文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 相関理化学専攻 > 細胞内ダイナミクス特論
日本大学ロゴ

細胞内ダイナミクス特論

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 細胞内ダイナミクス特論
教員名 岩本政明
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 相関理化学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20234874
授業概要 遺伝子、ゲノム、染色体、核膜、核膜孔といった細胞核を構成する成分の構造と機能、ならびに、それらの研究手法について学びます。また、さまざまなモデル生物で得られた知見を比較することで、細胞核システムにみられる普遍性と多様性について考えます。
授業のねらい・到達目標 細胞核に関する講義と課題研究を通して、本講終了時までに以下の能力を獲得することを目標とする。
・細胞核の構造と機能を十分に理解し、説明することができる。
・細胞核研究に用いられる代表的な研究手法について説明することができる。
・生物システムの普遍性と多様性を見出し、記述することができる。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 各回の授業テーマに関連した英文資料(教科書、総説論文または原著論文)を授業の始めに配布し、輪読する。それら資料内容における重要項目をパワーポイントスライドと板書を用いて講義形式で解説する。さらに、授業テーマに沿った内容の課題研究を実施する。授業回終盤には授業テーマと自身の特別研究のテーマの関連性についてのプレゼンを全員が行う。
授業参加が難しい特別な事由がある場合は、事前連絡があった場合に限り、別に指示する課題レポートの提出をもって学修機会が確保されるよう対応する。
履修条件 学部において、遺伝子、ゲノム関連の授業を履修していることが望ましいが、絶対ではない。
授業計画
1 授業のねらい、到達目標および授業の方法についての説明、および細胞核全般に関する基礎知識の確認
【事前学習】シラバスを確認するとともに、授業全体の流れを理解しておく。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、細胞核の構造と機能について復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 真核生物の遺伝子の構造と発現機構
【事前学習】真核生物の遺伝子について、学部時代の学修内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 真核生物のゲノムと染色体の構造と機能
【事前学習】前回の授業内容を見直すとともに、真核生物のゲノムと染色体について、学部時代の学修内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 遺伝子、ゲノム、染色体の研究手法について
【事前学習】前回までの授業内容を見直すとともに、細胞生物学研究における研究手法について情報を集めておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 遺伝子、ゲノム、染色体の構造と機能にみられる多様性
【事前学習】さまざまな系統における遺伝子、ゲノム、染色体の構造と機能の特徴を調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 第1回から第5回の授業内容に関する課題研究
【事前学習】第5回までの授業内容を振り返り、ノート、配布資料などに十分に目を通しておく。 (2時間)
【事後学習】自身の課題研究の成果と、受けたコメントを再確認し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】課題研究
7 核膜の構造と機能
【事前学習】核膜の構造と機能について、学部時代の学修内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 核膜孔複合体の構造と機能
【事前学習】核膜孔複合体の構造と機能について、学部時代の学修内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 核-細胞質間輸送のしくみ
【事前学習】核-細胞質間輸送について、学部時代の学修内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 核膜と核輸送系の研究手法について
【事前学習】第7回から第9回までの授業内容を見直すとともに、細胞生物学研究における研究手法について情報を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 核膜と核輸送系にみられる多様性
【事前学習】さまざまな系統における核膜と核輸送系の特徴を調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を完全に読解し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 第7回から第11回の授業内容に関する課題研究
【事前学習】第7回から第11回までの授業内容を振り返り、ノート、配布資料などに十分に目を通しておく。 (2時間)
【事後学習】自身の課題研究の成果と、受けたコメントを再確認し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】課題研究
13 本授業で学修した内容と受講生各人の特別研究のテーマとの関連性についてプレゼンテーションを行う(前半)。
【事前学習】各自プレゼンテーションの資料を準備する。 (2時間)
【事後学習】自身と他者のプレゼンの成果と、受けたコメントを再確認し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 本授業で学修した内容と受講生各人の特別研究のテーマとの関連性についてプレゼンテーションを行う(後半)。
【事前学習】前週の発表者の発表内容と受けたコメントについて再確認する。 (2時間)
【事後学習】自身と他者のプレゼンの成果と、受けたコメントを再確認し、授業内容についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全授業回の復習と解説を行った後、講義全体を振りかえってフリーディスカッションを行う。
【事前学習】これまでの授業で理解できなかったことや疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】討論やコメントされた内容について理解できなかったことや疑問点について調べ、それらをクリアにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 毎回、資料を配布する。
参考書 使用しない。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:複数回の小テスト(40%)、授業参画度:質問に対する応答、ディスカッションへの積極的参加(30%)、プレゼンテーション(30%)
オフィスアワー 質問は、授業終了後に受け付けます。その他の時間帯は研究室へ来室するかメールにて。本館6階生命科学科研究室604に在室していれば随時対応します。

このページのトップ