文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 相関理化学専攻 > 反応有機化学特論
日本大学ロゴ

反応有機化学特論

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 反応有機化学特論
教員名 早川一郎
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 相関理化学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面講義と課題を組み合わせて実施する.初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること.受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること.発展的内容については別途資料を配付する.
なお,コロナ禍の対応として,あらかじめ申請・許可した者に関しては遠隔授業(オンライン講義)の受講を認める.毎回演習問題を解答し提出すること.またリアルタイムで講義に参加し,討論にも参加すること.
Blackboard ID 20234869
授業概要 天然物全合成の実際の論文を題材に,以下のトピックスについて講義する.
1.鎖状の立体制御によるマクロライド化合物の合成
2.有機金属反応やラジカル反応による縮環型テルペノイドやアルカロイドの合成
また,全合成に頻出の基礎的反応の演習も行う.
授業のねらい・到達目標 1.アルドール反応の立体選択性を説明できること.
2.環状化合物の合成法を提案できること.
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式:【講義,演習】
毎回講義の冒頭で演習問題を出題する(Blackboardにて演習問題の公開URLを配信)ので30分間自力で解く.解答終了後,解説を行う.
また,天然物合成の論文を題材に,合成戦略や反応機構を講義する.予習は必須ではない.ただし,復習はしっかりすること.
授業計画
1 ガイダンス・天然物合成序論
【事前学習】これまでに学んだ有機化学の反応機構を復習する. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
2 天然物合成を基盤とした医薬品開発(1)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
3 天然物合成を基盤とした医薬品開発(2)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
4 鎖状化合物の合成戦略(1)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
5 鎖状化合物の合成戦略(2)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
6 鎖状化合物の合成戦略(3)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
7 縮環化合物の合成戦略(1)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
8 縮環化合物の合成戦略(2)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
9 縮環化合物の合成戦略(3)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
10 天然物の実用的合成(1)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
11 天然物の実用的合成(2)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
12 天然物の実用的合成(3)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
13 天然物の実用的合成(4)
【事前学習】事前に配布した資料を読んでおく. (2時間)
【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間)
【授業形態】対面授業
14 まとめ:これまでの講義内容を復習し,課題に取り組む(1)(課題研究)
【事前学習】Blackboardに課題を提示するので,関連論文を調べておく. (2時間)
【事後学習】課題について調べてレポートを作成する (2時間)
【授業形態】課題研究
15 まとめ:これまでの講義内容を復習し,課題に取り組む(2)(課題研究)
【事前学習】Blackboardに課題を提示するので,関連論文を調べておく. (2時間)
【事後学習】課題について調べてレポートを作成する. (2時間)
【授業形態】課題研究
その他
教科書 檜山 爲次郎・大嶌 幸一郎  『有機合成化学』  東京化学同人  2012年
毎回の講義に使用する論文,補足プリントは事前に配布します.
参考書 野依 良治・奥山 格・柴崎 正勝・檜山 爲次郎 『ウォーレン 有機化学 上 第2版』 東京化学同人 2015年 第2版
野依 良治・奥山 格・柴崎 正勝・檜山 爲次郎 『ウォーレン 有機化学 下 第2版』 東京化学同人 2015年 第2版
J. Clayden, S.Warren 著, Solutions manual to accompany Organic Chemistry(ウォーレン 有機化学解答書), Oxford University Press, 2013, 2 edition
檜山 爲次郎 訳 『最新有機合成法』 化学同人 2018年 第2版
基礎と最先端の有機化学の橋渡しをしてくれる教科書です.特に『ウォーレン有機化学』は,私はいまでも頼りにしている教科書です.特に有機系の研究室で大学院に進学する学生さんには持っていて欲しい参考書です.
成績評価の方法及び基準 レポート:期末にレポート課題を課す.詳細は講義内で説明する.(20%)、授業参画度:毎回行う演習問題の解答状況と提出状況により評価する.(80%)
毎回行う演習問題の解答状況と提出状況,および期末に課すレポートにより評価します.丁寧に反応機構を書けるようになりましょう.
オフィスアワー 講義に関する質問は講義終了後に受け付けます.
なお,遠隔講義受講者はZoomにて対応します.
備考 シラバスの内容は感染状況により変更することがあります.

このページのトップ