などを整理する。 (2時間) 【事後学習】講義をもとに、研究授業で使用したものなど不足している資料をおぎなう。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
GIGAスクール構想(対面では質問受付のみおこなう)
【事前学習】ICT教育の利点と課題について、インターネットで調べておく。 (2時間) 【事後学習】第四次産業革命・Society5.0下で必要とされる「能力」について考えを深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
3 |
ICTの活用で何が変わるのか
【事前学習】ICT教育、GIGAスクール構想について、下調べをする。 (2時間) 【事後学習】授業をもとに、今後の授業のあり方で何が変わるのか、まとめておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
板書計画とノート指導(対面では質問受付のみおこなう)
【事前学習】教育実習の研究授業で使用した板書・ノート計画を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、板書計画・生徒が記入するノートの完成形のあり方を見直す。 (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
5 |
学生の学びの振り返り
【事前学習】大学の授業・正課外で得られたことと「悔い」が残ったことを洗い出すため、教職履修カルテと成績表を準備し、見直す。 (2時間) 【事後学習】教員として仕事をするのに不足している点を理解し、それをどのように補えるか考える。また、「うまくできなかったこと」から「できるようになった・改善できるようになった」経験をピックアップし、そのためにどのような努力・工夫をしたのか、多くエピソードを書きだす。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
6 |
教科を通してどのような力をはぐくむか
【事前学習】自身が取得しようとする教科の教育課程上の位置づけを学習指導要領で再確認しておく。また、自身はその教科を通じてどのような力を育みたいか考える。 (2時間) 【事後学習】ワークシートの作成を通して、学習指導要領で記載されていることと、自身の考えをどのようにリンクさせることができるのか検討する。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
7 |
教育実習を振り返る①: 何をどのように振り返るか
【事前学習】研究授業の指導案データをもとに、授業で工夫した点、生徒の反応等を振り返る。 (2時間) 【事後学習】研究授業後に指摘されたことを参考に、指導案の修正作業を始める。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
教育実習を振り返る②: プレゼンテーションとディスカッション
【事前学習】プレゼンテーションのための資料を整理する。プレゼンテーションのリハーサルをする。 (2時間) 【事後学習】グループディスカッションで得られたフィードバックをもとに、自分の指導案の修正作業に反映できるものは反映させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
中間評価アンケート
【事前学習】これまでの授業でやったことを振り返る。 (2時間) 【事後学習】今後の予定をシラバスで確認し、必要な対応・準備を進める。特に、第8回授業を踏まえた研究授業の学習指導案修正の作業は、進めておくこと。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
10 |
大学以外での成長場面を振り返る
【事前学習】サークル、アルバイト、ボランティアなどでの活動とそこで「うまくいかなかったこと」のエピソードを複数、用意する。 (3時間) 【事後学習】大学以外での活動が、現在の自分にどのように活きているのか、今後にどう活かせるのか具体的に振り返る。 (1時間) 【授業形態】課題研究 |
11 |
学級運営方針を設定する(対面では質問受付のみおこなう)
【事前学習】中学校1年生のクラス担任になったことを想定して、どのようなクラス目標を設定するか考える。 (2時間) 【事後学習】オンデマンド教材に基づいて、「学級通信」を作成する。 (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
12 |
学級運営方針課題についての質問受付(対面では質問受付のみおこなう)
【事前学習】自身で設定した学級運営方針を達成するための具体的な手立て、指導上の留意点を考える。 (2時間) 【事後学習】共有された質問・回答内容を踏まえて、プレゼンテーションの準備を進める。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
13 |
学級通信の作成(含む質問受付)
【事前学習】前回までの授業で質問事項はクリアにして、作成に取りかかる。 (2時間) 【事後学習】Bb掲示板にUPされた他の学生の学級通信を見て、参考にすべきところをチェックする。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
14 |
自らの教職観(学級経営観)をアウトプットする
【事前学習】プレゼンテーションの準備を完了し、予行練習をしておく。 (2時間) 【事後学習】アウトプットしたものと質疑応答で出された意見を踏まえて、自分の不足をどう補うか、短期的・中期的・長期的目的を設定する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
Zoomによる模擬授業(原則対面でおこなうが、一部、遠隔参加者を募り、ハイフレックスの模擬授業を実施する)
【事前学習】3日前までにBb掲示板に学習指導案等がUPされるので、予習をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】Zoomを使った中高生向け授業の難しさ、デメリットをどう軽減することができるのか考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | なし。必要な資料は、Blackboardを経由して配布する。 |
参考書 | F・コルトハーヘン/武田信子監訳 『教師教育学-理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ-』 学文社 2010年 使用しない。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究レポート・ワークシート、研究授業の学習指導案(振り返りをして改訂したもの)、最終課題の内容で評価する。(90%)、授業参画度:模擬授業、ディスカッションなどの場面での協力姿勢で評価する。(10%) 以上の内容をもとに、総合的に評価する。なお、遠隔受講を認めた学生についてはZoomでの参加またはオンデマンド資料の閲覧・課題研究とワークシートの提出で対応するが、いずれの措置であっても対面参加と同様に扱うので、成績評価には影響しない。 |
オフィスアワー | 質問は、メールで随時受け付ける。 |
備考 | 1. 教育実習中には、授業を構築する際に指導されたことや施した工夫、生徒の様子など様々な情報を入手・保存しておくこと。本講義では、さまざまな資料を駆使して振り返る作業をおこなうため、実習中の出来事や指導されたことなどをメモしておき、それを紛失しないようデータの保持につとめること。 2. 状況によって授業内容、順などに変更を加えることがある。その場合は、事前にBlackboardで告知する。 3. オンデマンド教材や課題研究は、当該週の日曜日0:00から土曜日23:59まで閲覧できるようにする。これらを授業の曜日時間に関わらず、できる限り早めに閲覧しておくこと。対面での質問受付を何度か時間内に設けるが、学生からの要望によってはZoomでの対応も可能とする。メールでの質問も、随時、受け付ける。 4. 学生への連絡は、基本的にBbの連絡事項・メールでおこなう。授業実施期間中は、必ず定期的にチェックすること。 5. Zoomで参加する場合は、原則としてカメラONで参加すること(活動状況が確認できないため)。どうしてもカメラONにできない場合は、その旨、事前に教員に理由を伝えて承諾を得ること。 |