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令和2年度以降入学者 | 学校論研究2 | ||||
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教員名 | 北野秋男 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合にはBlackboardを通じた学習資料配信やzoomを利用した授業を行います。課題は、シラバス上に明記しますが適宜、授業内でも説明します。追加の課題や資料、変更点などがある場合も同様です。授業形式の基本は、基本文献を講読し、レジュメを作成し、報告します。そして、全員で学力格差の要因や問題点について検討します。作成したレジュメを再度検証し、内容を論文化して、最終課題として提出します。何か特別な事情がある場合には、事前に申し出て下さい。 |
Blackboard ID | 20234761 |
授業概要 | テーマは、現代日本の「学力格差の要因を調べて、報告しよう!」です。「学力格差」は、現代の世界における重大問題です。この授業では、「学力格差」を引き起こす要因を基本図書を使って多角的に検討したいと思います。学力格差を引き起こす要因は、経済的・階層的要因、地域的・家庭的要因に加えて、学校教育や親の影響なども考えられます。個人の資質や能力では解決できない様々な要因を多角的に検討したいと思います。報告者はレジュメを作成し、報告します。テキストは橘木俊詔『日本の教育格差』と川口俊明『教育格差の診断書』です。 |
授業のねらい・到達目標 | この演習では、「学力格差」を引き起こす要因を経済的・階層的要因、地域的・家庭的要因、学校教育や親の影響など、様々な角度から、多角的に検討します。とりわけ、学力調査の結果などのデータを用いて学力格差問題を検討します。日本の場合、学力格差問題は戦後直後から始まり、現代においては格差はますます拡大する様相を見せています。格差の拡大は何が原因で、どうしたら解消できるのか。全員で検討し、討論したいと思います。 【日本大学教育憲章との関係」これまでの学修経験から得られた知識を生かし、課題報告などを通じて「論理的・批判的思考力」「問題発見・解決力」の育成を重視する(A-3-1、A-4-1)。ゼミ発表を記録することにより、自己の学習経験を振り返る(A-8-1)。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 【授業形式:演習】 原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合にはBlackboardを通じた学習資料配信やzoomを利用した授業を行います。本演習では、最初に前期の内容であった「教育格差」に関する基本文献で知りえた情報や知見を基に、「学力格差」問題に焦点化して、基本文献の講読を行います。報告者はレジュメを作成し、報告します。全体討論も行います。最後に、各自が学力格差を生む要因に関する最終課題レポートを作成します。 【対面授業に参加できない学生の代替方法、要件】 (1)zoomでの参加を認める要件;日本に入国できない留学生、遠方に居移している学生、その他特別の事情の有る者 (2)対面授業に参加できない場合:zoomで参加し、Bbに配信する課題を提出する。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス・接続テスト。シラバスをよくお読みください。課題をシラバス上で明示します。追加の課題や資料、変更などあれば、Blackboardで知らせます。授業の内容、進め方、評価の方などを説明します。
【事前学習】シラバスをあらかじめ読んで、授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間) |
2 |
学力格差に関する文献の一覧表の作成と内容の検討。テキストの分担者の決定。
【事前学習】自らの課題を明確にし、学力格差に関する文献を調べる。 (2時間) 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間) |
3 |
学力調査と学力格差に関する歴史(IQテストや標準学力テストの開発)。
【事前学習】配布された資料を講読し、格差の要因を多角的に検討すること。 (2時間) 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間) |
4 |
学力格差を生み出す現代社会の特徴(新自由主義社会の台頭)
【事前学習】配布された資料を講読し、格差の要因を多角的に検討すること。 (2時間) 【事後学習】業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間) |
5 |
学力格差に関する経済的要因(富裕層と貧困層)。
【事前学習】配布された資料を講読し、格差の要因を多角的に検討すること。 (2時間) 【事後学習】業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間) |
6 |
基本文献の講読の報告(橘木俊詔『日本の教育格差』)第1章~第3章。
【事前学習】テキストの第1章~第3章までを予め読んで、レジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】レジュメを再点検し、内容の加筆・修正を行う。 (2時間) |
7 |
基本文献の講読の報告(橘木俊詔『日本の教育格差』)第4章~終章。
【事前学習】テキストの第4章~終章までを予め読んで、レジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】レジュメを再点検し、内容の加筆・修正を行う。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
8 |
基本文献の講読(橘木俊詔『日本の教育格差』)の全体討論と重要事項の再確認。
【事前学習】各報告者のレジュメを再点検し、重要事項や課題を考える。 (3時間) 【事後学習】テキストとレジュメを使って、重要事項や課題を整理する。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
9 |
基本文献の講読の報告(川口俊明『教育格差の診断書』)第1章~第3章。
【事前学習】テキストの第4章~終章までを予め読んで、レジュメを作成する。 (3時間) 【事後学習】報告の際に指摘された誤字脱字、内容的な問題点を修正すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
基本文献の講読の報告(川口俊明『教育格差の診断書』)第4章~第7章。
【事前学習】テキストの第4章~第7章までを予め読んで、レジュメを作成する。 (3時間) 【事後学習】報告の際に指摘された誤字脱字、内容的な問題点を修正すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
基本文献の講読の報告(川口俊明『教育格差の診断書』)第8章・終章。の全体討論と重要事項の再確認。
【事前学習】キストの第8章・終章までを予め読んで、レジュメを作成する。 (3時間) 【事後学習】報告の際に指摘された誤字脱字、内容的な問題点を修正すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
修士論文の作成ポイントと作成に関する重要事項
【事前学習】『卒論の手引き』を使って、修士論文の作成の基本手順を調べる。 (3時間) 【事後学習】『卒論の手引き』を熟読し、基本事項を学ぶ。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
13 |
修士論文の概要報告と検討。
【事前学習】各自が修士論文のテーマと目次を作成する。 (3時間) 【事後学習】再度、修士論文の目的・課題・内容などを検討する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
課題レポートの「草稿」の提出:課題名「学力格差の課題や問題点」字数:3,000字以上(A4・2枚以上。40字X40行で設定)。 注意点:報告したレジュメを、文章化して論文として提出。
【事前学習】課題内容を確認し、最終課題レポートの草稿を作成する。 (3時間) 【事後学習】相互評価表を確認し、問題点の修正を検討する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
「課題レポート」の完成原稿の提出、授業の総復習。修士論文作成のプランの検討。
【事前学習】授業内容の総復習をする。 (2時間) 【事後学習】課題内容を復習し、重要な点を再確認し、次年度の授業に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度:授業報告、レジュメ作成、質疑応答など(70%) 課題レポート、レジュメ作成と報告、授業への参画度などにより、総合的に評価します。 |
オフィスアワー | 質問や意見などあれば、メールにてお願いします。 課題レポートは全てBlackboardに送ってください。質問などある場合にはak0924@minuet.plala.or.jpに送ってください。その場合は、必ず「科目名」を明記した上で、質問内容を明確にして送信してください。 |
備考 | 何かの事情で期限内に課題が提出できない場合には、理由を申し出て頂ければ、考慮します。 何か不明な点や質問があれば、メールにてお願いいたします. 追加の課題や資料、変更などがある場合には、Blackboad にてお知らせします。 |