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生物学概論2

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令和2年度以降入学者 生物学概論2
令和2年度以降入学者 生物学概論(物理学科学科専門科目)
令和元年度以前入学者 生物の基礎2(物理学科学科専門科目)
教員名 池田真理
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234611
授業概要 医療問題や環境問題など、地球上で起こっている事象を正しく理解するためには、生物学の基礎知識が必要不可欠である。本講義では、人体の構造や機能、代謝や免疫、生物多様性、生物の進化や系統分類など、おもにマクロの生物学における基本的な事項について解説する。
授業のねらい・到達目標 <ねらい>
現代社会において、ゲノム編集、ワクチン開発、クローン技術など、生命倫理に関わる多くの事柄が身近な問題となっているが、それらを正しく理解するためには生物学の基礎知識が必要不可欠である。本講義では、科学技術の発展が目まぐるしい現代社会において必要とされる生物学的な素養を身につけることを目指す。

<到達目標>
人体の構造や機能、代謝や免疫、生物多様性、生物の進化や系統分類など、おもにマクロの生物学における基本的な事項について説明できる。また、最新のバイオテクノロジーや生命倫理問題について説明できる。

<能力>
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP3, 4およびカリキュラムポリシーCP3, 4に対応している。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(DP3-1)。
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(DP4-1)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
授業の形式 講義
授業の方法 授業内容の資料を配布する。理解を深めるために、画像や動画を用いてわかりやすく解説する。
各回の授業で授業内課題を配布する。授業内課題は授業終了時に提出する(授業参画度として評価する)。
各回の授業の終了後に復習課題をBlackboardに配信する。復習課題は締め切り日時までにBlackboardに提出する(レポートとして評価する)。
授業で配布する資料や課題およびそれらの模範解答・解説は、順次Blackboardに配信する。
第15回に到達度を確認するためのテストを行う。テスト終了後、テスト内容の解説を行う。

対面授業に参加できない場合:授業終了後、Blackboardに配信する資料を用いて自主学習し、期日までに復習課題を提出する。メールで質問等を受け付ける。
授業計画
1 ガイダンスを行う。骨格について学ぶ。
【事前学習】骨格について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 筋、消化器(口、食道、胃、小腸、大腸、消化腺など)について学ぶ。
【事前学習】筋、消化器について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 呼吸器(肺、気管など)、循環器(心臓、血液など)について学ぶ。
【事前学習】呼吸器、循環器について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 泌尿器(腎臓、膀胱など)、生殖器(精巣、卵巣など)、脳神経について学ぶ。
【事前学習】泌尿器、生殖器、脳神経について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 感覚器(目、鼻、耳、皮膚など)について学ぶ。
【事前学習】感覚器について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 個体の生命を維持するために必要な細胞間情報伝達システム(内分泌系)について学ぶ。
【事前学習】内分泌について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 多細胞生物における自己防御機構(自然免疫、獲得免疫など)について学ぶ。
【事前学習】免疫について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 生物のもつ特徴(形質)が親から子へ伝わる現象である「遺伝」のしくみを学ぶ。
【事前学習】遺伝のしくみについて調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 遺伝病の原因や発症メカニズムついて正しく理解し、早期発見・早期治療の重要性を学ぶ。
【事前学習】遺伝病について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 生物群衆と多様な種の共存について理解し、生物多様性と生態系について学ぶ。
【事前学習】生物多様性と生態系について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 生態系を乱す環境問題について学ぶ。さらに動物の行動(走性、本能、学習など)について学ぶ。
【事前学習】環境問題や動物の行動について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。また前回までの既習事項も復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (4時間)
【授業形態】対面授業
12 生物の誕生と進化の歴史、系統分類について学ぶ。
【事前学習】生物の進化について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。また前回までの既習事項も復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (4時間)
【授業形態】対面授業
13 医療用検査キットやDNA鑑定法など、最新のバイオテクノロジーについて学ぶ。
【事前学習】最新のバイオテクノロジーについて調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。また前回までの既習事項も復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (4時間)
【授業形態】対面授業
14 バイオテクノロジーの発展にともなって生じる生命倫理問題について学ぶ。
【事前学習】生命倫理について調べておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (1時間)
【事後学習】講義資料・復習課題を用いて授業内容を復習する。また前回までの既習事項も復習する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (4時間)
【授業形態】対面授業
15 到達度を確認するための授業内テストを行う。テスト終了後にテスト内容の解説を行う。
【事前学習】授業内テストに向けて、前回までの既習事項を総復習する。 (8時間)
【事後学習】授業内テストの復習を行う。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 授業内容の資料を配布する。
参考書 (編著)南雲保、(著)今井一志、大島海一、鈴木秀和、田中次郎 『やさしい基礎生物学』 羊土社 2021年
和田勝 『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』 羊土社 2020年
松村讓兒 『解剖学の基本』 マイナビ出版 2020年
成績評価の方法及び基準 レポート:各回の授業後に提出する復習課題をレポートとして評価する(30%)、授業内テスト:期末試験を行い、その点数を評価する(40%)、授業参画度:各回の授業で提出する授業内課題を授業参画度として評価する(30%)
・学期末の「授業内テスト」において各回で学んだ内容を説明できるかどうかで,論理的・批判的思考力(A-3)を評価する。
・授業内課題を通して,論理的・批判的思考力(A-3)ならびに問題発見・解決力(A-4)を評価する。
・授業内テスト(期末テスト)を受けられない場合は、後日Zoomで追試験を行う。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行う。

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