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人文地理学特別研究

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令和5年度以降入学者 人文地理学特別研究
令和4年度以前入学者 人文地理学特別研究
教員名 吉野裕
単位数    6 課程     開講区分 文理学部
科目群 地理学専攻
学期 通年 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20237093
授業概要 この授業では修士論文(人文地理学分野)を作成するうえで不可欠となる技術と方法―すなわち、研究テーマ・論文構成・研究対象地域の設定の仕方、文献・統計資料の収集と分析方法、図表の作成技術と表現方法、現地調査の方法など―についてより深く学修していきます。みなさんはその学びの中で発表を何度か経験します。これにより、情報発信に係る技術・能力をも格段に向上させていくことでしょう。
授業のねらい・到達目標 ①研究テーマに関連する資料(文献・地図類・統計資料など)を自身で収集し、これらをもとにレジュメや修士論文を作成できる。
②発表や質疑応答などにおいて、先行研究の概要、研究テーマ・論文構成・研究の目的と方法・研究対象地域の設定、ならびに、レジュメ・スライド中の文章・図表の表現と提示方法に関して、自身の見解を論理的に述べることができる。
③学内外の人々と連携を図りながら、自身で定めた日程に基づいて研究を進めることができる。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 ・ゼミ形式(対面式)で実施します。
・やむを得ない事情で対面式の授業に出席できない場合は、Zoomで授業に参加していただきます。
・履修者の人数などに応じて授業の内容を若干変更することがあります。その場合は、事前にみなさんにお知らせします。
授業計画
1 ガイダンス(受講上の諸注意)、修士論文執筆のスケジュールを確認しよう
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】長期休暇中に実施した調査の成果をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間)
【授業形態】対面授業
2 長期休暇中に実施した調査の成果を報告しよう
【事前学習】第1回の事後学習に引き続き、長期休暇中に実施した調査の成果をレジュメ・スライドにまとめておく。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 修士論文の執筆に必要な文献を入手しよう
【事前学習】修士論文の執筆に必要な先行研究や研究対象地域に関する文献をリスト化し、レジュメにまとめる。可能な限りこれらを入手し、読み進めておく。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。先行研究の概要をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間)
【授業形態】対面授業
4 先行研究についてより深く把握しよう
【事前学習】第3回目の事後学習に引き続き、先行研究の概要をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。また、研究対象地域に関する文献を読み、これがどのような特徴をもつ地域かレジュメ・スライドにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 研究対象地域の特徴についてより深く把握しよう
【事前学習】第4回目の事後学習に引き続き、研究対象地域に関する文献を読み、これがどのような特徴をもつ地域かレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 データを入手しよう①地図類
【事前学習】論文の執筆に必要な地図類とその所蔵先・販売元をリスト化し、レジュメにまとめる。可能な限り、これらの電子データを入手しておく。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 データを入手しよう②統計資料
【事前学習】論文の執筆に必要な統計資料とその入手方法をリスト化し、レジュメにまとめる。 (2時間)
【事後学習】質疑応答での助言をもとに、レジュメを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 図表を作成しよう①図
【事前学習】第6~7回目の授業内容をふまえ、GISやExcelで地図・グラフを作成し、これらからどのようなことが読み取れるかレジュメにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、図を修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 図表を作成しよう②表
【事前学習】第6~7回目の授業内容をふまえ、Excelなどで表を作成し、これらからどのようなことが読み取れるかレジュメにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答での助言をもとに、表を修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 長期休暇中に調査を実施しよう①訪問先の選定
【事前学習】現地調査の訪問先(図書館・資料館・官公庁・話者の自宅など)について検討し、そこでどのような資料や情報が入手可能かレジュメにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 長期休暇中に調査を実施しよう②聞き取り調査の質問項目の作成
【事前学習】現地で実施する聞き取り調査の質問項目について検討し、調査票を作成する。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえて質問項目を修正し、これを完成させる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 長期休暇中に調査を実施しよう③日程を組む
【事前学習】第10~11回の授業内容をふまえて調査日程を組み、おおよその予算を把握する。これらの概要をレジュメにまとめる。 (2時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、調査日程・予算を修正する。また、訪問先に調査への協力を依頼する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
13 長期休暇中に調査を実施しよう④調査計画の報告
【事前学習】第10~12回の授業内容をもとに現地調査の計画の概要、ならびに、現地調査を通じてどのようなデータ・情報を入手し得るかについてレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。第2~13回目の学修内容をレポートとしてまとめる。 (5時間)
【授業形態】対面授業
14 レポートの提出、調査用の名刺の作成
【事前学習】第13回目の事後学習に引き続き、第2~13回目の学修内容をレポートとしてまとめる。 (5時間)
【事後学習】現地調査の日程・費用、および訪問先の状況を確認し、必要に応じて調査日程を調整する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 レポートの返却、全体講評
【事前学習】第14回目の事後学習に引き続き、訪問先の状況を確認する(必要に応じて調査日程を調整する)。 (2時間)
【事後学習】講評を参考に、レポートを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
16 ガイダンス(受講上の諸注意)、後期のスケジュールを確認しよう
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料をもとに修士論文の提出期限などを再度確認しておく。夏季休暇中に行った現地調査の成果をレジュメ・スライドにまとめる。その際に、可能な限り図表も作成する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
17 夏季休暇中に実施した現地調査の結果を報告しよう
【事前学習】第16回目の事後学習に引き続き、夏季休暇中に行った現地調査の成果をレジュメ・スライドにまとめる。その際に、可能な限り図表も作成する。 (5時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
18 本文の執筆①第Ⅰ章(先行研究の概要)
【事前学習】修士論文の論文構成を確定させる。また、先行研究の概要の部分を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、論文構成や第Ⅰ章を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
19 本文の執筆②第Ⅰ章(研究の目的と方法)
【事前学習】修士論文の研究の目的と方法の部分を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、第Ⅰ章全体を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
20 本文の執筆③第Ⅱ章(研究対象地域の概要)
【事前学習】修士論文の研究対象地域の概要の部分を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、第Ⅱ章を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
21 本文の執筆④第Ⅲ章(現地調査の成果)
【事前学習】修士論文の第Ⅲ章(現地調査の成果をまとめた最もオリジナリティの高い部分)を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、第Ⅲ章を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
22 本文の執筆⑤第Ⅳ章(現地調査の成果)
【事前学習】修士論文の第Ⅳ章(現地調査の成果をまとめた最もオリジナリティの高い部分)を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、第Ⅳ章を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
23 本文の執筆⑥第Ⅴ章(結論)・注・参考文献
【事前学習】修士論文の結論(第Ⅴ章)・注・参考文献の部分を執筆する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、第Ⅴ章・注・参考文献を修正する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
24 本文の執筆⑦推敲をしよう
【事前学習】修士論文を全体的に推敲する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、本文を再度推敲する。また、追加すべき図表について検討する。 (10時間)
【授業形態】対面授業
25 本文の執筆⑧図表を追加しよう
【事前学習】第24回目の事後学習に引き続き、本文を推敲する。また、追加すべき図表を作成する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に図表を修正し、論文に挿入する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
26 論文の完成①印刷・製本しよう
【事前学習】修士論文の執筆要綱・作成要領を確認し、論文の体裁を整える。 (5時間)
【事後学習】口頭試問用の発表要旨を作成する。 (5時間)
【授業形態】対面授業
27 論文の完成②口頭試問に向けて発表要旨を作成しよう
【事前学習】第26回の事後学習に引き続き、口頭試問用の発表要旨を作成する。 (5時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、発表要旨を修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
28 論文の完成③口頭試問に向けて発表原稿を作成しよう
【事前学習】口頭試問に向けて発表原稿を作成する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、発表原稿を修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
29 論文の完成④口頭試問に向けてスライドを作成しよう
【事前学習】口頭試問に向けてスライドを作成する。 (10時間)
【事後学習】担当教員からの助言を参考に、スライドを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
30 論文の完成⑤口頭試問の練習をしよう
【事前学習】口頭試問の練習を行う。 (3時間)
【事後学習】質疑応答をふまえ、発表要旨・発表原稿・スライドを修正する。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:第14回目に提出していただきます。(10%)、授業参画度:ゼミ運営への貢献度、質疑応答時の積極性や発言内容をもとに成績を評価します。(20%)、その他:修士論文や発表の内容をもとに成績を評価します。(70%)
・出席回数が極端に少ない、発表時に無断で欠席したなどの場合は、減点の対象となります。ご注意ください。
オフィスアワー 第1回目の授業時にお伝えします。

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