文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 地球情報数理科学専攻 > 基礎数理特別講究Ⅰ
日本大学ロゴ

基礎数理特別講究Ⅰ

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 基礎数理特別講究Ⅰ
教員名 吉田健一
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20231928
授業概要 今後の研究に必要な整数論、グレーブナー基底の初歩を学び、関連する可換代数の理論を学修する。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
今後の研究に必要な整数論とグレーブナー基底の基礎理論を身に付ける。

<到達目標>
・デデキント環の定義を理解し,自分の言葉で説明できる。
・グレーブナー基底の定義を理解し,自分の言葉で説明できる。
授業の形式 講究
授業の方法 少人数のゼミ形式の講義である。
・教員による講義を聴き、演習問題を解く。
・自らテキストを読み,その自分の学修成果を口頭発表する。
・発表内容についての議論の中で,理解を深め,自らの研究に活かせるようにする。
授業計画
1 単項イデアル整域と一意分解環について学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.1節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 整拡大について学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.2節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 整閉包の有限性について学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.3, 4.4節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 イデアル論の基本定理について学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.5節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 分岐指数と剰余指数に関する公式を学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.6節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ガロア拡大におけるイデアルの関係について学修する。
【事前学習】教科書1第4章4.7節の内容をまとめて、発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 Dicksonの補題とHilbertの基底定理について学修する。
【事前学習】教科書2第2章2.1, 2.2の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 単項式順序とイニシャルイデアルについて学修する。
【事前学習】教科書2第2章2.3の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (4時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (4時間)
【授業形態】対面授業
9 割り算アルゴリズムについて学修する。
【事前学習】教科書2第3章3.1の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (1時間)
【授業形態】対面授業
10 グレーブナー基底を求める Buchbergerのアルゴリズムを学修する。
【事前学習】教科書2第3章3.1の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 トーリックイデアルについて学修する。
【事前学習】教科書2第4章4.1の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 有限グラフのトーリック環について学修する。
【事前学習】教科書2第4章3.2の内容をまとめ,発表の準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】ゼミでの発表をもとに,今回の内容を復習しまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 教科書1の演習問題を解く。
【事前学習】第1回から第6回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】解けなかった演習問題について調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 教科書2の演習問題を解く。
【事前学習】第7回から第12回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】解けなかった演習問題について調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 これまでの総復習と演習問題
【事前学習】これまで学修した内容全般を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】これまでの総まとめをし,これからの研究に向けてまとめ直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 森田康夫 『整数論 (基礎数学13)』 東京大学出版会 1999年 第1版
日比孝之 『グレーブナー基底 (すうがくの風景8)』 朝倉書店 2003年 第1版
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度では, 口頭発表の内容, およびその準備状況を総合して評価します.
オフィスアワー 授業前後の時間を含む随時。

このページのトップ