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| 令和2年度以降入学者 | 古典文学基礎研究6 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 久保木秀夫 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 国文学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業の形態 | ・履修者は初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。BlackboardのコースIDは20221796。 |
| Blackboard ID | 20231755 |
| 授業概要 | ・中古中世文学のさまざまな原本資料(写本・版本・古筆切)などを活用しながら、書誌学・文献学に基づいた、基礎的な研究方法について学んでいく。 ・くずし字の解読・他本との校合・解釈と本文整定などを繰り返しながら、原本資料の学術的価値を明らかにするための知識とスキルを身につける。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ・書誌学・文献学に関する知識と技術を習得できるようになる。 ・くずし字解読の高度なスキルを習得できるようになる。 ・翻刻・他本との校合・解釈と本文整定等のスキルを習得できるよになる。 ・原本資料それぞれの特性に合わせて臨機応変に調査研究できるようになる。 |
| 授業の形式 | 講義、実習、研究 |
| 授業の方法 | ・基本的に講義形式とするが、くずし字の解読・原本資料そのものの書誌情報の採取など、実習的な要素も取り入れる。 ・対面参加が困難な学生については、Blackboardのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、zoomによるオンライン受講を認める。許可を得ないままオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とされる。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
スタートアップ:文献学・書誌学について
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくる。 (2時間) 【事後学習】プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する1 写本
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する2 古筆切
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する3 版本
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
| 5 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る1 中古和歌
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る2 中世和歌
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る3 中古仮名散文
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る4 中世仮名散文
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する1
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する2
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する3 中古仮名散文
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
| 12 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する4 中世仮名散文
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト・プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
校訂結果の点検:問題点などについて議論する
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】議論の結果に基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
校訂結果の点検:改善点などについて議論する
【事前学習】プリントの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】議論の結果に基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
総括:学期末レポートについて
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返っておく。 (2時間) 【事後学習】学期末レポートに取り組む。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 ・PDF形式のプリントを適宜配布する。 ・配布するプリントは、事前にOneDriveの共有フォルダに入れておくので、毎回確認し、印刷して持参すること。 |
| 参考書 | 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年 その他、授業中に適宜紹介していく。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:履修生の研究テーマと関わる原本資料を選び、その文献学的考察をまとめる。(50%)、授業参画度:くずし字解読・解釈・校訂、及びそれらの過程におけるディスカッションなどへの参画度・積極性から総合的に判断。(50%) 対面での出席とzoomでの出席との違いによって、成績評価に差を設けることはしない。 |
| オフィスアワー | 随時メールやLINEで受け付ける。必要に応じてオンライン面談をも行う。対応までに時間を要することもある。 |