文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 英文学専攻 > 英米文学研究3
日本大学ロゴ

英米文学研究3

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 英米文学研究3
教員名 閑田朋子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。
初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。
Blackboard ID 20231785
授業概要 ヴィクトリア朝のベストセラー作家ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins, 1824-89)の小説を読み、当時の社会について学ぶとともに、センセーション・ノヴェルの特徴を知る。
授業のねらい・到達目標 ヴィクトリア朝の英語に慣れ、正確に読み解くことができるようになること、また同時代の読者層と文学、およびその関係性について理解を深め、自分の意見を持ち、ディスカッションに参加できるようになることを目標とします。
授業の形式 演習
授業の方法 ヴィクトリア朝のベストセラー作家ウィルキー・コリンズの中編小説 「罪の川」("Guilty River," 1886)を輪読・精読します。受講生は、担当カ所の内容を大きくまとめた上で、それぞれの部分の内容や社会背景について発表を行い、随時、教員が解説を加えます。
授業計画
1 ガイダンス、シラバスの補足。
作品の時代背景と作家についてのイメージをつかむ。
【事前学習】ウィルキー・コリンズとセンセーション・ノヴェルについて調べる。 (2時間)
【事後学習】ヴィクトリア朝における読者層と作品の関係性について考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 Chapter 1 On the Way to the River
精読と読解、および小説冒頭の特徴について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 Chapter 2 The River Introduces Us
精読と読解、および小説の導入部の特徴について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 Chapter 3 He Shows Himself
精読と読解、および主要登場人物の描写方法ついて学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 Chapter 4 He Explains Himself
精読と読解、および主要登場人物の描写方法ついて学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 Chapter 5 He Betrays Himself (1)
精読と読解、および語りの視点について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 Chapter 5 He Betrays Himself (2)
精読と読解、および語りの視点について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 Chapter 6 The Return of the Portfolio (1)
精読と読解、およびプロット上の「葛藤」について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 Chapter 6 The Return of the Portfolio (2)
精読と読解、およびプロット上の「葛藤」について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 Chapter 6 The Return of the Portfolio (3)
精読と読解、およびプロット上の葛藤と伏線の関係性について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 Chapter 7 The Best Society
精読と読解、および舞台設定について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 Chapter 8 The Deaf Lodger (1)
登場人物間の関係性について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 Chapter 8 The Deaf Lodger (2)
登場人物間の関係性、特にフォイルについて学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 Chapter 9 Mrs Roylake's Game: First Move
ストーリーとプロットの違いについて学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括と振り返り
センセーション・ノヴェルの特徴について、ディスカッションを行う。
【事前学習】前期で扱った部分の内容を大きくまとめる。センセーション・ノヴェルの特徴について、レポートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業内ディスカッションの内容をまとめ、レポートをブラッシュアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 Wilkie Collins, Miss or Mrs? The Haunted Hotel. The Guilty River:Oxford World's Classics, Oxford University Press, 1999
参考書 適宜、授業内に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に各自の興味に従いテーマを選び、レポートを提出する。(50%)、授業参画度:授業内の発表やディスカッションの参画度によって、総合的に評価する。(50%)
オフィスアワー 火曜日昼休み、またはメールによるアポイント

このページのトップ