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令和2年度以降入学者 | 情報サービス論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 情報サービス論 | ||||
教員名 | 大曲薫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 遠隔対応はしない。 |
Blackboard ID | 20231685 |
授業概要 | 図書館における情報サービスの位置付けを明らかにし、情報サービスは、図書館で情報や資料を探索する利用者のニーズを、その意図も含めて正確に把握し、その必要とする情報や資料を的確かつ迅速に入手し、利活用できるよう支援する図書館員によるサービスであることを説明する。また、情報サービスの技術として、図書館の提供するデータベースの特徴と情報検索の手法について解説する。その上で、基本的な質問-回答事例に基づいて、実際に質問を受ける場合のコツや回答作成の方法について説明する。 授業では国立国会図書館における立法調査業務の経験や同館の情報サービス業務を企画立案·運営した経験を基に具体的な質問-回答の方法、効果的なデータベースの使い方、人材育成、組織·運営のあり方について解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | 情報化社会における図書館の情報サービスのあり方、その重要性について理解する。また、各種データベースの特徴と利用方法の基本を習得するとともに、図書館においてアクセスできる情報資源を用いて質問-回答(レファレンス)サービスを適切に行うための基本的な理論と技能を身につける。(A-2-3,A-8-3) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP2,DP8及びカリキュラムポリシーCP2,CP8に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 毎回教科書の構成に沿って講義概要(レジュメ)と関係資料を配布し、講義概要に基づき基本事項と要点を説明する。また、関連する事項に関するレポート作成等の課題提出も適宜実施する。 レポートについては、原則として提出後に解説·全体講評を行う。 対面授業に参加できない場合であって、自宅での療養が不可避等やむを得ないと判断される場合は、講義概要に基づく課題を出し、期日までにレポートを提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマ、到達目標及び授業の方法について説明する。
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。日本大学文理学部の図書館や近所の公共図書館を訪問し、建物の構造、資料の配置、業務の実際について観察しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
情報社会と図書館 1
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。情報化社会の特徴と「情報の目利き」の必要性について考え方をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
情報社会と図書館 2
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読した上で、地元の公共図書館の中央館を訪問し、貸出し中心の図書館サービスから調査もできる図書館に進化するために必要な条件について考え方をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
レファレンスによく利用するデータベースとその活用法
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、そこに掲載されている自宅で無料で利用できるデータベース、日本大学文理学部図書館で利用できるデータベースを実際に使い、疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。また、国立国会図書館や東京都立図書館を訪問し、講義概要記載のデータベースを利用してみること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
図書館における情報サービスの意義と実際
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。情報サービスの構成要素の全体像を把握しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 【授業形態】対面授業 |
6 |
レファレンスサービスの理論と実際 1 その1
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。図書館利用者の情報行動の理論について予習し、それを自分に当てはめてみて、情報探索行動の実際について考え方をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
レファレンスサービスの理論と実際 1 その2
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。レファレンスの大まかなフローを把握しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
レファレンスサービスの理論と実際 1 その3
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。インタビューのコツについて考え方をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) |
9 |
レファレンスサービスの理論と実際 2 その1
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。スタッフマニュアルと人材育成について考え方をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
レファレンスサービスの理論と実際 2 その2
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。レファレンス記録のとり方、利活用について考えをまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
情報検索サービスの理論と方法 1(データベースと検索理論)
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。データベースの類型と基本的な構造、検索手法の基本を理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。コメントシートに授業を受けて疑問点をまとめ提出。疑問点は教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
情報サービスの理論と方法 2(ウェブサイト検索と情報検索評価)
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。ウェブサイトの仕組みと検索エンジンの種類、検索結果の評価手法について理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
各種情報資源の特徴と利用方法 1(情報資源とレファレンスコレクション)
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。レファレンスコレクションの種類と特性、発信型レファレンスツールの種類と作成の意義について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
各種情報資源の特徴と利用方法 2(課題解決型サービスにおける利用事例)
【事前学習】事前配布の講義概要を熟読し、疑問点をまとめる。課題解決型サービスの類型と実際の事例の概要を把握し、例題を予習してておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義概要記載の復習問題を自習し、理解できなかったことや疑問は、次回の授業の際に教員に質問する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説
【事前学習】これまで配布した講義概要と教科書の関連箇所を熟読し、要点を把握しておくこと。 (2時間) 【事後学習】試験の出題の意図について解説する。理解が充分でなかった点を確認し、復習するおくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 山﨑久道、原田智子 『情報サービス論 (現代図書館情報学シリーズ 5)』 樹村房 2019年 第2版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:3回程度予定しているレポートについて、提出内容及び提出状況によって評価します。(20%)、授業内テスト:期末試験で評価します。(60%)、授業参画度:授業の復習の際の回答、授業での発表、意見、質問等で評価します。(20%) |
オフィスアワー | 授業の開始前又は終了後に質問等を受け付けます。 |