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令和3年度以前入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
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教員名 | 堀井一摩 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 全学共通教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233631 |
授業概要 | この授業は、芥川龍之介の短編小説を取り上げ、日本の近代小説を読解するための基本的な研究方法・調査方法を演習形式で実践的に学びます。小説の精読や先行研究の調査を通して「問い」を発見し、テーマや語り、同時代のコンテクストなどを多角的に分析することによって自分なりの解釈を作るトレーニングを行います。同時に、演習形式によって発表や討議の作法も身につけていきます。 |
授業のねらい・到達目標 | ①日本近現代文学を読むための基本的な研究方法・調査方法を身につけることができる。 ②方法論を自分の関心領域に接続し、応用できるようになる。 ③発表や討議の作法を身につけることができる。 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1) 〈ディプロマポリシーとの関係性〉 旧カリクラムの場合、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP1,7に対応している。 新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)の場合、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 演習中心ですが、講義も盛り込みます。第2回は講義によって研究発表のスタイルを学びます。第3回以降は、作品ごとにグループを決めて研究発表を行ってもらいます。発表者以外の受講生は事前に教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組んできてください。研究発表に対しては、クラス全体で討議を行います。 フィードバック方法等については、授業内で指示する。 ・対面参加が困難な学生については、Blackboardのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、課題を課してメールまたはzoomによるフィードバックを行う。 |
履修条件 | クラス指定がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の目標、進め方および成績評価の説明、グループの決定【対面】【講義】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書を購入し、担当希望作品を決める (2時間) 【事後学習】次回の課題テクストを読み始める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
村上春樹「UFOが釧路に降りる」をめぐる教員の模擬発表【対面】【講義】(A-4-1)
【事前学習】課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】各自の課題テクストの先行研究を調べ、自分なりの考えをまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「鼻」の報告と討議(グループA)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】発表者は発表資料の準備、他は作品の熟読 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
「地獄変」の報告と討議(グループB)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「奉教人の死」の報告と討議(グループC)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「秋」の報告と討議(グループD)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「舞踏会」の報告と討議(グループE)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
「南京の基督」の報告と討議(グループF)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「藪の中」の報告と討議(グループG)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
「一塊の土」の報告と討議(グループH)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
「玄鶴山房」の報告と討議(グループI)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
「河童」の報告と討議①(グループJ)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
「河童」の報告と討議②(グループK)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】教科書の作品を読み、トレーニングシートの設問に取り組む (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理し、作品を読み直す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
「歯車」の報告と討議(グループL)【対面】【演習】(A-3-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】議論をふまえて自分の発表の修正点をまとめる (2時間) 【事後学習】レポートを書き始める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業の総括とレポートの提出【対面】【演習】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】レポートを作成する (2時間) 【事後学習】授業全体を通して学んだ小説分析の手法を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 芥川龍之介 『羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇』 文藝春秋(文春文庫) 1997年 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度:発表と討議で評価します(70%) 対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価します。 |
オフィスアワー | 水曜4限と木曜3限、7号館4階堀井研究室にて、あるいはメールで質問を受け付けます。 メールアドレスは初回の授業でお知らせします。 |