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英米文学研究４

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令和２年度以降入学者 英米文学研究４
教員名 閑田朋子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。
初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
（Blackboardのコース登録に加え）履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。
Blackboard ID 20234713
授業概要 ヴィクトリア朝のベストセラー作家ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins, 1824-89)の小説を読み、当時の社会について学ぶとともに、センセーション・ノヴェルの特徴を知る。
授業のねらい・到達目標 ヴィクトリア朝の英語に慣れ、正確に読み解くことができるようになること、また同時代の読者層と文学、およびその関係性について理解を深め、自分の意見を持ち、ディスカッションに参加できるようになることを目標とします。
授業の形式 演習
授業の方法 ヴィクトリア朝のベストセラー作家ウィルキー・コリンズの中編小説 「罪の川」("Guilty River," 1886)を輪読・精読します。受講生は、担当カ所の内容を大きくまとめた上で、それぞれの部分の内容や社会背景について発表を行い、随時、教員が解説を加えます。
授業計画
1 ガイダンス、シラバスの補足。
作品の時代背景とセンセーション・ノヴェルについて。
【事前学習】ヴィクトリア朝におけるコリンズ以外のセンセーション・ノヴェル　の作家について調べる。 （2時間）
【事後学習】ヴィクトリア朝における読者層と作品の関係性について考えをまとめる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
2 Chapter 10 Warned!
精読と読解、および伏線ついて学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
3 Chapter 11 Warned Again!
精読と読解、および伏線と繰り返しについて学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
4 Chapter 12 Warned for the Last Time!（１）
精読と読解、および繰り返しの種類・効果について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
5 Chapter 12 Warned for the Last Time!（２）
精読と読解、および繰り返しの種類と効果について、より詳細に学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
6 Chapter 13 The Claret Jag（１）
精読と読解、およびプロットの転換点について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
7 Chapter 13 The Claret Jag（２）
精読と読解、およびプロットの転換点について、より詳しく学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
8 Chapter 14 Gloody Settles the Account
精読と読解、およびプロット上の「葛藤の解決への方向性」について学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
9 Chapter 15 The Miller's Hospitality　（１）
精読と読解、およびプロット上の「葛藤の解決への方向性」についてさらに詳しく学ぶ
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
10 Chapter 15 The Miller's Hospitality　（２）
精読と読解、作中の時間の経過について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
11 Chapter 15 The Miller's Hospitality　（３）
精読と読解、作中の時間の経過について具体例に基づいて学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
12 Chapter 16　Bribery and Corruption
精読と読解、およびセンセーション・ノヴェルにおける「悪」について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
13 Chapter 17　Utter Failure
精読と読解、および小説における帰結部のあり方について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
14 Chapter　18　The Mistress of Trimley Deen
精読と読解、およびセンセーション・ノヴェルにおける帰結部のあり方について学ぶ。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を大きくまとめる。指定箇所については精読してくる。 （2時間）
【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 （2時間）
【授業形態】対面授業
15 総括と振り返り
センセーション・ノヴェルの特徴について、ディスカッションを行う。
【事前学習】後期に扱った部分の内容を大きくまとめる。センセーション・ノヴェルの特徴について、レポートにまとめる。 （2時間）
【事後学習】授業内ディスカッションの内容をまとめ、レポートをブラッシュアップする。 （2時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 Wilkie Collins, Miss or Mrs? The Haunted Hotel. The Guilty River:Oxford World's Classics, Oxford University Press, 1999
参考書 適宜、授業内に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に各自の興味に従いテーマを選び、レポートを提出する。(50%)、授業参画度:授業内の発表やディスカッションの参画度によって、総合的に評価する。(50%)
オフィスアワー 火曜日昼休み、またはメールによるアポイント

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