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令和2年度以降入学者 | 図書館情報資源特論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 図書館情報資源特論 | ||||
教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | ・履修者は初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。 |
Blackboard ID | 20234623 |
授業概要 | ・この授業では、主に日本の古い書物(古典籍)の形態や内容について、数百年も前に作られた写本や木版本といった古典籍の実物を活用しながら、その見方・読み方・取り扱い方・整理の仕方、等々について専門的に学んでいく。 ・また書物の歴史・図書館の歴史の概要について、日本を中心としつつ、西洋・東洋のそれをも一部交えて学んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・日本の古典籍の形態及び内容に関する特徴を理解すると共に、その取り扱い方の専門知識をも身につける。 ・司書として知っておくべき、和漢洋それぞれの書物及び図書館の歴史の概要を学修する。 ・古典籍独自の分類法を学び、実際に活用できるようになる。 ・古典籍に関する各種蔵書目録の特徴や内容を理解し、かつ目録作成の基礎的な知識と技術を身につける。 ・古典籍を取り扱う際に不可欠・有益な参考文献や、各種webデータベースの存在を学び、活用できるようになる。(A-4-3,A-8-3) <ディプロマポリシーとの関係> ・この科目は、文理学部の学士(教育学)のディプロマポリシーDP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP4,CP8に対応している。 |
授業の形式 | 講義、実習 |
授業の方法 | ・基本的には講義形式とするが、古典籍の実物を取り扱ったり、その書誌情報を専用の調査カードに記述してみたりといった実習をも組み込んでいく。 ・LINEで授業専用のオープンチャットを開設し(学籍番号のみで参加可)、質問や問題提起に回答してもらうなど、双方向性を確保した授業としていく。 ・対面参加が困難な学生については、Blackboardのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、zoomによるオンライン受講を認める。許可を得ないままオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とされる。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:授業の内容・方法等の確認
【事前学習】シラバスを熟読し、自分の関心の所在を考えておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
講義:現代の書物と昔の書物(古典籍)との比較
【事前学習】現代の本との違いを考えておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
講義・実習:くずし字の読み方1 平仮名
【事前学習】くずし字について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
講義・実習:くずし字の読み方2 漢字・片仮名
【事前学習】前回配布のくずし字プリントを読んでおく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
講義:日本の古典籍の分類
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
講義:日本の古典籍の形態・内容
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
実習:専用の書誌調査カードの説明
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入1(書名など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入2(装訂など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入3(蔵書印など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入4(序跋など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入5(表紙文様・丁数・寸法など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入6(奥書・刊記・識語など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
Blackboardを利用したテスト
【事前学習】これまでに学んだことを総体的に復習しておく。 (2時間) 【事後学習】テスト結果について自ら点検する。 (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
15 |
テストに対するフィードバック及び総括
【事前学習】これまでの学修全般を振り返っておく。 (2時間) 【事後学習】古典籍の意義、また書物・図書館の歴史の意義を再確認し、今後の学修に活かしていくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 ・配付資料は各回の授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、Blackboardで連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業参画度:各種実習に対する取り組みの度合いや、その具体的な成果物等、またオープンチャットでの回答状況などから判断。(30%)、各回終了時にGoogleフォームへのコメント送信をしてもらう。その内容的充実度をも考慮に入れる。(30%) 試験内容は、主に現代の書籍や古典籍の作られ方、部位の名称などを問うものとなる。 対面・zoomでのオンライン参加といった履修形態の違いによって、成績評価に差を設けることはしない。 |
オフィスアワー | Blackboardのメール送信機能で随時受け付ける。対応までに時間を要することもある。 |
備考 | 古典籍の取り扱いに際しては、事前に手を洗うこと、爪を切っておくこと(マニキュア・ネイルも不可)、鉛筆のみを使用すること、手首より先のアクセサリー類を外すこと、なるべく袖をまくること、といったマナーがある。これらを遵守すること。 |