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社会学的・質的調査の基礎研究

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令和2年度以降入学者 社会学的・質的調査の基礎研究
教員名 山北輝裕
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20231801
授業概要 各自の問題関心を質的調査で明らかにし、エスノグラフィーとしてまとめるにはどのようにすればよいか、ホームレス状態の人々やその支援をめぐる英語の論文を輪読し、考察する。
授業のねらい・到達目標 社会学的・質的調査の方法論・議論を学びつつ、各自のエスノグラフィーを作成することができる。
授業の形式 演習
授業の方法 各回の論文であるJCEはJournal of Contemporary Ethnographyを示す。報告についての解説・講評はその場で行う。レジュメを作成して報告してもらう。コロナ関連で対面授業に参加できない場合は、理由を判断しzoomでの参加を認める場合がある。
授業計画
1 質的調査とは
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 When interlocutors die: Time and space of mobility through the biography of a homeless man
22(4)Ethnography
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 Fitting Stories: Outreach Worker Strategies for Housing Homeless Clients
47(5)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 The Ohaka (Grave) Project: Post-secular social service delivery and resistant necropolitics in San’ya, Tokyo
22(1)Ethnography
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 “How Come This Man Is Homeless?” An Ethnographic Exploration of Identity Work among Volunteers in a Diner Serving to the Homeless
49(6)JCE
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 Structural Inequality, Homelessness, and Moral Worth: Salvaging the Self through Sport?
49(6)JCE
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 Networking and housing advocacy in the homelessness sector: a path towards social sustainability?
A study of the Housing First Europe Hub
European Journal of Homelessness 2022 16
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 Narratives of people with serious mental illness in Housing First: a qualitative analysis of factors contributing to housing instability and housing stability
Journal of Social Distress and Homelessness 2023
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 Women Negotiating Power and Control as they ‘Journey’ Through Homelessness: A Feminist Poststructuralist Perspective
European Journal of Homelessness 2020 14(2)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 Accomplishing Place in Public Space: Autoethnographic Accounts of Homelessness
46(4)JCE
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】課題研究
11 “Please Don’t Take This”: Rural Gentrification, Symbolic Capital, and Housing Insecurity
Social problems 2021
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】課題研究
12 Street Medicine—Assessment Work Strategies of Paramedics on the Front Lines of Emergency Health Services
46(5)JCE
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 “I just needed someone to believe in me.” A qualitative analysis of youths’ experiencing homelessness perspectives of a housing first intervention
children and youth services review 2022 vol.143
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 “Helping the Helpless Help Themselves”: How Volunteers and Employees Create a Moral Identity While Sustaining Symbolic Boundaries within a Homeless Shelter
46(2)JCE
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 Community and Housing First: A qualitative analysis of USA residents' perspectives
Health soc care community 2020 28(4)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間)
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:レジュメを作成して報告してもらうので、その内容やコメント等を評価する。(100%)
コロナ関連で対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明します。

オフィスアワー 金曜日の昼休み予定。研究室で対面。メール等。
備考 受講者の進捗状況、感染症の状況をふまえたうえで授業の方法を変更する可能性がある。6月末(10回目と11回目)に2回分ほど対面からオンライン・オンデマンドもしくは課題研究に変更する可能性がある。

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