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令和元年度以前入学者 | 情報資源組織演習1 | ||||
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令和2年度以降入学者 | 情報資源組織演習1 | ||||
教員名 | 丹一信 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 全て対面授業で行う。 |
Blackboard ID | 20231690 |
授業概要 | 図書館の情報資源組織化のための実践的な技術の修得について演習を行う。また,大学図書館での勤務経験をもとに,情報資源の組織化の重要性と今後の方向性についても解説する。実務に即した授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 「情報資源組織論1」および「情報資源組織論2」で学んだ基本的な知識をもとに,「情報資源組織演習1」では,図書を中心に,資料種別ごとにさまざまな目録記入を作成できる力を身につける。(A-4-2,A-5-2) <到達目標> ・ツール(『日本目録規則』)を使用し,資料種別ごとにさまざまな目録記入を作成できる。 ・利用者サービスにとって目録作業で重要なこと,留意すべき点を説明できる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP4,CP5に対応している。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 資料種別ごとの目録記入の作成方法について,演習形式で授業を行う。毎授業毎に課題を提示し翌週の授業冒頭に解説を行う。 |
履修条件 | 過年度「情報資源組織論1」および「情報資源組織論2」の両科目の単位を取得していること。 当科目は履修人数の上限があるため、初回授業時に上限を超えた場合は、履修人数の調整を行う。基本的には上位学年を優先する予定である。また履修希望者は初回授業時に出席すること。学校安全保険法に定める感染症に罹患した場合などは、別途、相談の上対応予定である。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:授業の概要説明,目録法の概要と総則
【事前学習】シラバスを事前に確認して授業の全体像を把握する。 (0.5時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え,図書館の目録の記載内容を確認しておく。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
2 |
書誌データ作成の実際①:和書(基本型)
【事前学習】『日本目録規則』(以下,『規則』)のp.54~81を通読し,また,和書の作り(構造)をよく見て疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】基本的な書誌事項を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
3 |
書誌データ作成の実際②:和書 (シリーズ情報)
【事前学習】『規則』のp.81~83を通読し,シリーズに関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】図書館で図書を実際に閲覧し,「シリーズもの」と「セットもの」の図書を確認する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
4 |
書誌データ作成の実際③:和書(注記)
【事前学習】『規則』のp.84~87を通読し,注記に関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】身近にある翻訳ものの図書や,末尾に参考文献の記載のある図書を確認する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
5 |
書誌データ作成の実際④:和書(標目,標目指示)
【事前学習】『規則』のp.314~333を通読し,標目と標目指示について整理して疑問点をまとめる(A-4)。 (0.5時間) 【事後学習】図書館のサイトでタイトルや著者名から図書を検索し,どれが標目指示に当たるものかを理解する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
6 |
書誌データ作成の実際⑤:和書(物理単位と書誌単位)
【事前学習】『規則』のp.51~52を通読し,物理単位と書誌単位について整理して疑問点をまとめる(A-5)。 (0.5時間) 【事後学習】身近なところで,分冊ものの図書にはどんなものがあるかを確認する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
7 |
書誌データ作成の実際⑥:書誌階層
【事前学習】『規則』のp.55を通読し,書誌階層とは何かを整理して問題点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】3つの書誌レベルについて整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
8 |
書誌データ作成の実際⑦:洋書
【事前学習】『規則』のp.398~401を通読し,また,洋書の作り(構造)を確認して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】書誌記述のうち,和書と異なる点を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
9 |
書誌データ作成の実際⑧:映像資料
【事前学習】『規則』のp.170~178を通読し,また,身近な映像資料に触れ,種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】映像資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
10 |
書誌データ作成の実際⑨:録音資料
【事前学習】『規則』のp.144~168を通読し,また,身近な録音資料に触れ,種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】録音資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
11 |
書誌データ作成の実際⑩:電子資料
【事前学習】『規則』のp.192~226を通読し,また,身近な電子資料に触れ、種類や体裁について整理し,疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】電子資料の書誌記述の特徴を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
12 |
書誌データ作成の実際⑪:継続資料(基本型)
【事前学習】『規則』のp.260~294を通読し,また,逐次刊行物(雑誌)の作り(構造)をよく見て疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】書誌記述のうち,図書と異なる点を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
13 |
書誌データ作成の実際⑫:継続資料(注記)
【事前学習】『規則』のp.295~305を通読し,逐次刊行物(雑誌)の注記に関する事項について整理して疑問点をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】図書館で実際に逐次刊行物(雑誌)を閲覧し,タイトル変更のあった雑誌を確認する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
14 |
ネットワーク情報資源のメタデータ作成及びコンピュータ目録演習
【事前学習】過年度「情報資源組織論1」で学んだダブリンコアの15の要素について復習し,疑問点をまとめる(A-4)。コンピュータ目録について演習を通じ理解する。 (0.5時間) 【事後学習】メタデータの作成方法を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】丹 一信 【授業形態】対面授業 |
15 |
総まとめ 試験と解説
【事前学習】これまでの配布資料等を全て通読する。 (0.5時間) 【事後学習】試験結果を振り返る。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 宮沢厚雄 『目録法キイノート (キイノート三部作)』 樹村房 2016年 『日本目録規則 1987年版改訂3版』日本図書館協会発行 2006年 こちらも演習用教材であるが、教室に備えてあるので,購入しなくてよい。 |
参考書 | 竹之内禎[ほか]編著 『情報資源組織演習 (講座図書館情報学 11)』 ミネルヴァ書房 2016年 和中幹雄[ほか]共著 『情報資源組織演習 新訂版 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-10)』 日本図書館協会 2016年 目録記入の作成方法が具体的に詳述してあるので,参考にするとよい。参考のウェブサイトは次の通り。 ・『情報資源組織演習』(ミネルヴァ書房) http://www.minervashobo.co.jp/book/b239765.html ・『情報資源組織演習』(日本図書館協会) http://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000443/Default.aspx |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート:6回小課題を提示する。(30%)、授業参画度:演習時の発表等で評価する。(10%) 社会情勢の変化によっては、変更もあり得る。 |
オフィスアワー | 授業終了時に教室で行う。 |
備考 | 「情報資源組織演習1」を「情報資源組織演習2」より先に履修することが望ましい。 |